ウクライナ危機 日本は素材大国だが原料は輸入頼り、調達網の脆弱性解消を急げ 「ウクライナ危機が変える電子産業のかたち」服部コンサルティング インターナショナル 服部 毅氏 日本は、素材大国である。高度な化学、材料技術を基に、他国の企業では生産できないような多種多様な高品質素材を生産している。その効果が、ビジネス面での競争力に最も反映されているのが半導体産業である。他産業とはケタ違いの精密加工を行う半導体産業には、日本企業が寡占状態にあるものが数多くある。例えば、ウエハーの56%、素子構造や配線の平坦化に利用される化学的機械研磨(CMP)の研磨剤(スラリー)はポリシリコン用では65%、ウエハー用では85%、洗浄工程などに用いるフッ化水素酸は83%、最先端の露光技術であるEUV露光向けレジストに至っては100%、日本製である。 ただし、こうした強みを論じる際に忘れてはいけないことがある。日本の
中国の通信機器最大手の華為科技(ファーウェイ)は4月1日、同社の副董事長兼CFO(副会長兼最高財務責任者)の孟晩舟氏が、新たに輪番董事長(交代制の会長職)を兼務すると発表した。 同社の説明によれば、この人事は輪番董事長の1人だった副董事長の郭平氏が同じ日に監事会主席(監査役会議長)に選出され、輪番董事長職を離れたことに伴うものだという。 ファーウェイは2018年に輪番董事長制を導入。輪番董事長は董事会(取締役会)および董事会常務委員会を取り仕切り、任期6カ月の輪番期間中はファーウェイの「会社の顔」の役割も担うポジションだ。 初代の輪番董事長は上述の郭氏、副董事長の胡厚崑氏、同じく徐直軍氏の3人であり、交代するのは今回が初めて。これにより、孟氏は社内で胡氏および徐氏と肩を並べる地位に昇格したことになる。 なお、ファーウェイ創業者の任正非氏の肩書きは総裁兼CEO(最高経営責任者)であり、現在も
日産自動車は2022年4月8日、2028年度の実用化を目指す全固体電池の開発状況を発表した。 全固体電池は重量エネルギー密度を2倍に向上できるため、ピックアップトラックやSUVなど車両サイズが大きく大容量のバッテリーが求められるEV(電気自動車)でバッテリーの重量による走行距離低下を抑制することが期待されている。また、搭載できるバッテリーに限りがある軽自動車を含む小型車のセグメントのEV化にも貢献する。 電解質が液体から固体になることにより運転温度限界を引き上げることができ、充電時間は従来の3分の1に短縮できるとしており、試作したセルでそのめどもつきつつある。運転温度限界が上がることで冷却システムが簡易化できるのはコストにも貢献する。電解質が固体になることで、材料間の副反応が減少することから、低コストな正極材の選択肢も広がる。 こうしたメリットを見込み、2028年度に自社開発の全固体電池を
オレクサンドル・キリリウクさんに解雇を告げる電話がかかってきたのは、ロシア軍がウクライナに侵攻した数時間後のことだった。勤め先の英ビール会社サミュエル・スミスがロシア市場からの撤退を決めたのだ。 「2月24日、私たちは皆、新たな現実に目覚めた」。2018年から同社に勤務してきた33歳のキリリウクさんは語る。同社のビールはロシア、ウクライナ、その他近隣諸国で売り上げを伸ばしていた。 4月13日、オレクサンドル・キリリウクさんに解雇を告げる電話がかかってきたのは、ロシア軍がウクライナに侵攻した数時間後のことだった。写真は3月、ロシア・オムスクで、制裁を受け閉店した中古のアップル製品を扱う店(2022年 ロイター) 皮肉なことに、キリリウクさんはウクライナ人だ。職を求めて旧ソ連諸国からモスクワに移り住んでいたが、プーチン大統領の侵攻に不意打ちを食らった数百万人の1人になる。 西側のロシア制裁によ
[18日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は18日、欧州連合(EU)加盟に関する質問書に対する回答を正式に提出した。これにより、数週間以内にEU加盟候補国の地位を獲得できるとの考えを示した。 欧州委員会のフォンデアライエン委員長が8日にウクライナの首都キーウ(キエフ)を訪問した際、ゼレンスキー氏に質問書を手渡し、ウクライナの加盟に向け迅速に動くと確約していた。 ゼレンスキー大統領は「EU加盟候補国の地位付与を巡る手続きは数週間以内に実施されると確信している。独立と民主主義のためにウクライナが払った代償を踏まえると、(EU加盟は)ウクライナの歴史と国民に恩恵をもたらすと考えている」と述べた。
(CNN) 米国務省のプライス報道官は18日、ウクライナでの戦争について、ロシアをテロ支援国家に指定する可能性も含め、ロシアの責任を問うためのあらゆる方法について検討していると述べた。方針の決定までには数週間かかる可能性があるとしている。 プライス報道官は、ロシアをテロ支援国家に指定する可能性について「事実を詳しく検証し、法を詳しく検証している」と述べ、「もしそれが効果的かつ適切であれば適用する」とCNNに語った。 国務省は、「国際テロ行為を繰り返し支援している」国家をテロ支援国家と定義している。米国が現在、テロ支援国家に指定しているのは北朝鮮、イラン、キューバ、シリアの4カ国のみ。 ウクライナのゼレンスキー大統領は先に、米国のバイデン大統領との電話会談で、ロシアをテロ支援国家に指定するよう要請していた。 ウクライナ戦争をめぐって米政府は既に厳しい対ロシア制裁を科している。これに象徴的な意
戦禍を逃れ、日本へと避難してきたウクライナ人女性が、神妙な顔つきで心境を吐露する。 「今は大変だけど平和になるように祈っている」 画面下の字幕にはそう記されている。4月10日、NHKの正午のニュースで、ウクライナのザポリージャから来日した女性が取り上げられた。祖国を憂い、平和を祈るウクライナ人女性のインタビューに映るが、発言内容に疑問の声を上げるのは、ロシアやウクライナ情勢に詳しい青山学院大学名誉教授の袴田茂樹氏だ。 「実際にニュースを見ていて、強い違和感を持ちました。映像中の女性の言葉は、南方アクセントのロシア語とウクライナ語のミックスで、直訳すると『私たちの勝利を願います。勝利を。ウクライナに栄光あれ』と話しています。戦争に勝つことを願う主旨の発言で、平和云々は語っていない。NHKの字幕は意訳ではなく戦闘を悪とする平和主義の意図的な改変だと感じました」 NHKは昨年12月、東京五輪の公
Innovative Tech: このコーナーでは、テクノロジーの最新研究を紹介するWebメディア「Seamless」を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 米国エネルギー省の研究施設「Pacific Northwest National Laboratory」(PNNL)の研究チームが開発した「A freeze-thaw molten salt battery for seasonal storage」は、電力をあまり失うことなく数カ月にわたって蓄えられるバッテリーだ。風力や太陽光といった再生可能エネルギーによる発電をいったん凍結し、数カ月後に放電する使い方ができる。 夏場の日照時間は冬場より長く、平均して多くの太陽光発電が行われる。他にも、太平洋岸北西部では雪が溶けて大きく膨らんだ川が一連の水力発電ダムに最大出力をもたらし、春から初夏にかけ
激しい攻防が続く、ウクライナ南東部のマリウポリ。ロシア軍は三方向からの包囲を狙い、マリウポリを完全制圧した後も、東部で激しい地上戦が続きそうです。有利に見えながらも士気が低いロシア軍を前に、ウクライナ軍はどう戦おうとしているのでしょうか。 有働由美子キャスター 「(ウクライナ)各地で凄惨な状況になっています。今、最もギリギリの攻防が行われているのが、南東部のマリウポリです」 「ウクライナ側は一貫して『最後まで戦う』としていますが、ロシア側はウクライナ側の兵士たちに投降するよう求め、制圧を急いでいるようにも見えます。ロシア軍がマリウポリを完全に制圧すると、次はどうなっていくのでしょうか?」 小野高弘・日本テレビ解説委員 「完全制圧したら、マリウポリにいた部隊が北上するとみられています。アメリカの政策研究機関の分析によると、同時に今、ロシア軍は東から、そして西のイジューム周辺にも、続々と部隊が
ロシアとウクライナの戦争状態、そして米国や欧州諸国が武器・弾薬や情報を提供してウクライナ軍を支援しながらロシアに対して経済制裁を発動している「代理戦争」的な状況は、このまま長引く可能性が高まっている。 米軍制服組トップのミリー統合参謀本部議長は4月5日、下院軍事委員会の公聴会で、ロシアとウクライナの戦争は「少なくとも数年単位になる」と述べ、長期化するとの見通しを示した。 戦況の面では、ウクライナ東部ドンバス地方でロシア軍が近く、大規模な攻勢に出るとの観測が強まっている。親ロシア派勢力が一方的に独立を宣言しているドネツク、ルガンスク両州のできるだけ広い地域をロシア軍が占領し、かつクリミア半島への回廊を確保する上で重要な都市であるマリウポリを完全に支配下に収める狙いである。 ロシアの記念式典は例年通り ウクライナ軍は、米欧から供与された対戦車兵器などを用いながら、徹底抗戦する構え。ロシアでは、
【Magic stoveをご購入頂きましたご支援者の皆さまへ】 この度Magic stoveの新しい煙突オプションとして「ペレットキット」が登場... 冬キャンや焚き火などに使える!コンパクトで収納便利な薪ストーブがmakuakeで先行販売! 家族や友人や恋人、みんなで火を囲んで団らんのひと時を。 心と身体が暖まれば、キャンプという特別なひと時がより充実した時間になること間違いなし。 秋や冬にキャンプをすると、寝袋やブランケットだけではとても寒い。 寝る時も焚き火の近くにいるような暖かさが欲しい・・・キャンプ中にそんな思いをした人は多いのではないでしょうか? 寒い時期のキャンプも、夏とはまた違った面白さや景色を見せてくれます。しかし、どうしても寒いから外に出たいけど気持ちが億劫になってしまう・・・。 そんな方々に是非キャンプで1つは持って頂きたいのが、テント用薪ストーブです。 テント内部を
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