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国境と中国に関するobata9のブックマーク (4)

  • 中国が台湾より豊かになる日、台湾の人々は何を思うか?

    台湾海峡をめぐる軍事的緊張がますます高まっている、という報道を頻繁に目にする。①中国が軍事力を急速に強化し、②中国と米台との軍事バランスが中国有利に傾いているという客観的事実、および③人民解放軍が台湾に向ける軍事的威圧行為の増大が、多くの軍事安全保障専門家に「軍事侵攻の可能性が高まった」と判断させているのであろう。 ところが10月10日に、中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席と台湾の蔡英文(ツァイ・インウェン)総統が発した言葉を見る限り、そういう緊迫感は全く感じられない。この日は、台湾でいう双十節、中国でいう辛亥革命記念日に当たる。両指導者が、政治的に緊張をあおるのを回避し、両岸関係を安定させようと考えていることが見て取れた。軍事面での動きと指導者の発言とのこの違いは、どうして生じるのであろうか。 習近平、蔡英文ともに「刺激」を避ける 蔡英文演説から見てみよう。最も注目されるのは、「現状

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  • 中国が考える本当の領土?「国恥地図」実物を入手

    中国の「恥」を描いた地図 「国恥地図(こくちちず)」というものがあると耳にした。1997年、「香港返還」の半年後のことだった。香港在住の友人によると、それは中国の古い地図で、復刻版が発売されて話題になっているという。 「国の恥を描いた地図」とは、なんとおぞましい名称だろう。そこには深い恨みと憎悪の念がこめられているようで、聞くだけで恐ろしかったが、怖いもの見たさから興味も湧いた。 ネットで探してみると、国恥地図には5、6種類のパターンがあり、過去100年間の戦争によって外国に奪われた中国の国土範囲を表した地図のようだ。戦前の中華民国の時代に作られたものらしいということもわかった。 無論、現在の国際基準に従ったものではなく、「領土」として示す範囲は実際の中国のゆうに2倍以上はあろうかという荒唐無稽な代物だ。こんな怪しげな地図を、いったいだれが、なんの目的で作ったのか。私は呆然とするばかりだっ

    中国が考える本当の領土?「国恥地図」実物を入手
  • 中国海警法への日本の対応は国際法違反の恐れ~九段線より独善的

    中国が2月、海警局に「武器使用」を認めたことに耳目が集まる。日政府は与党に対し、海警局が尖閣諸島への上陸を強行するなら、兇悪犯罪と見なして危害射撃を加える場合があると説明した。「やられたら、やり返す」と聞こえる。これに対して、日の防衛政策や現場に詳しい香田洋二・元自衛艦隊司令官(海将)は、「国際法をないがしろにしかねない。竹島や北方領土の周辺を航行する海上保安庁の巡視船や、南シナ海で航行の自由作戦を展開する米海軍の艦船を危険にさらす恐れさえある」と指摘する。果たしてそれはなぜか。 (聞き手:森 永輔) 中国が海警法を2月1日に施行しました。海上警備に当たる海警局に武器使用を認めたことが注目されています。例えば第22条で「国家の主権、主権及び管轄権が不法に侵害され、または不法に侵害される危険が差し迫っているとき」は「その侵害を停止し、危険を除去するために、武器の使用を含むあらゆる必要な措

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  • 「中国という隣人」との軋轢 日本と同じ悩みを抱える国・ブータン

    ジャーナリスト。アジア・ビズ・フォーラム主宰。上海財経大学公共経済管理学院・公共経営修士(MPA)。およそ15年滞在した上海で情報誌創刊、“市井の息遣い”から時代の変遷をウォッチ。「中国取材はデッサンと同じ。あらゆる角度から取材して光と影で実像をつかむ」を持論に30年近く中国に向き合う。近年は中国からの人や資の流入をフォロー。ダイヤモンド・オンライン「ChinaReport」は10年を超える長寿コラム。 著書に『中国で勝てる中小企業の人材戦略』(テン・ブックス)、『インバウンドの罠』(時事出版)『バングラデシュ成長企業』(共著、カナリアコミュニケーションズ)、『ポストコロナと中国の世界観』(集広舎)ほか。内外情勢調査会、関西経営管理協会登録講師。宅地建物取引士。3匹のの里親。 China Report 中国は今 90年代より20年超、中国最新事情と日中ビジネス最前線について上海を中心に

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