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土石流と2021に関するobata9のブックマーク (3)

  • 「熱海土石流は人災」土地所有者らを提訴、殺人容疑の刑事告訴も

    7月3日に静岡県熱海市で発生した土石流では26人が命を落とし、131軒の家屋が被災。現在も1人が行方不明となっている。復興や復旧のめどが立たない中、9月28日に被災者や遺族ら70人が土石流の起点となった土地の現所有者、前所有者などに対し、合計で32億円超の損害賠償を求める訴訟を静岡地方裁判所沼津支部に起こした。 静岡県によると、市街地に押し寄せた土石流のうち9割超の土砂が逢初(あいぞめ)川上流部の盛り土由来であった。訴状では「土石流自体が明確に『人災』により生じたものであったと考えている」と指摘しており、土地所有者らの法的責任を追及する姿勢だ。 証拠隠滅や資産隠しにくさび 伊豆山の逢初川上流部に置かれた盛り土には、適切な排水工事や擁壁の設置がなかった。下流域への土砂崩壊の危険性については以前から指摘されていたという。そのため原告側は、盛り土を放置した過失や保存の瑕疵(かし)が土石流の原因に

    「熱海土石流は人災」土地所有者らを提訴、殺人容疑の刑事告訴も
  • 盛り土行為は砂防課に共有されず、知らない間に増えた“不安定な土砂”

    渓流上流部で崩落した盛り土が静岡県熱海市伊豆山(いずさん)の市街地を襲った豪雨災害で、盛り土の開発許可などを指導していた県交通基盤部の都市局土地対策課と砂防ダムを担当する同部河川砂防局砂防課とで、不適切な盛り土の情報を事前に共有できていなかったことが判明した。 県によると、土石流の起点で崩落した土砂の総量は5万5500m3。盛り土はその97%を占める。逢初(あいぞめ)川の最上流部にあった盛り土から400mほど下流側に「砂防ダム」を1基設置していたものの、大量の土砂を受け止めきれず、ダムを乗り越えていった。

    盛り土行為は砂防課に共有されず、知らない間に増えた“不安定な土砂”
  • 熱海の土石流、盛り土が地下水せき止めたか

    静岡県熱海市の伊豆山地区で発生した大規模な土石流について、県や専門家は最上流部にあった盛り土の崩壊が引き金になったとの見方を示す。谷地形を埋め立てた盛り土が、長時間の雨で増加した地下水の流れをせき止めていたとみられる。 土石流の発生範囲と起点になった盛り土周辺の断面図。下段の図は、盛り土前の2009年と盛り土後の19年、土石流の発生後の標高を示す(資料:国土地理院) 地盤工学を専門とする東京電機大学の安田進名誉教授は現場周辺について、「溶岩の上に火山灰や噴出物が広く堆積していて、もともと崩れやすい地質だった」と説明する。ただ、上空から被災地を視察したところ、土砂が崩れた箇所は他になかったという。土石流の発生には、盛り土という人為的な要因が大きく影響しているとみる。 土石流が流れた場所は、急峻(きゅうしゅん)な山間地の谷地形だ。静岡県によると、土石流の起点では約5.4万m3あった盛り土がほぼ

    熱海の土石流、盛り土が地下水せき止めたか
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