実装工程の生産性をマウンタの速度が大きく左右:福田昭のデバイス通信(266) 2019年度版実装技術ロードマップ(74)(1/2 ページ) 今回は実装工程の生産性を左右する2つの要因を解説する。1つは実装設備(主にマウンタ)の速度、もう1つはマウンタにおける部品の補充や段取り換えなどに要する時間である。
実装工程の生産性をマウンタの速度が大きく左右:福田昭のデバイス通信(266) 2019年度版実装技術ロードマップ(74)(1/2 ページ) 今回は実装工程の生産性を左右する2つの要因を解説する。1つは実装設備(主にマウンタ)の速度、もう1つはマウンタにおける部品の補充や段取り換えなどに要する時間である。
関連記事 オムロンが描く“現場”の力を最大化する自動化 オムロンは2018年8月28日、同社のモノづくり革新コンセプト「i-Automation(アイオートメーション)」への取り組みを紹介するととともに、そのモデル工場である京都府の綾部工場での自社実践の様子を紹介した。本稿では前編で「i-Automation」を中心としたオムロンのFA戦略の概要をまとめ、後編で自社実践を行う綾部工場での現場の取り組みをお伝えする。 “ラインイベントゼロ”実現へ、オムロンが機械制御向けAIベンチャーと提携 オムロンは2018年11月29日、製造ラインで発生する不具合などをゼロにする“ラインイベントゼロ”を目指し、AIベンチャーのエイシングと提携し、制御機器向けAIエンジンを共同開発することを発表した。 工場自動化のホワイトスペースを狙え、主戦場は「搬送」と「検査」か 労働力不足が加速する中、人手がかかる作業
半導体製造の後工程に革新が生まれそうだ。コネクテックジャパンは製造プロセスを一新することで、後工程に必要なコストを抑え、実装時間を短縮するフリップチップ実装装置「MONSTER DTF」を開発した。特徴は低荷重、低温で半導体パッケージを基板に実装すること。例えばMEMSパッケージをフリップチップ実装できるようになり、最終製品の小型・軽量化にもつながるという。 半導体の製造コストや製造時間を大幅に改善できる装置「MONSTER DTF(モンスターデスクトップファクトリー)」が登場した。従来の製造装置と比較して、装置調達に必要なコストを40分の1に低減でき、製造時間を3分の1に縮めることが可能だという。 装置を開発したコネクテックジャパンは、「SEMICON Japan 2016」(2016年12月14~16日、東京ビッグサイト)において、開発機を公開。デスクトップファクトリーを実現する世界最
はんだ付けに用いるリフロー炉の操作方法や、実装ラインの品質を管理する現場の人材育成の手法を解説する本連載。今回は、現場で初期の良否判定と解析ができる現場要員を短期間で育成するシステムの構築について紹介する。 1. はじめに 7月号まで、実装現場での不良対策について参考事例や簡単な確認実験方法について紹介してきた。最近は、国内大手の現場においても不良の改善が進んでおらず、特に大手などでは海外展開や人事異動によって経験者が不足しているのと同時に、現場が離れた場所にあるため、すぐに確認対応することができづらい状態である。またその現場でも、派遣社員や請負によって、積極的な改善活動がなされづらい状態にある。中小企業においては、発注元の指示以外の条件で実装することは許されないため、昔のように共同作業や提案がしづらく、相変わらず同じような不良が発生している。 このような状況が、いきおい、必要以上の検査シ
緑豊かな丹沢の麓に位置する神奈川県秦野市。ここには、メインフレームからブレードサーバーまで幅広いサーバー製品を一貫生産する日立製作所のエンタープライズサーバー事業部が生産拠点を置いている。本稿ではその生産現場をレポートする。 日立製作所では、情報のライフラインを支えるプラットフォーム製品として、IAサーバーはもちろんUNIXサーバーやメインフレーム、スーパーコンピューターまで幅広い製品を取りそろえている。さらに最近では、サーバーだけでなく、ネットワーク機器やストレージまでを統合したサービスプラットフォーム「BladeSymphony」を展開している。 こうしたサーバーや関連機器の製造を行なっているのが、今回紹介する日立製作所のエンタープライズサーバ事業部である。同事業部は1962年にコンピュータ部門の専門工場である神奈川工場として発足。以来、日立のコンピューターの開発と製造を手がけてきた。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く