緩和で都市部は大混乱 満を持して3期目を迎えた習近平政権だが、受難が続いている。メンツがかかったゼロコロナ政策は撤回し、経済回復の道筋も見えない。世界一の超大国になるという野望はとっくに朽ち果てていた。 「オミクロン株の感染力の強さを、自分が身をもって知ることになるとは思いませんでした……。市内でPCR検査の壁が一気に取り払われたので、家族3人でスーパーに買い物に行ったんですが、あっという間に全員感染です。すでに近所の薬局では解熱剤の買い占めが始まっており、暴動にならないか不安です」 北京在住のコンサルティング会社の経営者はこう証言する。 中国で再び新型コロナウイルス感染者の拡大が止まらない。顕著なのは首都・北京だ。同市は12月6日、スーパーや商業ビル、公共施設に入る際、陰性証明を示す必要はないと通知した。だが、わずか5日後の11日、北京保健当局は発熱外来の受診者数が前週の16倍に上ると発
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