無線LANが新たなワークスタイルを創出する 無線LANの導入スタイルはさまざまだ。会議室などの共有スペースに部分的に導入している場合もあるし、部署が個別にアクセスポイント(以下、AP)を導入している場合もある。これらは、有線LANの延長上に“ケーブル配線不要”な環境を作っていく典型的な例といえるだろう。だが、このような使い方は、無線LANが持つ潜在能力の一部を利用しているにすぎない。 例えば、オフィスの移転を機に有線LANを廃止し、フリーアドレス化を実現したオフィスがある。自席を持たず、オフィスのどの場所でも自由に仕事ができるメリットに加え、音声統合によってIP電話端末やデュアルバンド携帯電話、スマートフォンを使った新たな無線LAN活用スタイルも生まれる。 運用管理面でも大きなメリットがある。引っ越しや組織の改変などで新たなオフィスを構築する場合、オフィスレイアウトの設計書をベースに、部署
アンテナをアップグレードすることによって、パフォーマンス、通信距離、セキュリティを改善することができる。「無線LANアンテナを理解する PART1」でも説明したように、802.11製品に装備されたダイポールアンテナは、アンテナの軸を中心にすべての方向に信号を放射する。単体で販売されているアンテナは、送信電波を狭い範囲に集中させ、不要な方向への信号を減少させることによって必要な方向への出力を増大させる。 各種のアンテナ オムニ(無指向性)アンテナはダイポールアンテナと同様、水平方向に360度にわたって信号を放射する。オムニアンテナは信号を平たん化することによってゲインを増大させ、形成される垂直ビームの幅は80度(低ゲイン)~7度(高ゲイン)となる(図1)。ゲインが高ければ信号の到達距離が長くなる。例えば、Ciscoの「5.2dBi Ceiling Omni」アンテナの垂直ビーム幅は40度で、
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