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球磨川に関するobata9のブックマーク (3)

  • 床上浸水を防ぎ切れなかった地盤のかさ上げとピロティ建築

    2020年7月豪雨で熊県内に発生した住宅の全壊と床上浸水の合計棟数は、7月21日時点で6439棟に達した。18年7月の西日豪雨による岡山県内の同棟数(6366棟)を上回る数だ。 日経クロステックは著しい住宅被害をもたらした球磨川と支流の氾濫流域にある住宅地を、7月17~19日に地元の建築士の案内で見て回った。 17日と18日は熊県人吉市内にあるアトリエk+建築事務所を主宰する上村清敏代表に、球磨村を中心に案内してもらった。19日は熊県建築士会八代支部の案内で、同支部が支援する八代市坂町を見て回った。 右側が、被災地を案内してくれたアトリエk+建築事務所の上村清敏代表。人吉市内にある上村代表の設計事務所は1階の天井まで浸水した。左側は同行した建物修復支援ネットワーク(新潟市)の長谷川順一代表。災害で被災した建築の支援活動に当たるボランティア組織を主宰する(写真:日経クロステック)

    床上浸水を防ぎ切れなかった地盤のかさ上げとピロティ建築
  • 「100年に1度」情報、洪水予報に反映されず 球磨川氾濫

    7月の豪雨災害で犠牲者50人以上など大きな被害が出た熊県の球磨(くま)川で、気象庁が氾濫発生の約5時間前に「100年に1度」レベルの水位上昇を予測していたが、洪水予報に反映されていなかったことが27日、分かった。指定河川の球磨川では管理者の国土交通省が中心になって水位の実測値に基づく災害予測を行うためで、気象庁の予測が有効に活用されなかった形だ。 九州南部で7月3日夜から降り続いた豪雨で、熊県人吉市の球磨川水位観測所では水位が急上昇し、4日午前4時20分に5段階の警戒レベルで「4」相当の氾濫危険情報が出され、同5時15分に市全域に避難指示が発令された。同50分ごろに氾濫したとみられる。 一方、午前1時時点で同市の流域雨量指数は、午前5時に「30年に1度」レベルの値に、午前6時に「100年に1度」レベルに相当する値に近づくと予測。午前2、3、4時各時点の予測でも「100年に1度」近くに到

    「100年に1度」情報、洪水予報に反映されず 球磨川氾濫
  • 球磨川中流域で水位急上昇、上流の人吉盆地で行き場失う

    7月3日から4日にかけて九州南部を襲った大雨で、全域にわたって氾濫した球磨川。国土交通省が設置した水位計の観測データを基に日経クロステックが分析したところ、氾濫のメカニズムが分かってきた。 国交省の速報値によると、球磨川流域で浸水面積は約1060ha、浸水戸数は約6100戸に上る。中でも浸水被害が大きかったのは上流域にある熊県人吉市で、同省によると市内の約450ha、約3700戸が浸水したとみられる。 球磨川の水位が上昇し始めたのは3日午後3時ごろ。まず、最上流の「多良木」をはじめ、「一武(いちぶ)」や人吉市内の「人吉」といった上流域にある観測所の水位がじわりと上がる。 国土交通省が球磨川に設置した水位計のデータを基に日経クロステックが作成。縦軸は各水位計の零点高に水位観測データを足した値で標高を表す。データがない部分は欠測を示す

    球磨川中流域で水位急上昇、上流の人吉盆地で行き場失う
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