ラピスセミコンダクタは、電流検出用中継基板「CT Sensor Shield 2」を発売した。工作機械の動作中にCTセンサーが出力する誘導電流を蓄電し、電源工事をしなくても蓄電分で半永久的に稼働状況のモニタリングができる。 ラピスセミコンダクタは2018年4月24日、電源工事なしで工作機械の稼働状況をモニタリング可能にする、電流検出用中継基板「CT Sensor Shield 2」を発売した。同基板を使って、同社の無線通信マイコンボード「Lazurite(ラズライト)920J」と市販のCTセンサーを接続し、工作機械の電流変動を計測する。このデータをゲートウェイへ送信することで、既存装置の稼働状況のモニタリングが可能になる。
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