米VESA(ビデオエレクトロニクス規格協会)がノートPCやデスクトップPCのディスプレイを対象にHDR(ハイダイナミックレンジ)品質の基準およびテスト仕様となる「DisplayHDR version 1.0」を策定した。PC用ディスプレイの99%を占める液晶ディスプレイを想定し、システムのパフォーマンスによって3つのレベルを定義している。 Display HDRでは、ディスプレイのパフォーマンスを、ベーシックな「DisplayHDR 400」、ミッドレンジの「DisplayHDR 600」、ハイエンドの「DisplayHDR 1000」という3段階で規定している。400や600といった数字は画面の明るさ(最大輝度)を示し、例えばDisplayHDR 400は1平方メートルあたり400cd(カンデラ)、つまり400nitsだ。「400nitsをスタートポイントとしたことで、一般的なノートPC
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