すっごい滑るけど荷重を加えるとくっつく「滑る超音波透過シート」、東芝が開発:材料技術(1/2 ページ) 東芝がインフラなどの保守点検に用いられる超音波非破壊検査向けに超音波を通す超音波伝搬性と装置の滑らかな操作性を両立する「滑る超音波透過シート」を開発。今後、インフラ点検用ロボットをはじめさまざまな用途で社内外での活用に向けた提案を進め、2024年度末までに製品化することを目標としている。
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すっごい滑るけど荷重を加えるとくっつく「滑る超音波透過シート」、東芝が開発:材料技術(1/2 ページ) 東芝がインフラなどの保守点検に用いられる超音波非破壊検査向けに超音波を通す超音波伝搬性と装置の滑らかな操作性を両立する「滑る超音波透過シート」を開発。今後、インフラ点検用ロボットをはじめさまざまな用途で社内外での活用に向けた提案を進め、2024年度末までに製品化することを目標としている。
加コンコルディア大学の研究チームが、超音波を使って液体を固形物に成形する方法を発見した。この3Dプリント技法を用いると、人の体内で直接医療用インプラントを構築できる可能性がある。 研究チームによると、この手法は「ダイレクトサウンドプリンティング」(DSP)と呼ばれ、液体樹脂の1点に超高周波の音波を1兆分の1秒だけ当てるという。この音波はほんの一瞬だが非常に強力で、化学反応を起こして樹脂を固めるのに十分なエネルギーを持った極小の気泡を発生させる。 3Dプリントは、プラスチックの射出成形といった大量生産方式ほど経済的ではないが、一部の分野で利用が広がっている。具体的な用途としては、試作品の作成、カスタマイズされたアメフト用のヘルメットのような1回限りの製品の生産、従来の方法では不可能な形状の構築などがある。 音を利用した3Dプリントは、アディティブマニュファクチャリング(積層造形)業界に新たな
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東北大学は、低出力パルス波超音波がマウスのアルツハイマー型認知症モデルにおいて認知機能低下を抑制する可能性があることを見出し、2018年6月より医師主導治験を開始した。 東北大学は2019年3月14日、低出力パルス波超音波(low-intensity pulsed ultrasound:LIPUS)がマウスのアルツハイマー型認知症モデルにおいて認知機能低下を抑制する可能性があることを見出し、2018年6月より医師主導治験を開始したと発表した。同大学大学院医学系研究科 教授の下川宏明氏らの研究グループによるものだ。 アルツハイマー型認知症には症状改善薬はいくつかあるが、根本的な解決策となる治療法が確立されていない。そのような中、低侵襲性治療とされるLIPUS治療が、認知症に対する新たな治療手段として研究が始まっている。 同研究グループは、以前より虚血性心疾患に対するLIPUS治療の有効性と安
カリフォルニア大学サンディエゴ校のナノ工学のシェン・シュウ教授ら研究チームは、構造物などの強度を調べる超音波検査に使用可能な伸縮性のあるパッチを開発しました。このパッチの登場により、これまで困難とされていた、エンジン部品やタービンなど複雑な形状の物に対して超音波検査が可能になるとのことです。 Flexible Ultrasound Patch Could Make it Easier to Inspect Damage in Odd-Shaped Structures http://ucsdnews.ucsd.edu/pressrelease/flexible_ultrasound_patch_could_make_it_easier_to_inspect_damage_in_odd_sha 超音波パッチは、機械や建設部品に貼りつけたあと、パッチの面の直下にある損傷の有無を調べるための検査
超音波溶着とは熱可塑性樹脂を微細な超音波振動と加圧力によって瞬時に溶融し、接合する加工技術です。 この接合方法は、成形品の溶着だけでなく、ボスのカシメやスポット溶着、フィルムや不織布のシール、金属のインサートなど幅広い分野において使用されています。 但し、超音波溶着が適用可能なプラスチックは熱可塑性樹脂(熱を加えると溶融する樹脂)に限られ、ウレタンやエポキシ樹脂などの熱硬化性樹脂には適用できません。 ここでは超音波溶着の原理について説明します。 超音波溶着機(超音波ウェルダー)は、電気エネルギーを機械的振動エネルギーに変換し、また同時に加圧をかけることにより2つの熱可塑性樹脂パーツの接合面に強力な摩擦熱を発生させ、樹脂を溶融し結合させます。 これを更に詳しく述べると、まず50/60Hzの電気的信号を発振器(ジェネレーター)によって20kHz(もしくは35kHz)の電気的信号に変換します。
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