(国際ジャーナリスト・木村正人) 驚愕の得票率 [ロンドン発]3月17日開票が行われたロシア大統領選で、ウラジーミル・プーチン大統領が87%の得票率(投票率は74%)で通算5選を果たした。前回2018年大統領選の78%を上回る過去最高の得票率だ。
![得票率87%、「永世大統領」化するプーチン、戦時体制強化でロシアはさらに暴走する | JBpress (ジェイビープレス)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/972f48748dd62298e2ff92837efcbb56ee6bcf2d/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fjbpress.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2Fa%2Fb%2F1200mw%2Fimg_ab5ccbdbc07612d5bec554b1ad8c909e6111476.jpg)
(国際ジャーナリスト・木村正人) 驚愕の得票率 [ロンドン発]3月17日開票が行われたロシア大統領選で、ウラジーミル・プーチン大統領が87%の得票率(投票率は74%)で通算5選を果たした。前回2018年大統領選の78%を上回る過去最高の得票率だ。
「すでに多くの人たちが指摘しているが、今回の選挙は恐らく我が国の歴史で最も透明で、もっとも清潔だったと言えるだろう」――。今月3日、プーチン大統領はロシア中央選挙管理委員会のパムフィーロワ委員長と会談し、3月18日に投開票された大統領選の運営を高く評価した。 中央選管の労をねぎらう意図なのだろうが、プーチン氏の発言には当然のことながら、自らが「公正な選挙」で大勝したとの自負がうかがえる。実際、今回の大統領選ではいくつかの選挙区で不正が発覚したものの、2011年12月の下院選の時のような大規模で組織的な票の水増しや不正操作はなかったとされている。 確かに大勝だった。中央選管が発表した最終結果によれば、投票率は67.5%で、プーチン氏は76.69%を得票した。得票率は過去最高だ。しかも今回は1億900万8428人の全有権者のうち、約5643万人がプーチン氏に投票した。ロシアの大統領選で初めて、
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