アマチュア無線局は、1995年の136万局超をピークに携帯電話などの新しい無線メディアの普及により漸減し、2022年3月末でおよそ37万8000局となった。しかし、JARLやその関連団体の各種のキャンペーンや協力、最盛期にアマチュア無線をしていた人たちのカムバックなどで、アクティビティーが上昇。20、21年と2年連続してJARLの会員数は増加(21年3月で前年同月比288人増加)している。また、20~21年にかけ、アマチュア無線関連の法令が改正され、アマチュア無線の普及や社会貢献に関する活動への規制が緩和された。この中には、無資格者の体験運用制度拡大(図)や非営利に限るが、社会活動にも活用できる改正も含まれる。なお、これらの活動への参加は任意。 制度改正による若年層へのアマチュア無線の普及への取り組みも加速している。昨年の「デジタル変革(DX)時代電波政策懇談会」報告書で「アマチュア無線を
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