管理釣り場のメリットの一つに、データを取りやすいということがある。蓄積されたデータのおかげで、わずかな違いが釣果にどう影響するのかが分かりやすくなる。このストローを使ったインジケーターも、そうして磨かれた一つの到達点である。 この記事は2016年2月号に掲載されたものを再編集しています。 《Profile》 田中 篤(たなか・あつし) 1959年北海道北部出身で、家のすぐ近くにはヤマメがたくさんいる環境で育った。フライ歴35年で現在は横浜市在住。趣味として渓流魚の分布調査を行なっている。管理釣り場トーナメント「T-Area Games」では優勝2回、2位2回、3位2回の成績。 インジケーターの変遷。ストローにたどり行くまで 私はこれまで、いろいろなインジケーターを考案してきた。吸い込み抵抗が少なく視認性の高いものを求め、結局は立ちウキタイプにたどり着いた。 安くて軽量のものを考案して自作し
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