2005年くらいから,従来のASPが抱えていた欠点を解消したASPがSaaS(Software as a Service)と呼ばれるようになり,再び脚光を浴びるようになった。Part2では,ASPとSaaSの違いを説明するとともに,SaaSの推進要因を,外部環境の変化,ユーザー側のメリット,ベンダーのメリットという3つの側面から解説する。さらに,SaaSの進化にも触れる。 現在,脚光を浴びているSaaSとは,「Software as a Service」のアルファベットの頭文字をとったもので,日本語では,「サービスとしてのソフトウエア」と訳される。 「サービスとしての」というのは,利用前にライセンスを購入することによってのみ利用可能であったパッケージ・ソフトウエアとの対比で使われている。つまり,水道や電気のような公共サービスと同様に,必要に応じて利用申し込みをすれば,ベンダー側で既にサービ
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