日経コンピュータ副編集長,日経ビジネス編集委員, ビズテックプロジェクト担当,経営とIT新潮流2006編集担当 トヨタ自動車が,IT(情報技術)の2007年問題について抜本的な対策を講じていたことが明らかになった。その対策とは,ブラックボックスになっていた基幹情報システムを一から作り直すというもの。最もリスクが大きいやり方だが,老朽化・肥大化してしまい全貌が分からなくなっている情報システムを一掃し,同時に情報化を牽引する人材を育てるには基幹システムの全面刷新しかない,とトヨタは判断した。 トヨタは,社内情報システムに関する取材を受けないことで知られる。そこで情報化の総合誌である日経コンピュータは独自取材により,トヨタが部品表データベースと基幹システムの再構築に踏み切った経緯,開発プロジェクトの顛末と成果まで,「トヨタ流西暦2007年問題対策」の全貌を探り出し,2006年7月24日号の特集記
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