日本郵船は、同社グループが保有する、メタノール燃料の新造ケミカルタンカーが韓国で竣工したと発表。燃料のメタノールに水を加えて燃焼温度を下げることで、窒素酸化物(NOx)の生成を抑える新技術を採用しているという。 日本郵船は2022年1月27日(木)、同社グループのNYバルクシップ・アジアが保有する、メタノールを燃料とする新造ケミカルタンカー「SEYMOUR SUN(シーモア・サン)」が同日、韓国の造船所・現代尾浦造船(ヒュンダイミポぞうせん)で竣工した、と発表した。 同船は、全長約186m、全幅約32.2m、総トン数3万873t。重油だけでなく環境負荷の低いメタノールも燃料として使用できる二元燃料エンジン搭載船だ。 またメタノールを燃料として航行する際、メタノールに水を加えて燃焼時の温度を下げることで窒素酸化物(NOx)の生成を抑える新技術を採用している。 これにより、従来必要とされていた
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