「安いが一番!」は中国のおじさんも同じだった 2009年の中国電脳街はどことなく活気がない。中国でも電脳街があるような大きな都市に住む人たちには、すでにPCが行き渡り、一度購入したPCは修理屋に持ち込んで末永く愛用するのが中国流なので、買い換えサイクルはインテルが推奨する3年間よりずっとずっと長い(このあたりの事情は「壊れたら買う、じゃなくて、直す!」な中国の“デジモノ修理屋”稼業を参照のこと)。 また、この連載でも、「神舟」が導く中国“激安”PC市場で中国のPC市場で起こっている激安事情を紹介したが、PCメーカーの値下げ競争も2009にはほぼ終息し、いま、中国のPCメーカーは一体型PCなどでデザインで競うようになっている。 このように、価格からPCの魅力で競い始めた中国のPC市場で、携帯電話事業者による「ノートPCやNetbookと3Gデータカードを組み合わせた安売り商法」が本格化してい