産業用途向けのフラッシュストレージを手掛けるスイスのSwissbit(スイスビット)は、2021年11月にセキュリティ機能付きのmicroSDカード「iShield Camera」を発表した。 名前の通り、ドローンやボディーカメラ、アクションカメラなど、カメラを搭載している機器に向けたmicroSDカードで、データを暗号化しながら書き込むので、データの改ざんや、管理者以外の人間によるデータへのアクセスといった不正に対してセキュリティを高めることができる。 使用には、Swissbitが無償で提供するソフトウェアツール「iCCT(Swissbit iShield Camera Card Tool)」が必要になる。iCCTをインストールしたホストPC(Windows、MacOS、Linuxのいずれにも対応)で、iShield Cameraのセキュリティ設定を行う。具体的にはPINを登録する。登録
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