現在の電気機器では、プリント基板にFR-4などのガラスエポキシ(ガラエポ)材料が広く使われている。本来、ガラエポ基板は不燃性であり、基板が単体で燃えることは無い。しかし筆者は、部品が実装されていないにもかかわらず、ガラエポ基板が燃えるという珍しい事故に遭遇した。今回はこの事例を紹介する。 →「Wired, Weird」連載一覧 筆者は今までにいろいろな基板の焼損事故に遭遇した。それらのうちほとんどは、プリント基板に実装された部品に過電圧や過電流が印加され、部品が過電力になって焼損したものである。 基板の素材として、30年以上前は民生向けで安価な白色の紙エポキシの基板を使っていたが、この素材は燃えやすい自燃(じねん)性であり、最近はあまり見かけなくなっている。近年は、安全仕様が強化されて、緑色のFR-4などのガラスエポキシ(以下、ガラエポと略す)基板が採用されている。 ガラエポ基板は不燃性で
かつて故スティーブ・ジョブズ(Steve Jobs)氏率いるアップル(Apple)は、パソコン(Mac)、携帯音楽プレーヤー(iPod)、携帯電話端末(iPhone)の各分野にユーザーフレンドリーな製品を持ち込み、それぞれの世界の様相を一変させた。そしていま、これらと同様の大きな変化をホームオートメーションの世界に持ち込もうとしている米ベンチャー企業ネスト・ラボ(Nest Labs)に米国のメディアから大きな注目が集まっている。 ▼Nest | The Learning Thermostat 米国時間25日には、ネスト・ラボがこれまで極秘に開発を続けていた製品をついに発表したとして、New York TimesやReuters、それにTechCrunchなどがこの話題を大きく採り上げている。なかでも、著名なIT系ライターのスティーブン・レビィー(Steven Levy)氏がWiredに寄
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