■志位和夫・共産党委員長 麻生太郎副総理が自分の心情としてナチズムを肯定していないといくら言おうとも、発言そのものは、ナチズムを肯定しているとしか読み取りようがない。大きな背景として、安倍政権のよって立つ基本的問題点がある。 よく安倍首相が「価値観外交」と言うが、世界共通の価値観とならなければならないのは、日独伊が行ったファシズムと侵略戦争を二度と繰り返してはならないということ。ところが、安倍さんは過去の侵略戦争を肯定する考え方が根底に横たわっている。世界共通の価値観から外れた特異な価値観に立っている政権全体の問題点が麻生氏の発言に表れている。(国会内での記者会見で) 関連記事麻生副総理の憲法改正めぐる発言要旨8/1「護憲と叫べば平和が来るなんて大間違い」麻生副総理7/29「連合、調子良すぎるんじゃないの?」 麻生副総理7/14「アベノミクスを継続させてください」麻生副総理7/13「