関東学院大の横浜・関内キャンパスが、関内駅近くの横浜市教育文化センター跡地(神奈川県中区)に完成した。一部の学部が来年四月に移転するほか、同センターが公的役割を担っていた精神を引き継ぎ、地域と協力して課題解決を目指す「社会連携教育」の拠点を目指す。カフェなどの一部施設は来月から順次開放する。(志村彰太) 地上十七階、地下二階で高さ七十五メートル。最上階から横浜の景色を一望できる。低層階は一般利用もできる「テンネー記念ホール」(六百五十席)、コワーキングスペース、デジタル図書館などがあり、教室は高層階。十一学部十四学科のうち、金沢八景キャンパス(横浜市金沢区)にある法学部、経営学部、人間共生学部コミュニケーション学科が移転し、三千三百人の学生が学ぶ。