マスク姿の人々で混雑する、JR東京駅の東海道新幹線の構内=2022年12月29日午前(鴨志田拓海撮影) 新型コロナウイルス拡大防止対策のマスク着用を「個人の判断」に委ねる政府方針が、13日から適用される。政府は、混雑した電車やバスでの着用は引き続き推奨している。だが、航空・鉄道業界は、乗客には混雑時も着用を呼び掛けず、場所や状況で対応に変化をつけない。国内外から来た多くの乗客が利用する公共交通機関には「分かりやすさ」が重要だとの考えで、政府方針より踏み込んだ対応となる。 13日からのマスク着用ルールを巡り、接客業務を伴う多くの業界は、従業員の着用を継続する。だが、国内航空各社でつくる定期航空協会などは、改定中のコロナ対策ガイドラインで、スタッフも含めて航空機内や空港内で着用は個人の判断とする。 空港ターミナルから搭乗機まで乗客を輸送するバス内は混雑するケースが多く、最後まで検討対象となって
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