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  • 物理を学びたい人文学徒のための読書案内

    人文系の学科に籍を置く大学生・大学院生や,現在大学に所属してない方など,物理のフォーマルな教育を受ける機会がない(あるいはなかった)方で,大学レベルの物理を学びたいと思っている方は多いと思う.しかし,カリキュラムを組んでくれる先生や,どのように学習を進めればいいのかについて情報交換してくれる友人・先輩がいない環境で,ゼロから物理を学ぶのは非常に難しい.知識がない状態では,あるトピックについて学ぶ上でどのような予備知識が要求されるのか分からないし,選んだ教科書が自分の知識レベルに合っているかどうかを判別することも難しいからだ.その結果,自分の知識レベルでは太刀打ちできない本を読もうとして,結局挫折することになる(私もそのような経験を何度かした). この読書案内は,物理をこれから学ぼうと思う人が直面するこの最初の大きなハードルを乗り越える一助になればと思って書いた.もちろん人文系の学生に限らず

    • 正しいことを言ってても「最低のタイミングで最低のコミュニケーションとる人」が多いような気がするンゴ - 頭の上にミカンをのせる

      あのさぁ……(Domino-Rさんには心底うんざりさせられる) Domino-R ただ「政治の話にふさわしい時」なんて永遠に来ないのよ。少数者とは、ルールを逸脱しなければ大勢に声を届けることができない者のことなの。「モノを言うならオレたちに敬意を払え」と言えるのは誰かは自問しよう。 そんなこと私は百も承知だし、今回の件が「マイノリティ抑圧」だと思ったらちゃんとそう書くよ。つい最近も書いたでしょ。 www.tyoshiki.com しかし、どう考えても今回の件「ルールを逸脱しなければ大勢に声を届けることができない者」という意味のマイノリティの話じゃないでしょ。むしろ普段からめちゃくちゃ声でかいしところわきまえずに騒ぎまってて迷惑だと思われてるくらいに大勢に声を届けてるでしょって言ってんだよ。マイノリティでない人たちが、自己正当化のためにマイノリティを自称する行為は、普通にマイノリティの立場を

        正しいことを言ってても「最低のタイミングで最低のコミュニケーションとる人」が多いような気がするンゴ - 頭の上にミカンをのせる
      • 読者が変えたベストセラー――『日本国紀』元版と文庫版を検証すると(後編)|じんぶん堂

        記事:幻戯書房 『もう一つ上の日本史』と『日本国紀』単行本・文庫版 書籍情報はこちら 前回の続きです。 「前編」の最後で、私は、『もう一つ上の日本史』に対する『[新版]日本国紀』の反応を数え上げ、次のように書きました。 採用:300箇所以上 無視:100箇所以上 反論:50箇所以上 (……)(「採用」のカウントについては)助言の他、データの誤りの訂正、込み入ったニュアンスの反映、「〜である」という断言から「〜という説もある」といったトーンダウン、デマエピソードの完全削除、などを含んでいます。 今回はまず、「採用」の具体例をいくつか紹介しましょう。引用文による比較が続くので、記事として平板な印象を与えるかもしれませんが、よーく読んでいただければ、その影響がおわかりになると思います。 実際、どのように「修正」されているのか? さて、「助言」は前回挙げたので、「データの誤りの訂正」から。(以下、

          読者が変えたベストセラー――『日本国紀』元版と文庫版を検証すると(後編)|じんぶん堂
        • 「いまを生きる」に自覚的になる『瞬間を生きる哲学』

          tumblr で知った仏陀の言葉が好きだ。 過去にとらわれるな 未来を夢見るな いま、この瞬間に集中しろ Do not dwell in the past, Do not dream of the future, Concentrate the mind on the present moment. そう、わたしは過去や未来ばかり見る。やったことを後悔し、不確かなことを心配する。ああすれば良かったと憤慨し、こうなったらダメだと心を痛める。 この、今を後回しにする生き方を批判し、「いま」「ここ」に充足する方法を考察したのが『瞬間を生きる哲学』だ。哲学や芸術から援用し、瞬間を生きるための具体的な技術を指し示す。 生のユーティリティ化 たとえば、今を後回しにして、「何かのため」に生きる生き方を、「生のユーティリティ化」と喝破したところがすごい。ユーティリティとは、「有用性」「効用」と訳され、何ら

            「いまを生きる」に自覚的になる『瞬間を生きる哲学』
          • 美学をしない人のための簡単な美学リーディングリスト:音楽とその他について|村上麗奈

            概要この記事は美学を専門的にやらない人間のための文献リストです。専門的に研究をしている方が書いた美学や分析哲学の文献リストはいくつかありますが、これはそれよらよりもかなり初心者向けです。「美学を学びたい」という人よりも「音楽について哲学的に考えたい」みたいな感じの人を想定しています。趣味で美学のトピックを読み漁っているだけの私が今まで読んだ本に基づいているので、美学は美学でもかなり偏りがあります。美学の概要と音楽美学、また興味のあるトピックに関する書籍の紹介となります。 専門的に美学をやりたい人は研究者の文献リストを参考にするなどしてください。

              美学をしない人のための簡単な美学リーディングリスト:音楽とその他について|村上麗奈
            • 【追記あり】誤算は"契約2年前後で会員に起こる特徴"にあった…『日本酒のサブスクリプション』が失敗してしまった理由が興味深い

              Ryuta Ichinose @ryu_progressive 日米企業の分析、ビジネスモデルの解説、マーケットの最新情報を投資家・ビジネスパーソンに向けて発信するアカウント。成長に設備投資を必要とせず、持続的なキャッシュ創出力の高い企業が好き。ポーカーが趣味。@buffett_code(https://t.co/kPL3RY7Hf2)ギルド1期 Ryuta Ichinose @ryu_progressive 日本酒サブスク失敗の理由。なるほど。 顧客の好みに合わせて日本酒を定期的に届けるサブスクサービス。 月額3,150円で4合瓶 or 月額5,250円で1升瓶 誤算だったのは、契約後2年前後で会員が「卒業」していくこと。 選び方がわからないことが動機で契約した会員は知識がつくと離れていったんですね。 pic.twitter.com/HI2p8rGVbt 2019-10-23 15:41

                【追記あり】誤算は"契約2年前後で会員に起こる特徴"にあった…『日本酒のサブスクリプション』が失敗してしまった理由が興味深い
              • 資本主義だけ残った | 世界を制するシステムの未来 | みすず書房

                「理論、データ、歴史、批判的思考――社会科学の頂点のひとつがここにある。格差は誰かのせいでも、ましてや自分のせいでもない。それは資本主義のシステムにあるのだ」 吉田徹(同志社大学教授) 『エコノミスト』誌ベストブック 『フィナンシャルタイムズ』紙ベストブック 『フォーリン・アフェアーズ』誌ベストブック 『プロマーケット』誌ベストブック 『プロスペクト』誌ベストブック 「われわれの未来についての、重要な問題をすべて提示している」ゴードン・ブラウン(元英首相) 「経済統計の第一人者[による]豊かな議論だ」ジェームズ・K・ガルブレイス(テキサス大学オースティン校教授) 「北京に住むのか、ニューヨークに住むのか、決断のときは近づいている」エドワード・ルース(『フィナンシャル・タイムズ』紙) 「この二つの資本主義が世界情勢を支配している。両者の共進化が今後数十年の歴史を形成することになるだろう」『エ

                  資本主義だけ残った | 世界を制するシステムの未来 | みすず書房
                • 【保存版】課題から探すAI・機械学習の最新事例57選 | 宙畑

                  世の中の企業がどのように機械学習を活用しているのか事例を知り、業界全体や自社の目の前の業務で抱えている課題解決に活かせるかを考えるきっかけとなるよう、52種類の事例を紹介します。 近年、AIにおける要素技術のひとつである「機械学習」を活用したニュースを耳にすることが多く、漠然と自社でも活用したほうが良いのではないかと考えている方は多いのではないでしょうか。 世の中の企業がどのように機械学習を活用しているのか事例を知り、業界全体や自社の目の前の業務で抱えている課題解決に活かせるかを考えるきっかけとなるよう、57種類の事例を紹介します。 宇宙ビジネスメディアである本サイト「宙畑(そらばたけ)」では、そんな「機械学習」にインプットするデータの一つとして、俯瞰的・継続的にデータを取得可能な「衛星データ」を提案しています。事例と合わせて、「衛星データ」の可能性にも注目いただけると幸いです。 ※202

                    【保存版】課題から探すAI・機械学習の最新事例57選 | 宙畑
                  • 『科学を語るとはどういうことか 科学者、哲学者にモノ申す 増補版』への提題|Web河出

                    提題全文掲載 単行本 - 自然科学 『科学を語るとはどういうことか 科学者、哲学者にモノ申す 増補版』への提題 松王政浩/谷村省吾 2021.05.28 2013年刊行の『科学を語るとはどういうことか』新版のため、須藤靖氏と伊勢田哲治氏に新たに対談していただくにあたり、松王政浩氏(科学哲学者)と谷村省吾氏(理論物理学者)に、提題をお願いしました。書籍には対談の体裁上、一部のみしか掲載できなかったため、全文を、こちらでお読みいただけるようにしています。これらの提題をもとに繰り広げられた議論については、ぜひ『科学を語るとはどういうことか 増補版』にてお楽しみください。 ■松王政浩氏からの提題 1(書籍p.311) 本書が「科学」対「科学哲学」という構図でありながら、科学側の視点としては、概ね須藤さんの「物理学者」の視点でしか語られていない。この本の副題は本来「物理学者、哲学者にモノ申す」とすべ

                      『科学を語るとはどういうことか 科学者、哲学者にモノ申す 増補版』への提題|Web河出
                    • 神的存在を人格化せずにはいられないのはなぜなのか──『人類はなぜ〈神〉を生み出したのか?』

                      人類はなぜ〈神〉を生み出したのか? (文春e-book) 作者:レザー・アスラン出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2020/02/10メディア: Kindle版人類はなぜ神を生み出したのか。神話の中にいる神はたいていの場合人間形態で、超越的な力を持っていながらも同時に歪みもあれば洗練されてもいない実に人間的な存在として描かれていることが多い。とはいえ、神を人間を遥かに超える能力を持って場合によってはこの世界を創造したりしなかったりした超常的な存在だと考えれば、もっと抽象的でもやもやとしている存在であってもおかしくなさそうである。 なぜ、神は今のような形で我々によって作り出されたのだろう? 我々は神をどのような理由で作り出したのだろう? 人類の生存上理にかなっていたからなのか? それとも、偶然に生まれえたのか? たとえば、ドイツの哲学者ルートヴィヒ・フォイエルバッハは、〈神〉概念が成功し

                        神的存在を人格化せずにはいられないのはなぜなのか──『人類はなぜ〈神〉を生み出したのか?』
                      • ラフィ『カストロ』:ほぼ唯一のまともな意味での伝記。視点も批判的だが明確で最新。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」

                        Executive Summary ラフィ『カストロ』(原書房、2017) は、2021年時点で日本で出ている最新のカストロ伝。他の伝記が公式プロパガンダの羅列にとどまるのに対し、カストロに対するきわめて批判的な視点を元に、一般人がカストロの生涯を見て疑問に思う、革命への参入動機、少人数なのになぜ勝利できたのか、その後もなぜ権力が続いたか、ソ連の工作の影響などについて、明解な視点と説得力ある記述を行っている。 米ソ関係とその中のキューバ の位置づけ、という視点しかない他の伝記に比べ、南米におけるコミンテルンのオルグ活動、兄弟の戦略的な役割分担、政権を取ってからの壮絶な粛清と政敵弾圧の記述は圧巻。また文化的弾圧、人間関係、政策評価など他の伝記で無視されている内容にも、詳細な分析が行われる。 批判的なその論旨に賛成だろうと反対だろうと、議論の基盤として使える情報と論理があり、読者が自分の立ち位

                          ラフィ『カストロ』:ほぼ唯一のまともな意味での伝記。視点も批判的だが明確で最新。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」
                        • 本は読む側にも旬がある。昔好きだった本を読み返したら楽しめなかったのは、自分が変わってしまったから?

                          鮎瀬 @rinngonouka 「読書年齢」の話していいですか 昨日、中学生時代に愛読していた本の文庫版を借りたんです 久しぶりに読み返してみるか〜とワクワクしながらページを開いたんですけど なんだか文章が頭に入ってこない 面白いんだけど、当時感じた鮮烈な面白さじゃないんですよ 2021-12-15 13:59:10 鮎瀬 @rinngonouka なるほど文庫版だからかな、と最初は思った 本の読みやすさや印象はページレイアウトでかなり変わるんです 行間やフォントはもちろん、文庫版だったから段組が違う だから少しリズムの感覚が崩れるのかなと思ってたんですけど 違った そもそもそこにある文章があまり琴線に触れてこなかった 2021-12-15 14:00:53 鮎瀬 @rinngonouka それでもう実感したんですよ、本そのものに旬はなくても、読者には旬があるんだって あれだけ大好きで世界

                            本は読む側にも旬がある。昔好きだった本を読み返したら楽しめなかったのは、自分が変わってしまったから?
                          • 生理用品の社会史、男性も女性もみんな読むべき - おたまの日記

                            田中ひかる著『生理用品の社会史 タブーから一大ビジネスへ』を読みました。 生理用品の歴史を知らなすぎる私たち 実は、2011年の11月11日は、使い捨てナプキンが誕生してから、ちょうど50年目にあたる記念すべき日だった。それにもかかわらず、この日、一切のメディアがこのことに触れなかったことに、私は一抹の寂しさを感じた。なぜなら、生理用品に触れずして、女性の歴史は語れないと思っているからだ。たとえば、使い捨てナプキンが誕生していなければ、高度経済成長期の女性の社会進出はもっと鈍かったであろうし、生理休暇が形骸化した背景には、生理用品の進化があった。 これほど重要なモノの歴史について、私たちは知らなすぎるのではないか?そこでまとめたのが本書である。 (『生理用品の社会史』はじめに より引用) この本、知らないことだらけでした。 本書の冒頭に「今日の日本の有経女性(月経のある女性)はみな、『ナプ

                              生理用品の社会史、男性も女性もみんな読むべき - おたまの日記
                            • 「100分de名著」プロデューサーは本棚を使って脳内をシャッフルする|私と本棚|秋満吉彦

                              NHK Eテレの「100分de名著」は、気になりつつも手が出づらい古典の魅力をあらためて教えてくれる人気教養番組。長く続く番組を支えるプロデューサーの方はどんな本棚を持ってらっしゃるのでしょうか? どうやら本棚と仕事の関係は相当深いようです。 「本棚の編集」でパターン化する自分を壊していく

                                「100分de名著」プロデューサーは本棚を使って脳内をシャッフルする|私と本棚|秋満吉彦
                              • 引用回数の多い本で価値観が分かるという説 - 本しゃぶり

                                インパクトファクターは学術雑誌の影響力の大きさを測る指標である。 ページランクは被リンクの数を指標とした。 本から受けた影響の大きさも引用数を指標とできるのではないか。 自分がどれだけ引用したか 『ゆる言語学ラジオ』#36で、このブログ向きのミームが提唱されていた*1。それは「個人的インパクトファクターが高い」である。これまでの人生で自分が何度も引用したり話をした本などに対して使うものらしい。 ユージン・ガーフィールドが提唱した本来の「インパクトファクター」は学術雑誌に対して使うもので、その雑誌に掲載された論文の1年あたり平均引用回数を表している。 インパクトファクターの計算式*2 したがって単純な引用数に対して「インパクトファクター」という言葉を使うのは不適切だと思うが*3、言わんとすることには同意する。価値観の指標として、本の引用数が使える、と。 「お勧めの本」や「面白かった本」と違っ

                                  引用回数の多い本で価値観が分かるという説 - 本しゃぶり
                                • 現実がSFになった世界を描き出す、芝村裕吏の統計SF──『統計外事態』 - 基本読書

                                  統計外事態 (ハヤカワ文庫JA) 作者:芝村 裕吏発売日: 2021/02/17メディア: Kindle版この『統計外事態』は、ガンパレや刀剣乱舞のゲームデザインやシナリオで有名な芝村裕吏の最新のSFである。芝村裕吏は近年ゲームデザイナー・シナリオライター以外にも多数の小説作品を出して名を馳せているが、ハヤカワ文庫からも定期的に単発のSF長篇を刊行している。特に前回早川から出していた仮想現実物の『セルフ・クラフト・ワールド』全3巻はその年のベストに近い傑作といっていい出来だった。 セルフ・クラフト〜が出たのは2016年のことだから、早川のSFの作品としては約5年ぶりの作品か。今回のテーマは、タイトルにも入っているように「統計」になる。統計をテーマにしたSFって何?? と思うし、僕も読み始める前はどんな話なのか(あらすじとか読んでも)なんにもわからんと思っていたのだが、読んでみたら統計とSF

                                    現実がSFになった世界を描き出す、芝村裕吏の統計SF──『統計外事態』 - 基本読書
                                  • 皮肉が分かる人・分からない人『アイロニーはなぜ伝わるのか?』

                                    せっかくの休日。ゆっくりしたいのに、「ほら、お出かけ日和だよ!」と友人にピクニックに連れ出される。みるみるうちに曇ってきて、どしゃ降りになる。びしょ濡れでになりながら友人に、「ほんと、お出かけ日和だね!」と叫ぶ。 晴天を期待してピクニックに行ったのに、どしゃ降りの大雨という現実に見舞われる。この期待と現実の違いを際立たせるために、「お出かけ日和」なんて逆を言う。これがアイロニーだ。 アイロニーとは何か この「期待」と「現実」を巧みに対比させ、あてこする構造から、アイロニーを解き明かしたのが『アイロニーはなぜ伝わるのか?』だ。 紹介される豊富な例を聞いていると、語られている言葉とは違う意味(意図)が飛び交っていることが分かる。「お出かけ日和」は分かりやすいが、小説やシナリオでは、かなり高度な「意図のやりとり」をしている。 これ、流行の機械学習では解析できないだろう。自然言語を形式的に解析して

                                      皮肉が分かる人・分からない人『アイロニーはなぜ伝わるのか?』
                                    • 古代中国の性生活は想像以上に激しい? 早大教授が語る、驚きと発見の日常史

                                      始皇帝、項羽と劉邦、武帝ら英雄が活躍した中国の秦漢時代において、人々はどんな私生活を送っていたのかーーどんな家に住み、何を生業として、如何にして異性との関係を築き、どのように日々の楽しみを求めていたのか? もしも現代人が古代中国にタイムスリップをして、24時間を過ごしたらどうなるかを検証した新書『古代中国の24時間』がヒット中だ。画期的な切り口で古代中国の日常を鮮やかに描き出したのは、早稲田大学文学学術院教授の柿沼陽平氏。同書を著した理由や、古代中国の恋愛事情などについて話を聞いた。(編集部) あまりにも平凡な出来事は記録に残りにくい 柿沼陽平教授 ーー『古代中国の24時間』は、まるでロールプレイングゲームや異世界転生のライトノベルのように、二千年前の中国の1日を追体験するようなユニークな「日常史」の新書です。この新鮮なアイデアはどのように生まれたのですか? 柿沼:もともと僕は実家が客商売

                                        古代中国の性生活は想像以上に激しい? 早大教授が語る、驚きと発見の日常史
                                      • 「セミリタイア」(FIRE)を実践するたぱぞうさんの投資術。著書第2弾を記念して書籍プレゼントキャンペーン開催! - 週刊はてなブログ

                                        ※キャンペーンは終了しました。たくさんのご応募、ありがとうございました。 【記事末に書籍のプレゼント情報あります!】ブログ「たぱぞうの米国株投資」のたぱぞうさん(id:tapazou/@tapazou29)による著書第2弾『米国株で始める 100万円からのセミリタイア投資術』が2021年6月に刊行されました! 出版を記念し、たぱぞうさんと担当編集の磯俊宏さんにコメントを寄せていただきました。記事末には抽選で10名様に書籍が当たるプレゼントのお知らせもあります! この記事は、はてな×KADOKAWAの「ブログ書籍化プロジェクト」で出版される書籍のプロモーション記事です。 セミリタイア生活を送るたぱぞうさんの著書、第2弾! ブログ「たぱぞうの米国株投資」のたぱぞうさんは、2019年にフルタイムの勤務先を退職。同年に著書『お金が増える 米国株超楽ちん投資術』(KADOKAWA)がベストセラーとな

                                          「セミリタイア」(FIRE)を実践するたぱぞうさんの投資術。著書第2弾を記念して書籍プレゼントキャンペーン開催! - 週刊はてなブログ
                                        • 最低賃金で働いてきた56歳フリーライターと小川淳也衆院議員の1年にわたる徹底問答の記録が本になった〜立憲民主党に欠落しているものがここにある!

                                          すごい本を読んでしまった。発売間近の本である。 タイトルは「時給はいつも最低賃金、これって私のせいですか? 国会議員に聞いてみた。」(左右社)。 筆者はいつも最低賃金で働いてきたフリーライターの和田靜香さん(56)。彼女の疑問に対峙する国会議員は、映画「なぜ君は総理大臣になれないのか」で一躍有名になった立憲民主党の小川淳也衆院議員(50)。私とは香川県立高松高校の同級生である。 私が和田さんと初めて会ったのは6月1日、映画「なぜ君は〜」を手がけた大島新監督にゲストとして招かれたトークイベントの会場だった。和田さんは小川議員の秘書である八代田京子さん(彼女も小川議員と私の同級生)と一緒に現れ、「いま小川さんと本を作っています」と自己紹介した。私が長く棲息してきた永田町や新聞社の世界に漂う「玄人臭」をまったく感じない人だった。 8月14日に和田さんから直接メールでゲラが送られてきて、あの時に話

                                          • 新着情報|Ohmsha

                                            オーム社の新着情報をご案内いたします。

                                              新着情報|Ohmsha
                                            • 『それはあくまで偶然です』を読んで、"生存者バイアス"について考えた - Magnolia Tech

                                              それはあくまで偶然です 運と迷信の統計学 作者:ジェフリー S ローゼンタール発売日: 2021/01/21メディア: Kindle版 「生存者バイアスナイト」というイベントはどうか スライドの背景は全員、業火です— magnoliak🍧 (@magnolia_k_) 2020年11月5日 去年の暮れ、「生存者バイアスナイト」というイベントを思いついた。 生存者バイアス - Wikipedia 何らかの選択過程を通過した人・物・事にのみを基準として判断を行い、通過に失敗した人・物・事は見えなくなるため、それを見逃してしまうという誤謬である。 生存者バイアス……「たまたま運よく生き残っただけ」という人もいれば、「あの時のあの判断が効いたから」と因果を明確に語る人もいる。でも、結局はもう一つの、生き残らなかった方のルートを同時に経験することはできないので、その回答に対して「それはただの生存者

                                                『それはあくまで偶然です』を読んで、"生存者バイアス"について考えた - Magnolia Tech
                                              • 「ちゃぶ台返し」は文化だ 意思決定に表れる「国民性」

                                                  「ちゃぶ台返し」は文化だ 意思決定に表れる「国民性」
                                                • ホロコーストは近代の産物か|ちくま学芸文庫|田野 大輔|webちくま

                                                  ホロコーストを近代社会の本質に深く根ざしたものとして捉えたバウマンの主著『近代とホロコースト』。本書の内容が、近年の実証研究の進展によってどのように克服され、また相対化されているか、ドイツ現代史がご専門の田野大輔さんが評してくださいました。(PR誌『ちくま』5月号より転載) ホロコーストはなぜ起こったのか。600万人にもおよぶユダヤ人の大量殺戮はどうして可能になったのか。この問題に社会学の立場から取り組んだのが、ジグムント・バウマンの手になる本書『近代とホロコースト』である。彼の回答はきわめて明確である。ホロコーストは近代文明の所産であり、近代官僚制の働きがなければ生じえなかったというのだ。「『最終的解決』はいかなる段階においても、効率的・効果的目的遂行という合理主義的行動とは衝突しなかった。逆に、『最終的解決』は本当の合理主義精神から生じ、その精神と目的に忠実な官僚制度によって完成された

                                                    ホロコーストは近代の産物か|ちくま学芸文庫|田野 大輔|webちくま
                                                  • スティーブ・ジョブズのメンターだった人物は「リーダーシップはマネジメントを突き詰めること」と考えていた。

                                                    スティーブ・ジョブズの追悼式で、「ザ・コーチ」と紹介され、一番最初に登壇したのが、この「1兆ドルコーチ」ビル・キャンベルさんだったのです。 あのジョブズが無二の親友、メンター、コーチとして慕い、アドバイスを求めて毎週会っていた、という人物。 ビル・キャンベルが相談相手となり、アドバイスを贈っていたのは、ジョブズだけではなく、Googleの経営陣やAmazonのジェフ・ベゾスなど、アメリカのIT産業を形づくってきた面々でした。 ビル・キャンベルは、彼らと個人的に会って散歩をしながら会話をしたり、ときには、重要な会議に参加したり、企業にしばらく在籍して、その問題点を指摘したりしていました。 彼は、その「コーチング」を、基本的には無報酬で行っていたそうです。 もともとはアメリカンフットボールの選手、コーチだったにもかかわらず、そのバイタリティと人柄を買われてビジネスの世界に飛び込み、自らも経営者

                                                      スティーブ・ジョブズのメンターだった人物は「リーダーシップはマネジメントを突き詰めること」と考えていた。
                                                    • 我々は実際には「何を」みているのか──『ヒトの目、驚異の進化:視覚革命が文明を生んだ』 - 基本読書

                                                      ヒトの目、驚異の進化 (ハヤカワ文庫NF) 作者:マーク・チャンギージー発売日: 2020/03/05メディア: 文庫このマーク・チャンギージー『ヒトの目、驚異の進化』は、ヒトの目にひそむあまり知られていない4つの力について解説する視覚科学についての一冊である。もともとインターシフトから単行本が2012年に出ていたものの文庫化(原著は2009年)なのだけれども、担当編集者氏のTwitterでの告知がバズってよく売れているようだ。 表紙は印象的だし、帯陣も8年前の単行本の文庫化とは思えないほどに豪華、そして内容は今でも十分におもしろいので、それもよくわかる。とはいえ最初はそれ(文庫化)に気が付かず、読んでいる最中に「なんかここに書いてある内容ほとんど知ってるなあ」と思いながら読んでいたんだけど、単に単行本刊行当時読んでいただけだった。記事も書いているけれど、せっかく読み返したのでもう一度ご紹

                                                        我々は実際には「何を」みているのか──『ヒトの目、驚異の進化:視覚革命が文明を生んだ』 - 基本読書
                                                      • 『令和元年のテロリズム』令和日本のいびつな自画像 - HONZ

                                                        ひとつの犯罪が時代を象徴することがある。 令和元年(2019年)5月28日、朝7時40分頃、小田急線とJR南武線が交差する登戸駅近くで、男がスクールバスを待っていた児童や保護者らを次々と包丁で刺した。男は終始無言で凶行に及び、20メートルほど走って逃げた後、突然自らの首を掻き切り絶命した。この間わずか十数秒だった。 犯人によって小学6年生の女の子と39歳の保護者の男性が命を奪われた。また17名の児童と保護者1名が切りつけられ、このうち女児2名と保護者は重傷を負った。これが令和の幕開けに社会を震撼させた「川崎殺傷事件」(川崎市登戸通り魔事件)である。 この事件が「令和元年」を象徴しているというと驚く人がいるかもしれない。わずか2年前のことなのに事件は早くも世間の記憶から薄れつつあるようにみえるからだ。そもそもあなたはこの事件の犯人の名前を覚えているだろうか?また当時、著名人がメディアで発した

                                                          『令和元年のテロリズム』令和日本のいびつな自画像 - HONZ
                                                        • この2年間、いろいろなことにウンザリして業界から距離を取り、コツコツと本を書いていたことについて|宇野常寛

                                                          今週の木曜日(10月20日)に、僕がこの2年間コツコツ書いてきた本が発売になる。タイトルは『砂漠と異人たち』、これだけ聞いてもサッパリ何の本か、分からないと思う。昨今のトレンドからすると「○○日で○○が身につく』といった「効用」を主張するタイトルや、あるいはSNSで他人に「これはいかがなものか」と石を投げることで自分を賢く見せたい人の材料になりそうな『(あまり知力のない人でも叩けそうな、いかがなもの)』とかを露悪的にタイトルにするほうがいいのだろうけれど、僕はあまりそういうのは好きじゃないので、このタイトルにした。 では、どんな内容かというと、それは現代の情報技術と人間との付き合い方を考えた本だ。ピーター・ティールという人物を僕はあまり好きになれないのだけど、彼が『空飛ぶクルマがほしかったのに、手にしたのは140文字だ』という言葉で表したかった、この情報技術への「いいんだけど、なんか違う」

                                                            この2年間、いろいろなことにウンザリして業界から距離を取り、コツコツと本を書いていたことについて|宇野常寛
                                                          • プーチン氏に対する致命的な誤解 北方領土交渉、日本側は「どん底」:朝日新聞デジタル

                                                            ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><div class=\"naka6-banner\" style=\"margin:0 0 15px;\">\n<p style=\"display:block;margin:0 auto;\"><a href=\"https://www.asahi.com/special/bucha/?iref=kiji_bottom_banner\" style=\"display:block;\"><img src=\"https://www.asahicom.jp/special/bucha/images/banner/bucha-tokusyubanner_660x100.jpg\" alt=\"ウクライナ侵攻

                                                              プーチン氏に対する致命的な誤解 北方領土交渉、日本側は「どん底」:朝日新聞デジタル
                                                            • 「著作権は文化を発展させるのか」書評 みなが利用できる入会権を提案|好書好日

                                                              「著作権は文化を発展させるのか」 [著]山田奨治 15年ほど前、私は映画評論の本を刊行したことがある。作品写真を使いたかったが、使用料が多額になるので、文字ばかりの本になった。当然売れなかった。 私怨(しえん)ではないと思いたいが、「著作権は文化を発展させるのか」という題に引かれた。著者の山田さんはこう書き出す。「日本の著作権法の目的は、『文化の発展に寄与すること』にある。ところで、『文化の発展』とは何だろうか?」 著作権法とは、文化の作り手を、権利者として守るために存在する。そこに異を唱える人はほぼいまい。問題は、作り手の権利が強すぎて、受け手の権利がないがしろになっていないかという点である。そうなると、角を矯めて牛を殺すことになりかねない。 法律上の権利は基本的にお金に換算される。お金の魔力とは恐ろしいもので、いつしかお金が価値のすべてになっている。数字に化けた「文化」はもはや「本来的

                                                                「著作権は文化を発展させるのか」書評 みなが利用できる入会権を提案|好書好日
                                                              • 英国古典推理小説集 - 岩波書店

                                                                「殺人があったのは二十二年前の今日――」。ディケンズ『バーナビー・ラッジ』とポーによるその書評、英国最初の長篇推理小説と言える「ノッティング・ヒルの謎」を含む、古典的傑作八篇を収録(本邦初訳を含む)。読み進むにつれて、推理小説という形式の洗練されていく過程がおのずと浮かび上がる、画期的な選集。 はじめに 『バーナビー・ラッジ』第一章より(チャールズ・ディケンズ) (付)エドガー・アラン・ポーによる書評 有罪か無罪か(ウォーターズ) 七番の謎(ヘンリー・ウッド夫人) 誰がゼビディーを殺したか(ウィルキー・コリンズ) 引き抜かれた短剣(キャサリン・ルイーザ・パーキス) イズリアル・ガウの名誉(G・K・チェスタトン) オターモゥル氏の手(トマス・バーク) ノッティング・ヒルの謎(チャールズ・フィーリクス) 訳者あとがき

                                                                  英国古典推理小説集 - 岩波書店
                                                                • 【読書感想】日本の電機産業はなぜ凋落したのか 体験的考察から見えた五つの大罪 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

                                                                  ランキング参加中読書 日本の電機産業はなぜ凋落したのか 体験的考察から見えた五つの大罪 (集英社新書) 作者:桂 幹集英社Amazon Kindle版もあります。 日本の電機産業はなぜ凋落したのか 体験的考察から見えた五つの大罪 (集英社新書) 作者:桂幹集英社Amazon かつて世界一の強さを誇った日本の製造業。 しかし、その代表格である電機産業に、もはやその面影はない。 なぜ日本の製造業はこんなにも衰退してしまったのか。 その原因を、父親がシャープの元副社長を務め、自身はTDKで記録メディア事業に従事し、日本とアメリカで勤務して業界の最盛期と凋落期を現場で見てきた著者が、世代と立場の違う親子の視点を絡めながら体験的に解き明かす電機産業版「失敗の本質」。 ひとつの事業の終焉を看取る過程で2度のリストラに遭い、日本とアメリカの企業を知る著者が、自らの反省もふまえて、日本企業への改革の提言も

                                                                    【読書感想】日本の電機産業はなぜ凋落したのか 体験的考察から見えた五つの大罪 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
                                                                  • 【コラム】新型コロナウイルスはどう落ち着くのか? - 丸善出版 理工・医学・人文社会科学の専門書出版社

                                                                    トップ > ニュース一覧 > 【コラム】新型コロナウイルスはどう落ち着くのか? 【コラム】新型コロナウイルスはどう落ち着くのか? 加藤茂孝(ウイルス学者、『人類と感染症の歴史』・『続・人類と感染症の歴史』著者) 2019年12月に中国湖北省武漢市から始まった新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、2020年2月19日段階で、世界で感染者が75,204人を超え、2,009人の死亡者が出て[1]、まだ終息の気配が見えない。そのほとんどは中国国内での発症である。 2002年に発生し、2003年には世界へ拡散し世界経済にも大きな影響を与えたSARS(重症急性呼吸器症候群;severe acute respiratory syndrome)に比べても感染者数、死亡者数は多くなった。 早い段階でウイルスが分離され、それはコロナウイルスであり遺伝子配列からSARSウイルスに近く、コウモリ由来であ

                                                                      【コラム】新型コロナウイルスはどう落ち着くのか? - 丸善出版 理工・医学・人文社会科学の専門書出版社
                                                                    • 筑摩書房創業80周年記念出版 ちくま新書 新シリーズ、ついに始動 世界哲学史

                                                                      哲学を「西洋哲学史」の枠から解き放つこと。哲学がそもそも《越境》の武器であったことを考えてみれば、遅すぎたくらいだ。けれどもこの作業に取り組むにはこれまた法外な知的センスと労力が要る。尊敬と緊張とをもって注視しつづけたい。

                                                                        筑摩書房創業80周年記念出版 ちくま新書 新シリーズ、ついに始動 世界哲学史
                                                                      • 能力主義信仰を問い直す『実力も運のうち』から、物理学に美しさは必要か? と批判的に切り込む『数学に魅せられて、科学を見失う』までいろいろ紹介! - 基本読書

                                                                        本の雑誌459号2021年9月号 本の雑誌社Amazon はじめに 本の雑誌に書いているノンフィクションガイド連載の原稿(2021年6月)を転載します。毎月書いていると今回はけっこうしっかりしてるな、とか今回は(公言はしないけど)薄味だな、とかいろいろ思うところがあるんですが、この号は密度が濃い月。 ちなみに、2021年09月号が今最新の号ですが、こちらでは海外ノンフィクション特集ということで、僕はこの連載に加えて21世紀の海外ノンフィクションの中からベスト的な50作を選んでみよう!(書評家の東えりかさん、編集部の杉江由次さん、僕の3人で) という座談会に出てその模様が収録されています。この連載でも僕は取り上げるのはほとんど海外ノンフィクションなので個人的にもかなり好きな号です。 50作は多いっちゃ多いけど少ないっちゃ少ないので、網羅的で完璧なリストを目指すのではなく(そんなのは不可能)、

                                                                          能力主義信仰を問い直す『実力も運のうち』から、物理学に美しさは必要か? と批判的に切り込む『数学に魅せられて、科学を見失う』までいろいろ紹介! - 基本読書
                                                                        • テロってなんだっけ。磯部涼『令和元年のテロリズム』を読んだ。

                                                                          磯部涼『令和元年のテロリズム』という本を読んだ。 はて、「令和元年のテロリズム」はなんだろうか? あるいは、どれだったろうか? 川崎殺傷事件 取り上げられているのは、まず「川崎殺傷事件」。これについては、あまり記憶になかった。 朝、私立小学校のバス待ちの列に包丁を持った男が襲いかかり、児童一名、その児童とは別の児童の保護者一名の生命を奪った。 ひょっとすると、覚えている人はあまり多くないかもしれない。 なぜならば、犯人が事件直後に自殺しており、なおかつその犯人は実社会にもネットにもなんのつながりもなく長年引きこもっていたからだ。 捜査関係者が「本当に実在したのか」と言うくらい、なんの人生の痕跡も、犯行への意思も残されていなかった。 生まれ育ちからある程度はストーリーが構築できないではないが、直接的な動機については謎である。 元農林水産省事務次官長男殺害事件 とはいえ、この事件の影響があった

                                                                            テロってなんだっけ。磯部涼『令和元年のテロリズム』を読んだ。
                                                                          • 『こんなの買ってしまうだろ…』「あの建物のなんか出っ張ってるところ」みたいなものの正式な名称がわかる本が出版されてポチる人々。「小説家、漫画家、脚本家、ゲーム製作者におすすめ」

                                                                            七月鏡一/2日目(月)東6ナ42a @JULY_MIRROR Kyoichi Nanatsuki。漫画原作家。東京工芸大学芸術学部マンガ学科にて「マンガ原作論」を担当。「サンデーうぇぶり」にて「ツキモノガカリ」「ドラゴン奉行」連載中。 pixiv.net/novel/member.p… 七月鏡一 @JULY_MIRROR 「建築知識」5月号を買ってしまった。だってこんなの買うだろう! 「あの建物のなんか出っ張ってるところ」みたいなものの正式な名称がわかるんだから。小説家、漫画家、脚本家、ゲーム製作者におすすめ。 pic.twitter.com/f967wwgYkq

                                                                              『こんなの買ってしまうだろ…』「あの建物のなんか出っ張ってるところ」みたいなものの正式な名称がわかる本が出版されてポチる人々。「小説家、漫画家、脚本家、ゲーム製作者におすすめ」
                                                                            • 永久に読み継がれるべき 大賞「ニュクスの角灯」選評:朝日新聞デジタル

                                                                              ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"

                                                                                永久に読み継がれるべき 大賞「ニュクスの角灯」選評:朝日新聞デジタル
                                                                              • はじめて管理職になる人に今すぐ役立つ学問知「ものすごい4冊」

                                                                                ブログ「読書猿 Classic: between/beyond readers」主宰。「読書猿」を名乗っているが、幼い頃から読書が大の苦手で、本を読んでも集中が切れるまでに20分かからず、1冊を読み終えるのに5年くらいかかっていた。 自分自身の苦手克服と学びの共有を兼ねて、1997年からインターネットでの発信(メルマガ)を開始。2008年にブログ「読書猿Classic」を開設。ギリシア時代の古典から最新の論文、個人のTwitterの投稿まで、先人たちが残してきたありとあらゆる知を「独学者の道具箱」「語学の道具箱」「探しものの道具箱」などカテゴリごとにまとめ、独自の視点で紹介し、人気を博す。現在も昼間はいち組織人として働きながら、朝夕の通勤時間と土日を利用して独学に励んでいる。 『アイデア大全』『問題解決大全』(共にフォレスト出版)はロングセラーとなっており、主婦から学生、学者まで幅広い層か

                                                                                  はじめて管理職になる人に今すぐ役立つ学問知「ものすごい4冊」
                                                                                • 戦前昭和の軍部台頭を招いた「健全財政」の呪縛

                                                                                  MMTと似ている「高橋財政」 前回も述べたように、高橋是清は、従来の健全財政路線を転換して積極財政に転じ、国債発行を増発し、財政支出を拡大することで、1930年代の恐慌を克服した。 しかも、完全雇用を達成しただけでなく、インフレも制御することに成功していた。この「高橋財政」は、今日のMMT(現代貨幣理論)の発想によく似ていた。 ところが、「高橋財政」については、次のような批判が根強くある。 「高橋財政の下では、日銀が国債を直接引き受け、財政支出を拡大させたことで、財政規律が失われた。その結果、軍部による軍事費の増大に歯止めがかからなくなり、さらに敗戦後の激しいインフレにつながった」 高橋財政をこのように否定的に評価し、それを「歴史の教訓」と称する論者たちは、MMTについて論じる際も、高橋財政の「歴史の教訓」を引き合いに出して、歯止めのない財政膨張や激しいインフレのおそれがあると批判するので

                                                                                    戦前昭和の軍部台頭を招いた「健全財政」の呪縛

                                                                                  新着記事