異端の建築家、安藤忠雄。大阪の下町に育ち、17歳でプロボクサーとして活動したのち、独学で建築の道へ。大阪を拠点に世界で活躍する。「学歴も社会基盤も、特別な才能もない。困難ばかり。ひたすら全力で生きるしかなかった」。今年、79歳。がんで5つの臓器を摘出するも、いまだ現役だ。一心不乱に生きること、不屈の精神を語る。(取材・文:塚原沙耶/撮影:殿村誠士/Yahoo!ニュース 特集編集部)
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SIVA @sivaprod 大量のリプいただき個々にはとてもお返事差し上げられませんがとりあえず「上の本は全部固定されたダミーだから安全ですよ」と「安藤忠雄が寄贈した建物なんだから安藤忠雄が好き放題やって当然」って書いて寄こしたひととは友達にはなれそうにないなあとだけ。 2022-03-27 12:00:50 異邦人 @Narodovlastiye 「子どもの為の図書館」などと言いながら、手に取れない位置に固定されている本について「これどうやって取るの」「何でこんなん作ったの」と、子どもに指摘される「図書館」とは一体何なのか。本をオブジェにし、図書館という施設が一体何の為にあるのか分からない施設。 www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/202… 2022-03-26 22:50:53 リンク NHK NEWS WEB 神戸市に子どものための図書館「こども本の森 神戸」オープ
言わずと知れた世界的な 建築家・安藤忠雄氏。 公共建築や商業施設なども 数多く手がけているので その建築を体験されたことのある方も 多いかもしれませんが、 実際に住んだことのある方は ほとんどいないのではないでしょうか。 もともとは施主夫婦と その長男・次男夫婦の3世帯が住まう 住宅として設計されたこちらの建物。 そのうち、広い中庭のある地階のお部屋が 賃貸物件として募集中です。 これは興味のある方には 大チャンスなのでは…。 竣工は1984年ですので、時期的には 六甲の集合住宅の1期計画の少し後。 初期の住宅作品にあたります。 高い塀でコンクリートの塀で 外部から切り取られた空間は、 背筋がピンと伸びるような 感覚もありますね。 3層それぞれに各世帯を 割り振る代わりに、 屋外空間を共有の空間とした 贅沢な構成となっています。 中庭から2階の屋上緑化、 3階のバルコニーへと流れるような
瀬戸内海に24の有人島がある香川県で、「船の図書館」を運航させるプロジェクトが動き出そうとしている。この構想のいわば「水先案内人」となるのは、建築家の安藤忠雄さん(81)。船の内部を図書館仕様に改造して寄贈し、県が運航する計画だ。島との行き来を増やし、島民の利便性向上のほか、新しい楽しみ方の創出を目指しており、安藤さんは「香川でしか、瀬戸内海でしかできないことをやるのが面白い。みんなで面白いことを探してほしい」と呼びかけている。 瀬戸内を自分たちの手で香川県では瀬戸内海や島々という県の財産を施策に生かそうと、島旅促進を狙った「島へ行こうキャンペーン」を企画。5月に行われたキックオフイベントで安藤さんが講演し、構想を明らかにした。 島の魅力を高めるアイデアとして船の図書館をつくるという安藤さんの提案に、池田豊人知事が賛同。昨年9月に就任した池田知事は、国土交通省近畿地方整備局長時代に大阪・中
アートへの造詣が深い事でも知られるYe(イェ)ことカニエ・ウエストは、2021年9月、アメリカ・カリフォルニア州マリブビーチで、憧れだった安藤忠雄建築を手に入れた。ウォール街の金融家、リチャード・サックスが所有していた物件で、敷地面積は372平方メートル。購入価格は5725万ドル(現在の為替で約90億円)だった。 建築家の安藤忠雄は1995年にプリツカー賞を受賞。国内では東京の表参道ヒルズや直島の地中美術館など数多くの建築を手掛けており、海外ではアメリカのピューリッツァー美術館やフォートワース近代美術館、ドイツのホンブロイッヒ・ランゲン美術館などが知られている。著名人の私邸も複数手がけているが、このマリブビーチにある邸宅は、建築学的に重要なものとされていた。 ウエストは、自身が以前コラボレートしたことのあるジェームズ・タレルなど、ミニマリズムの巨匠たちから大きな影響を受けてきた。日本の地中
建築家として世界に名を馳せる安藤忠雄。2023年、米国の大富豪たちが相次いで彼の建てた住宅を購入しているとして、この建築界の巨匠が改めて世界から注目された。 きっかけは5月、歌手のビヨンセとラッパーのジェイ・Z夫妻が、安藤が設計したカリフォルニア州マリブの海沿いの邸宅をおよそ2億ドル(約280億ドル)で購入したこと。これはカリフォルニア州の住宅としては歴代最高額だ。 リアリティー番組のスターや矯正下着ブランド「スキムス」の共同創業者として知られるキム・カーダシアンも、カリフォルニア州パームデザート近くに建設予定の住宅について、過去2年間にわたり安藤とともに取り組んできたことをインスタグラムで明らかにした。 さらに2021年には、ビジネス用チャットツールを手掛けるスラックの共同創業者、スチュワート・バターフィールド夫妻がニューメキシコ州サンタフェ近郊にある安藤設計の農場を、ファッションデザイ
世界的建築家の安藤忠雄さんが子どものための図書館を北海道大学に寄贈することになり、7日に関係者による締結式が行われました。 締結式には北海道大学などの関係者のほか安藤さんがオンラインで出席しました。 安藤さんは子どもたちにのびのびとした環境で本に親しんでもらいたいと、「こども本の森」と名づけた図書館を全国の自治体に寄付しています。 今回は去年12月に北海道大学に提案し、実現することとなりました。 施設は北海道大学の南門の近くを予定していて、設計や建築の費用は安藤さんの建築事務所が負担をするということです。 3年後の2026年夏に完成する予定で、建設後は札幌市が市民の協力を得ながら市営の図書館として運営することにしています。 安藤さんは「戦争や自然環境の変化など、世界規模で物事を考える時代となっている。大自然に囲まれた北海道で地球や自然について本を読んで学び、新しいことを考えられる子どもたち
松山市は、「坂の上の雲ミュージアム」で建設が進められている、日本を代表する建築家・安藤忠雄さんが手がける子どものための図書館のオープンに向けて、本の購入などにあてる資金をクラウドファンディングで募集しています。 建築家の安藤忠雄さんは、子どもたちに本を通して豊かな感性や想像力を育んでもらいたいと図書館の設計や建設を手がけて、各地の自治体に寄贈しています。 安藤さんは、設計を手がけた松山市の「坂の上の雲ミュージアム」でも子ども向けの図書館を建設したいと市に提案して、ことし4月から建設工事が始まり来年7月にオープンが予定されています。 図書館は、「こども本の森 松山」という名称にすることが決まっていて、約5000冊の絵本や図鑑、児童文学などさまざまな本を取りそろえることにしています。 市はその購入などに必要な資金を調達するため、10月からクラウドファンディングを行っています。 12月末までで4
三宮駅から徒歩10分、「東遊園地」にできた『こども本の森 神戸』を一足先に見てきました。2022年3月25日オープンといよいよ目前に迫っています。 建築家・安藤忠雄さんの寄附で建てられた『こども本の森 神戸』は、1万5000冊の絵本・図鑑が壁一面に並んだ、自由に本とふれあえる「こどものための図書館」です。 神戸市中央区加納町6-1-1 中に入ると「本の森」という言葉通り、見渡す限り本が顔を並べています。 360度本に囲まれていて、子どもだけでなく、大人もワクワクするような空間です。 館内は1階・2階に分かれており、全部で15の森に分かれ、テーマごとに本が陳列されています。 1階の「あかちゃんの森」には0~1歳くらいの子どもを対象にした絵本がずらり。 地べたに座って読み聞かせができる空間は、天井が低く、すみっこで落ち着ける感じです。 「こうべの森」には、震災関連の本なども並べられています。
いよいよ開催まで1年を切った「2025年大阪・関西万博」――。膨らむ費用、建設の遅れなど課題が“脈々”と山積しているが、諸悪の根源は何なのか。万博のシンボルが造られる過程での「ずさんな実態」を通して、日本を代表する世界的建築家が危機の深層を問う。【山本理顕/建築家】 【写真をみる】「全然できてないじゃん!」“ほぼ更地”の万博会場 完成予想図との差は歴然 *** 会場をぐるりと囲む木造の大屋根、通称「木造リング」と呼ばれる「大阪・関西万博」のシンボルは、大阪へ万博を招致する最初の段階で作成された計画案には、明記されていませんでした。 いったい誰がいつ、造ると言い出して建設することに決まったのか。その経緯も含めて責任者が不明で、信頼できる情報が発信されているとは言い難い。数々の疑問に対して、責任者がしっかりと答えてくれればいいだけなのに、それができていません。
10月27日から「秋の読書推進月間」が始まった。 その前後に様々な世論調査が行われている。 そのひとつが、全国学校図書館協議会調査だ。 小学4年生〜高校3年生の5月1ヶ月の平均読書冊数は、小学4〜6年生は6.5冊から13.2冊、中学生は2.1冊から4.7冊へと倍増した。 小学生で朝に読書の時間をとる「朝読書」の広がりなども要因と考えられている。 一方、1ヶ月に1冊も読書しない割合は、男子の場合、中3生で31%、高3生で68.5%に上るようだ。 また、読売新聞社の全国世論調査では、児童書などを集めた子ども向け図書館をもっと増やすべきだと思う人が71%に達したという。 子どもたちに読書する環境を求める人が増えている。 同じ全国世論調査には「どういう図書館なら利用したいか」という問いがあった。 その最も多い回答が「自宅の近くや通勤・通学途中で利用できる」の利便性(40%)だった。 ただし、コロナ
2024年のヴェネチア・ビエンナーレでは、各国のパビリオンと併せて、アジアで最も成功した現代アーティスト、ゾン・ファンジ(曾梵志)と世界的建築家、安藤忠雄のコラボレーションが注目されている。2人の出会いや展覧会にかける思いについて、米紙「ニューヨーク・タイムズ」が聞いた。 歴史あるイタリアの水の都で開催される現代アートの祭典、ヴェネチア・ビエンナーレ。まるで遠く離れた星座のような巨匠たちが、ここで相まみえる。ビエンナーレといえば各国のパビリオンが有名だが、同時期に開催される独立した展覧会も急増している。 なかでも今年最も注目されている展覧会は、ゾン・ファンジと安藤忠雄という、2人の巨匠のコラボレーションだ。ゾン・ファンジは60歳、北京を拠点とする画家である。途方もないスケールのキャンバスに、抽象と具象、東洋と西洋を流れるように横断する作風でよく知られる。 彼とタッグを組む安藤忠雄は82歳で
京都・木屋町の「名物ビル」なぜ閉まったまま?安藤忠雄さん設計 建物の知られざる物語 2023年2月23日 6:00 京都・木屋町を流れる高瀬川のほとりに、異彩を放つコンクリートのビルはあった。設計したのは、世界的な建築家として知られる安藤忠雄さん。京都随一と言える繁華街の一等地にありながら、長く閉まったままと聞いた。なぜなのか。現地を訪れると、このビルが持つ知られざるストーリーが見えてきた。 「TIME’S(タイムズ)」と名付けられたビルは、京都市中京区の三条通と木屋町通が交わる商業エリアに建つ。高瀬川にかかる三条小橋のたもとで重厚な空気を漂わせるが、正面のゲートが閉ざされ、「テナント募集中」と書いた大きな幕が掲げられていた。 ビルの持ち主は、銀行事務を請け負う「大澤事務所」という京都市の会社だった。現状を尋ねると、社長の大澤忠史さん(56)は建物を所有するに至った経緯を語り始めた。 ビル
フランス・パリにまた現代美術館が誕生した。ブルス・ドゥ・コメルス美術館。またと言うのは、パリには既に国立、市立、私立の現代美術館がいくつかある上、2014年にはルイ・ヴィトン財団現代美術館が開館したばかりだからだ。 ルイ・ヴィトン財団現代美術館もブルス・ドゥ・コメルス美術館も巨大であるが、プライベートミュージアムであり、大量の税金が注がれているわけではないので、それらの建設に特に市民の反対はなかった。そして、ともにオープン時には、入館予約がなかなかとれないほどの人気を得ている。 ルイ・ヴィトン財団現代美術館に至ってはしかし、 訪れてみるとその広さに対しコレクションが少なく、ガランとした空間が際立って、アート観賞というよりフランク・ゲーリー建築を見学に行くという趣であった。事実、外観はオープン時の一番の話題でもあった。 なるほどパリのブローニュの森に、宇宙から人工的な巨大帆船が不時着したかの
日本の建築家・安藤忠雄が再開発を手掛けたマンチェスターの中心部に位置する庭園「ピカデリー・ガーデンズ」のコンクリート製の壁の取り壊しが始まる、と「BBC」など、イギリスのメディアが報じた。 報道によると、壁は建設直後から「モダニズムの名作」、「緑地にそぐわない」と市を二分する論争を巻き起こし、“マンチェスターのベルリンの壁”と呼ばれていた。 ピカデリー・ガーデンズは、安藤が手掛けたイギリスで唯一のプロジェクトで、長さ130メートルのコンクリートの壁と、パビリオンが2002年に完成していた。 世界最悪の観光スポット? 英紙「ガーディアン」によると、“ベルリンの壁”は、建築関係者が日本のミニマリズムのすっきりしたラインと崇める一方、麻薬の売人たちを引きつけており目障りであると不満も相次いでいた。 また、旅行情報を掲載するウェブサイトの「トリップアドバイザー」でピカデリー・ガーデンズがマンチェス
世界的な建築家として知られる安藤忠雄さんが改修の設計を手がけた、フランス・パリの歴史的な建物が美術館として新たに開館しました。 22日、美術館として開館したのは、パリ中心部にある「ブルス・ド・コメルス」です。 18世紀以降、穀物や商品の取引所などとして使われてきましたが、安藤忠雄さんの設計で、およそ3年かけて改修されました。 ガラスのドームなど歴史的な外観はそのままに、内部に展示スペースとして、高さ9メートルのコンクリート製の円筒を設置し、フランスの実業家で、世界有数の現代アートの収集家として知られるフランソワ・ピノーさんのコレクションを展示しています。 円筒の頂上部分からは、ドームを囲む壁に描かれた19世紀の壁画を間近で見ることもでき、訪れた人たちは上からの眺めを楽しんだり、写真を撮ったりしていました。 美術館は去年、完成していましたが、新型コロナウイルスの影響で開館が遅れていました。
歌手のビヨンセとラッパーのジェイ・Z夫妻は今年5月、安藤氏設計の邸宅を約2億ドル(約283億円)で購入。カリフォルニア州の高級住宅として歴代最高額を記録した。全米でもマンハッタンに次ぐ2番目の高値となる。 英テレグラフ紙によると、当初の売り出し価格は2億9500万ドル(約420億円)。仮にこの価格で取引が成立していた場合、全米の歴代最高額を更新していたという。 安藤氏が手掛けた住宅はアメリカで20戸ほどしかなく、セレブたちがどうしても手に入れたい注目アイテムになっている。米ウォール・ストリート・ジャーナル紙は「セレブたちが近頃夢中になっているものがある。それは81歳の日本人建築家・安藤氏である」と題する記事を掲載している。 同紙は、著名人や超富裕層のあいだで「カルト的人気を博している」と指摘する。安藤氏の作品が注目され、安藤氏設計の住宅が劇的に値上がりしているという。 プール付きの豪邸に宿
日本を代表する建築家、安藤忠雄さんが熊本市内に子どものための図書館を建設して県に寄贈することになり、23日協定が結ばれました。 協定の締結式はオンラインで行われ、安藤さんと蒲島知事がこども図書館の整備や寄贈に関する協定書に署名しました。 安藤さんは子どもたちにさまざまな本を通して豊かな感性や想像力を育んでもらいたいと「こども図書館」を設計、建設して自治体に寄贈していてこれまでに大阪市、神戸市、岩手県遠野市の3か所で完成しています。 ことし2月ごろに安藤さんが「熊本にもこども図書館を作れないか」と蒲島知事に提案したということで図書館は水前寺江津湖公園内の県立図書館のすぐ隣に建設され建物は、安藤さんがみずから設計を手がけます。 図書館は来年の春、着工して、再来年の春にオープンする予定で、公園の豊かな自然と調和しつつ、館内だけでなく外でも本が読めるような自由度の高い図書館にしたいということです。
体験の概要 任天堂旧本社の社屋だった既存の3棟に、世界的な建築家・安藤忠雄氏の手による新たな棟を加えホテルとして歩み始めた京都・鍵屋町の「丸福樓(まるふくろう)」。館内の解説付き見学ツアーと、料理家・細川亜衣氏が監修するレストラン「carta.(カルタ)」の洋食ディナーを楽しめるOtonami限定の特別なプランです。ディナーのあとには、通常のレストラン利用では立ち入ることのできないライブラリーで、アフタードリンクを片手に贅沢な時間を過ごせます。 体験の特徴 ・アール・デコ様式が美しい任天堂旧本社社屋を改築した「丸福樓」の既存棟と、建築家・安藤忠雄氏が手がけた新築棟を解説付きで見学する館内ツアー。 ・料理家・細川亜衣氏監修のレストラン「carta.」で、日本古来の調味料を使った洋食コース(フリードリンク付き)を味わいます。 ・ディナー後には、通常立ち入れないライブラリーでアフタードリンクのウ
京都大(京都市左京区)は15日、日本人初のノーベル賞を受賞した湯川秀樹(1907~81年)の旧宅(同区)の寄付を受けたと発表した。建築家の安藤忠雄さんらが新たに整備し、2023年以降に湯川の功績発信などに活用する施設として稼働することを目指す。京大で会見した安藤さんは「京都が、世界中の研究者や学生が集まる文化の中心になることを願って設計する」と話した。 旧宅は湯川が晩年の24年間を暮らし、弟子らとの交流や平和運動への思索を深めた場所として知られる。1933(昭和8)年建築で、延べ約370平方メートル。湯川が愛した敷地の半分以上を占める美しい庭も特長という。 今年8月に湯川の遺族から建設会社「長谷工コーポレーション」(東京都港区)が引き渡しを受け、同社が京大へ書庫などとともに寄付した。同社も整備を担う。 湯川は中間子理論を提唱し、49年にノーベル賞(物理学)を受賞。科学研究のみならず核廃絶の
さてさて、今日は雨模様ですね。 あいにくの天気に何処に行こうかなぁと思いながらもやって来たのは大阪府立近つ飛鳥博物館。 山のふもとの田舎道を何度も曲がりながら、こんな細い生活道路の先に本当に府立博物館なぞあるのだろうかと思いながら車を進めていると、急に素朴な山の景色にドカンと現れた近代建築。 これは安藤忠雄だと分かりやすいコンクリートの打ちっぱなしの建物。 知らずに来た人は新興宗教の聖地かなぁ。 なんて思ってしまうだろう。 巨大な階段状の建物。 エントランスへとつながるアプローチ。 このシルエットが安藤忠雄っぽいなぁ。 ここは1994年に建てられた建物で当時、日本芸術大賞を受賞している。 かなり堅牢で立派な建物なんだけど、その総工費と維持費をカバーできるほどの利用者がいるのだろうか? さっそく中に入ってみると、随分と余白のあるスペース。 エントランスには小さなカフェがあり、地元の人で賑わっ
性別や年齢、障害に関わらず、誰もが安心して快適に利用できる公共トイレを、渋谷区17か所に設置するプロジェクト「THE TOKYO TOILET」が進行中だ。 9月7日には神宮通公園に安藤忠雄が設計したトイレがオープンしたばかりだ。 「日本という国の強みは清潔と美しさ。公共のトイレを通じてこれを世界に発信するというプロジェクトの趣旨に感銘を受けた」と安藤は語る。設計のコンセプトは「風通しのいいトイレ」。スリット状の外壁は風が通り抜け、円形の屋根部分は「いざという時には雨宿りもできるように」と大きく迫り出している。 「UFOじゃないですが、"なんか面白いものが舞い降りてきた "と最初にイメージしました(笑)」 安藤がトイレの設計を手がけるのは、独立した建築としては初めてだ。これまでたくさんの公衆トイレを見てきて 「不潔やな、美しくないな」と思っていた。だから「見るだけで美しいもの」を作りたいと
香川県直島町に2つのギャラリーが新たにオープンしました。 このうち、美術館が集まるエリアの山の谷間に作られた「ヴァレーギャラリー」は、建築家の安藤忠雄さんが設計しました。 建物の内部はコンクリートによる落ち着いた雰囲気がある一方、隙間からは外の光を取り入れる構造で、自然を感じることができます。 敷地内には安藤さんをはじめ著名な芸術家の作品が展示され、前衛芸術家の草間彌生さんの作品、ステンレス製のミラーボールをおよそ1700個も配置した「ナルシスの庭」では、訪れた人たちが熱心に写真を撮るなどして鑑賞していました。 高松市から来た男性は「新しい安藤さんの建物と草間さんの作品がどうやって一緒にコラボするのかを楽しみにきました。島の地形を生かした建物と作品が一体になっているのがすごくいいなと思います」と話していました。 また、現代美術作家の杉本博司さんの作品を展示するギャラリーもオープンしました。
京都大は27日、若手研究者の育成や経済的に困窮している学生の支援のため、独自の基金をつくり返済不要の奨学金制度を立ち上げると発表した。建築家の安藤忠雄さんや家具・日用品大手のニトリホールディングス(HD)などによる民間の寄付を原資とし、来年度から支給を始める。基金の規模は約25億円で、10年間で1200人程度への支給を目指すという。 「Create the Future Project(クリエイト ザ フューチャー プロジェクト)」と銘打ち、長期的な学生への支援を通じて研究力や創造力の底上げにつなげる。支給対象は、京大に在籍する3年以上の学生と大学院生。進学や研究活動への強い意欲があり、将来的に専門分野への貢献を目指す人を想定している。学生は2年間で月5万円、大学院生は2~3年間で月10万円を支給する。11月以降に希望者からの申請を受け付ける。 企画の中心となったのは安藤さん。新型コロナウ
建築家安藤忠雄さんの講演を聞いて、その生き様に敬服いたしました。 某大手賃貸仲介会社のイベントで、帝国ホテル大阪へ招待されて行ってきました。 コロナ禍の中、豪華な孔雀の間に充分な間隔を取り、30人足らずの勿体ないほどの講演会でした。 ホテル内は、閑散としていて、バーや喫茶も閉まっていました。地下駐車場は、車の台数が少なすぎて、ゴーストタウンのような異様な雰囲気でした。 ホテル業界の打撃は想像以上に大きいだろうなと痛感しました。 さて、午後3時から始まった安藤さんの講演ですが、最初から最後まで、その素のままの熱弁に引き込まれアッという間に過ぎました。 安藤忠雄さんのプロフィール 代表的な国内の建築物 安藤忠雄さんが経験した病気 面白かった雑談 安藤忠雄さんの生き様 さいごに 安藤忠雄さんのプロフィール 1941年 大阪府生まれ 大学に入らず、独学で建築を学び、1級建築士を取得。 1969年
世界的な建築家として知られる安藤忠雄さんが、フランスで最も権威ある国家勲章「レジオン・ドヌール勲章」の「コマンドゥール」を受章し「自分ができることをこれからも一歩一歩やっていきたい」と喜びを語りました。 安藤忠雄さん(79)は23日、東京・港区のフランス大使公邸を訪れ、フィリップ・セトン駐日フランス大使から「レジオン・ドヌール勲章」を授与されました。 レジオン・ドヌール勲章は、フランス政府から与えられる最も権威がある国家勲章で、安藤さんはフランスと日本の文化交流などに貢献したとして、5段階のうち3番目にあたる「コマンドゥール」を受章しました。 セトン大使が「建築界への貢献は大きく、宝石箱のような作品を多く作ってくれました」とたたえたのに対し、安藤さんは「フランスという文化国家に憧れてきた人間としては、すばらしい一日になりました」とあいさつしました。 安藤さんは、大阪生まれの79歳。 コンク
大阪出身の建築家、安藤忠雄さん(78)が設計し、大阪市に寄贈した図書施設「こども本の森 中之島」(同市北区)が5日、開館する。本に出合い、本を楽しみ、本に学ぶ-。大阪都心の新たな文化拠点の誕生だ。「子供たちに、読書を通じて考える力を身につけてほしい」。子供のころに出合った本に希望をもらったという安藤さんの思いも込められている。(矢田幸己) 【写真】こども本の森 中之島 ■蔵書1万8千冊 市内の中心部を流れる堂島川と土佐堀川に挟まれた中之島。重要文化財の市中央公会堂や、市立東洋陶磁美術館など文化施設が集積するエリアに、こども本の森の建物が、川に沿って弓なりの形で延びる。 設計にあたって安藤さんは「子供が施設の主役であることを第一に考えた」という。 3階建てで、吹き抜けを生かした明るい空間。フロアすべての壁が本棚で覆われる。絵本や児童文学、図鑑など約1万8千冊の蔵書が《大阪→日本→世界》《未来
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