「これはFA補強に備えた『プロテクト外し』と言われても仕方ありません」 こう断じるのは、プロ野球選手会の森忠仁事務局長(60)である。 【写真】カタギに見えない!清原和博の訪問姿に巨人キャンプ騒然 ■「選手の弱い立場を利用した脅し」 巨人が23日に梶谷隆幸(34)、立岡宗一郎(32)、中川皓太(28)、高橋優貴(25)、平内龍太(24)ら11選手に自由契約を通達。同時に全11人に対して育成契約を打診する見込みとの報道に、森事務局長は「巨人の都合で選手を大量に育成契約にして、球団と選手が対等でないという憤りを感じます。人的補償はFA移籍による戦力ダウンを補う制度で、『戦力均衡』のためにあるのに、毎年隠れみののように使う球団があるのは、制度に問題があるということ。人的補償を育成選手からも指名できるようにするとか、早急にルールを変える必要があります。昨年も言いましたが、これは選手の弱い立場を利用