猫の擬人化はいつ生まれたか。 二本足で立った猫が、洋服を着て靴を履き、 人間のように食事をしたりクリスマスパーティを楽しんだりする このイラストを見たことがある人は、案外多いのではないでしょうか。 動物を擬人化するのは今やよくあるスタイル。 驚いたことに、この猫のイラストが18 世紀末、誕生していたという、 時代の最先端を行くようなお話。 夏目漱石の『吾輩は猫である』に登場する、絵葉書の作者とも言われ 朝日新聞デジタルより 晩年、統合失調症を患いながらも、 それでも猫を描き続けたイギリスの画家、ルイス・ウェイン( 1860年 – 1939年、享年78歳)。 彼はインターネットを介して広く知られるようになったのです。 ルイス・ウェイン、猫画家としての物語 かつて海外では、猫好きたちは少々変わり者であると思われていました。 ひとに従順な犬と違い、どこかミステリアスで つかみどころのない存在。