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資本主義の検索結果1 - 40 件 / 92件

  • 「結婚を避け、子供をもたない」ほうが人生のコスパが良い…現代の日本人に起きている"憂慮すべき変化" 「自己家畜化」が進み、資本主義の下僕になっている

    すべてが「コスパ化」している 今日、資本主義的な考え方は経済活動だけにとどまらず、投資・資本・費用対効果(コスパ)といった概念は色々な場面に適用されがちです。そうしたなか、タイパ(タイムパフォーマンス)という言葉も登場し、三省堂の「今年の新語2022」の大賞に選ばれました。 文化資本や社会関係資本といった言葉が象徴するように、社会学者たちは学歴・教養・礼儀作法・人間関係・健康・美容・マインドまでをも資本財とみるようになり、実際、それらは投資やリスクマネジメントの対象にもなっています。してみれば、現代人の行動の広い範囲が資本主義の思想に基づいていて、この思想はよく内面化されていると言えるでしょう。 コスパやタイパといった考え方は広く浸透し、たとえば動画サイトを二倍速で視聴するような習慣も生み出しました。人生についても、「コスパの良い人生」などといった言葉が語られ、賛否はあるにせよネットメディ

      「結婚を避け、子供をもたない」ほうが人生のコスパが良い…現代の日本人に起きている"憂慮すべき変化" 「自己家畜化」が進み、資本主義の下僕になっている
    • イオングループは「悪しき資本主義の象徴」みたいに扱われているが、やっと黒字という状態でもはや田舎の公共事業みたいなものだった

      いのじん @Jingin12 イオングループは10兆円近く稼ぐ流通の巨人だけど、営業利益は2%前後、それも利益の大半は金融とディベロッパー事業から稼いでやっとこさ黒字って状態が長く続いているので、「悪辣で怠惰な経営者の努力不足」みたいな話に纏められているのもそれはそれでモニョるな 2024-03-18 18:34:00

        イオングループは「悪しき資本主義の象徴」みたいに扱われているが、やっと黒字という状態でもはや田舎の公共事業みたいなものだった
      • 親に「ソ連はなんで滅んだの?」と聞いたら「平等に分配されてみんな働かなくなったから」と言われたが、資本主義側のポジショントークだったなあ

        galax @F5533182 小学生の頃親に「ソ連はなんで滅んだの?」と聞いたことがあり、「資産が平等に分配されてみんな働かなくなったからだよ」と言われたが、今思うとあれは資本主義側から見たポジショントークだったなあ 良い悪いではなく 2024-04-30 11:58:55

          親に「ソ連はなんで滅んだの?」と聞いたら「平等に分配されてみんな働かなくなったから」と言われたが、資本主義側のポジショントークだったなあ
        • 内発的動機で駆動する『個人主義ユートピア』を、外発的動機で動かされる『資本主義ディストピア』に変えられてしまわないために - 自意識高い系男子

          個人の内発的動機で駆動される社会、『個人主義ユートピア』 p-shirokuma.hatenadiary.com amamako.hateblo.jp ↑の辺りを読んで。 かつて00年代の2chやニコニコ動画において存在した、金にならないからこそ発生した平等意識。それを私は「個人主義ユートピア」と呼んでいます。同様の個人主義ユートピアは、00年代はてなダイアリーやプロ化以前のゲーセンにもありました*1。 ニコ動にあってyoutubeにはないもの。はてなにあってnoteにはないもの。ゲーセンにあってe-sportsにはないもの。それが個人主義ユートピアです。 これら個人主義ユートピアを成立させるために肝要なのは、「金と権威」をコミュニティから取り除くことです。金と権威が得られるとわかるや否や、それ目当てのハイエナどもがコミュニティに群がってくる。ここはてなでも10年代初頭にアフィリエイトブロ

            内発的動機で駆動する『個人主義ユートピア』を、外発的動機で動かされる『資本主義ディストピア』に変えられてしまわないために - 自意識高い系男子
          • 働かずに儲ける人もいるのに、なぜこんなに働かなきゃいけないの? 堀内勉氏が投げかける“しぶとい資本主義”への問い

            ベストセラーになった『読書大全』著者の堀内勉氏が、新刊書『人生を変える読書』を題材に、先行きが不透明な時代における読書の重要性や、おすすめの書籍を紹介。本記事では、堀内氏が推奨する“自分の殻を打ち破るための本”について解説します。 前回の記事はこちら 終焉すると思われたものの、終わらない資本主義 堀内勉氏:法政大学の水野和夫さんが『資本主義の終焉と歴史の危機』という本を10年前に書かれて、大ベストセラーになっています。今でも非常に売れている本で、水野さんは「資本主義とは、利子率の低下とともに終焉していく。それで資本主義の死を迎えるのだ」と言われています。 それが一大センセーションを巻き起こしたんですが、資本主義が死んでいる感じはしなくて。金利が上がってきて、また「経済成長だ」と言ってみんなが騒いでる感じになっているかなと思います。 資本主義は、18世紀の後半、19世紀の前半ぐらいから百数十

              働かずに儲ける人もいるのに、なぜこんなに働かなきゃいけないの? 堀内勉氏が投げかける“しぶとい資本主義”への問い
            • ヒップホップと資本主義:なぜ、そこまで金銭にこだわるのか【#HIPHOP50】

              1973年8月11日はヒップホップ誕生日とされている。クール・ハークと妹のシンディ・キャンベルが、ニューヨークのブロンクスでパーティーを開き、ヒップホップの音楽と文化が誕生した歴史上重要な日とされ、米国上院では8月11日を「ヒップホップ記念日」として制定した。 今年の50周年の日に合わせて、ライター/翻訳家の池城美菜子さんが全5回にわたってヒップホップを紐解く短期集中連載を実施。第2回は「ヒップホップと資本主義」について。 ヒップホップ生誕50周年を記念したプレイリストも公開中(Apple Music / Spotify / YouTube)。 <関連記事> ・【連載第1回】ヒップホップとは何か、その定義とは ・【連載第3回】:いまさら聞けないヒップホップの地域分類とサブジャンル ・グラミー賞にてHIPHOP50周年を祝う盛大なトリビュートが披露 ・50周年の年に考える、ジャマイカの影響と

                ヒップホップと資本主義:なぜ、そこまで金銭にこだわるのか【#HIPHOP50】
              • 資本家は資本主義を嫌う、そして「メタになれ」と言う | p2ptk[.]org

                以下の文章は、コリイ・ドクトロウの「Capitalists Hate Capitalism」という記事を翻訳したものである。 Pluralistic 今週のポッドキャストでは、Locus Magazineに書いたコラム 「資本家は資本主義を嫌う」を読んだ: https://locusmag.com/2024/03/cory-doctorow-capitalists-hate-capitalism/ 「資本家は資本主義を嫌う」とはどういうことか? それは、「利益」と 「レント」(rent: 一般的には地代や家賃、使用料を指すが、ここでは経済学の「超過利潤(企業が競争的市場で得られる以上に享受する利益)」を指す)の違いに尽きる。資本家は資本(お金、またはそれで買えるもの)を労働者の労働と組み合わせて、利益(資本家の取り分)と賃金(労働者の取り分)を生み出す。 一方、レントは、資本家が利益を生み

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                • 「資本主義は死んでしまったのか?」AppleやAmazonなどのビッグテックの登場により世界の経済はどう変化したのか

                  ギリシャで財務大臣も務めた経済学者のヤニス・バルファキス氏が、「既存の資本主義がテクノ封建制に取って代わられつつある」と指摘しています。 Is capitalism dead? Yanis Varoufakis thinks it is – and he knows who killed it https://theconversation.com/is-capitalism-dead-yanis-varoufakis-thinks-it-is-and-he-knows-who-killed-it-213992 バルファキス氏は1967年から1974年にかけて、ギリシャの独裁政権下で育ち、経済学の教授となって2015年には短期間ですがギリシャの財務大臣を務めたという人物です。同氏の父親は製鉄所で働く化学技術者で、テクノロジーがどのように社会変革を推進するかについての批判的な認識をバルファキ

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                  • テスラ決算から考えるEVバブルの終焉 : 村越誠の投資資本主義

                    テスラ、24年の成長鈍化を見込む-決算は予想に届かず、株価下落 この分野の高PERはもう許されない。 注目のテスラの決算発表があったが、普通に下振れとなった。 来期の販売見通しも弱いし、マージンもクソミソに下がっており、熱心なファン以外は希望を持てるシナリオがなかった。 【テスラの株価チャート】 EVについては、当初の先進性に加えて補助金・ガソリンに比べて走行距離当たり電力価格が安かったことによるアーリーアダプター需要によるダッシュが大きかった。 しかし、購入者についてはここにきてEVを買うかどうかというのに二の足を踏む傾向が見られており、なぜそのようになっているかをいくつかの点を交えながら確認したい。 理由の一つ目はメンテナンスコストの高さにある。 EVは従来ガソリン車と比べて搭載半導体数が多かったり、電気系統の複雑さがあるわけであるが、この複雑性のせいでガソリン車であれば部品とっかえの

                      テスラ決算から考えるEVバブルの終焉 : 村越誠の投資資本主義
                    • ヤニス・バルファキス「資本主義は死んだ。テクノ封建制、万歳!」 | 新しい封建領主とは誰か?

                      資本主義は死んだと経済学者で元ギリシャ財相のヤニス・バルファキスは言う。だが、いかにして死んだというのか? われわれはどうなるのか? 英論壇メディア「アンハード」でバルファキスが挑発的に論ずる。 一昔前、高齢のフリードリヒ・フォン・ハイエクが小粋に自分の経験談を語り、そこから社会主義の計画経済に対する厳しい批判を始めるのを聴いたことがある。 ハイエクは茶目っ気を効かせてこう語った。 「先日、ある店に入りましてね。で、店を出たとき私が手に持っていたのは、それまで自分が欲しいとは夢にも思ったことのないモノだったんですよ」 ハイエクは資本主義を擁護する人のなかでも、きわめて頭が切れる論者のひとりだ。市場を慈愛にあふれた創造主とみなし、その働きを人間が作ったシステムで再現するのは無理だと考えていた。 冒頭の小話のポイントは、市場に入るまで人は自分が何を求めているのかも知らないというところだ。それな

                        ヤニス・バルファキス「資本主義は死んだ。テクノ封建制、万歳!」 | 新しい封建領主とは誰か?
                      • なぜ、いま日本に「倫理資本主義」が求められているのか? マルクス・ガブリエル『倫理資本主義の時代』/「はじめに」全文公開|Hayakawa Books & Magazines(β)

                        なぜ、いま日本に「倫理資本主義」が求められているのか? マルクス・ガブリエル『倫理資本主義の時代』/「はじめに」全文公開 世界的哲学者、マルクス・ガブリエルによる初の「日本書き下ろし」となる著作、『倫理資本主義の時代』(斎藤幸平[監修]土方奈美[訳]、ハヤカワ新書)が本日発売しました。 本記事では、その刊行を記念して本書の序文を全文公開します。資本主義が行き詰まりとなり、「入れ子構造の危機」に瀕している現代の世界。その打開の鍵は資本主義の放棄ではなく、道徳的価値と経済的価値を再統合し、「善」の組み込みによってアップデートを施した「倫理資本主義」の実装であると説く本書。こうした発想は、いったいどこから生まれたのか? そして、なぜ彼は世界に先駆けて日本で倫理資本主義の価値を表明しようと考えたのか? その秘密の一端が、明快に語られます。 『倫理資本主義の時代』ハヤカワ新書 私たちは先例のない危機

                          なぜ、いま日本に「倫理資本主義」が求められているのか? マルクス・ガブリエル『倫理資本主義の時代』/「はじめに」全文公開|Hayakawa Books & Magazines(β)
                        • ポスト資本主義におけるソフトウェアエンジニア

                          1. はじめに 企業に務めるソフトウェアエンジニアにとって、生産性向上というフレーズは聞かない日がないほど身近なものです。私自身も日々の仕事が、チームや組織の生産性向上に寄与するかどうか、意識しながら働いています。そもそもソフトウェアエンジニアという仕事は、人を機械に置き換えるという性質上、生産性向上とは切っても切り離せないという関係性を超え、生産性を向上させる営みそのものと言っても差し支えありません。 では私たちソフトウェアエンジニアのDNAである生産性向上の出自は何処かと探っていくと、どうやら資本主義と共に拡大してきたイデオロギーであることが分かります。資本主義は無限の成長を志向するエンジンを内蔵しており、現在先進国に住まう私たちの生活の豊かさは疑いなく資本主義の恩恵に依拠しています。その一方で、200年以上稼働し続けるこの資本主義というシステムについて、昨今多くの学者と有識者がその綻

                            ポスト資本主義におけるソフトウェアエンジニア
                          • ヨハン・ノルベリ「社会正義の実現には、もっと多くの資本主義が必要だ」 | 長期的に見れば「成長こそがすべて」

                            ヨハン・ノルベリ(50)は根っからの楽観主義者で、その主張を裏付ける論拠を持ち合わせている。古典的自由主義とグローバル化の熱烈な擁護者であるこの歴史学者は、ある意味、心理学者のスティーブン・ピンカーの系譜に連なり、「私たちは最善の世界に生きている」と主張する。 スウェーデン人のノルベリは、多くの人にとってシステムを推進する原動力である「利益の追求」を、「俗悪」なものだと考えている。彼が関心を寄せているのは、もっと「美しい」もの、つまり、より良い世界を創ることなのだ。 米ワシントンにあるシンクタンク「ケイトー研究所」のシニアフェローを務めるノルベリは、『資本主義宣言』(未邦訳)という挑発的なタイトルをつけた新著で、「読者の注意を文化戦争から逸らし、私たちの未来にとって重要な問題へと引き戻す」ことを目指している。スペイン紙「エル・パイス」が彼にインタビューした。 ──あなたは、社会正義の実現に

                              ヨハン・ノルベリ「社会正義の実現には、もっと多くの資本主義が必要だ」 | 長期的に見れば「成長こそがすべて」
                            • 『資本主義が嫌いな人のための経済学』の誤謬? - 清く正しく小賢しく

                              『資本主義が嫌いな人のための経済学』の誤謬(「『反逆の神話』の誤謬」補遺) - ラビットホール note.com という記事についてコメントする。この記事は、『資本主義が嫌いな人のための経済学』の内容を引用しながら、何が間違っているかを指摘している。本記事では、そうした指摘の中で誤読に基づいていると思われる点や、十分な根拠がなさそうな点を取り上げていく。 本題に入る前にいくつか注意点。 本記事は、ラビットホールさんの指摘の中で誤読に基づいている点を取り上げるものだ。総合的に判断して最終的に「『資本主義が嫌いな人のための経済学』は誤りを多く含んでおり入門書として不適切」といった結論になる可能性は排除しない。が、少なくともラビットホールさんが記事で行っているような指摘を根拠にそのように結論づけることは難しいだろう、ということは示したいと思っている*1。 ラビットホールさんの記事で指摘内容を掴み

                                『資本主義が嫌いな人のための経済学』の誤謬? - 清く正しく小賢しく
                              • リ・ガンクック「岸田文雄の『新しい資本主義』について」(2024年6月6日)

                                2021年9月、岸田文雄は「新しい資本主義」という野心的な綱領を掲げて首相に選出された。岸田は、自民党の党首として、経済成長と所得分配の好循環をもたらす新規で、より良い経済システムの実現を約束してみせた。日本政府はこの「新しい資本主義」を推進するための計画をいくつか提示したが、日本国民は依然として現在の実体経済に不満を抱いている。日本の株式市場は急騰し、日経平均は一時的に約34年前のバブル期の水準を超えたが、2023年半ば以降の経済成長は停滞している。岸田政権の支持率は着実に低下しており、2022年当初には50%を超えていたが、2024年2月には25%にまで低下した。 革新的な経済運営を約束したのは、岸田政権が初めてではない。2013年、安倍晋三は、拡張的な金融政策によって日本経済を復活させることを約束した。しかし、アベノミクスや、現在の岸田プランにも関わらず、賃金の伸びは停滞したままだ。

                                  リ・ガンクック「岸田文雄の『新しい資本主義』について」(2024年6月6日)
                                • 岸田首相「持続的賃上げへ減税」 国内投資も支援、成長還元 新資本主義会議(時事通信) - Yahoo!ニュース

                                  政府は27日、首相官邸で「新しい資本主義実現会議」(議長・岸田文雄首相)を開き、賃上げ促進や国内投資の拡大に向けた減税措置などを議論した。 【図解】経済対策で検討する主な減税措置 来月末をめどに取りまとめる経済対策に反映させ、中小企業を含めた持続的な賃上げや、企業の成長力強化を後押ししたい考え。首相は会議で、「持続的賃上げについて、賃上げ税制の減税措置の強化を図る」と強調した。 首相はまた、国内投資の促進へ「成長力強化に資する減税の実施を図る」とし、「成長型経済」への転換を目指す考えを示した。 首相は25日、経済対策について「成長の成果である税収増を国民に適切に還元する」と強調していた。制度設計の詳細は、年末に向けて行う与党の税制調査会で決める。

                                    岸田首相「持続的賃上げへ減税」 国内投資も支援、成長還元 新資本主義会議(時事通信) - Yahoo!ニュース
                                  • 連載シリーズ 新しい資本主義の「扉」第39回エネルギーは天然ガスの1万倍 | お知らせ | ニュース | 自由民主党

                                    日本発の次世代エネルギー技術「QHe」 原油の価格高騰等、エネルギーを海外に依存しているわが国では、次世代エネルギーの開発が急務となっています。そんな次世代エネルギーの中で、天然ガスの1万倍のエネルギー密度を有し、東北大学と日本の企業のチームが世界で開発の先頭を走っている「QHe(量子水素エネルギー)」を紹介します。 QHeは、水素の量子拡散を利用した発熱技術です。ニッケルベースのナノ複合金属材料に吸蔵させた少量の水素を加熱することにより、水素が量子拡散し発熱反応が起こります。 発熱の原理(イメージ) ※画像提供:(株)クリーンプラネット この反応は、研究者の間では、「凝縮系核反応」「金属水素間新規熱反応」「低エネルギー核反応」等と呼ばれ、世界中で研究が活発になってきています。 このQHeの実用化に向けた取り組みで世界をリードしているのが、株式会社クリーンプラネットです。同社が東北大学と実

                                      連載シリーズ 新しい資本主義の「扉」第39回エネルギーは天然ガスの1万倍 | お知らせ | ニュース | 自由民主党
                                    • 哲学者と子どもたちによる資本主義の改革は実現可能か? マルクス・ガブリエル『倫理資本主義の時代』書評 by 斎藤幸平|Hayakawa Books & Magazines(β)

                                      哲学者と子どもたちによる資本主義の改革は実現可能か? マルクス・ガブリエル『倫理資本主義の時代』書評 by 斎藤幸平 世界的哲学者、マルクス・ガブリエルによる初の「日本書き下ろし」となる著作、『倫理資本主義の時代』(斎藤幸平[監修]土方奈美[訳]、ハヤカワ新書)。刊行直後から各書店でベストセラーとなり、話題を呼んでいます。 「エコ・ソーシャル・リベラリズム」や「最高哲学責任者(CPO)」、「新実在論」などのキーワードが頻出する本書の読みどころは、いったいどこにあるのか? 現代社会が抱える問題に対して、本書はどのような回答を提示しているのか? 本記事では、本書の翻訳監修をつとめた斎藤幸平(東京大学大学院総合文化研究科准教授)さんによる書評を公開します。 マルクス・ガブリエルが掲げる「倫理資本主義」と、斎藤氏が標榜する「脱成長コミュニズム」は、どちらがより今の世界に求められているのか。本書が刊

                                        哲学者と子どもたちによる資本主義の改革は実現可能か? マルクス・ガブリエル『倫理資本主義の時代』書評 by 斎藤幸平|Hayakawa Books & Magazines(β)
                                      • もうトランプ生存Tシャツが販売されてて資本主義の本場を感じる→「日本じゃ考えられん」「ほんと世界最大のビジネス大国は仕事が早い」

                                        リンク 4LibertyShop Trump Defiant T-shirt Donald Trump survived an assassination event at a rally in Pennsylvania. S M L XL 2XL 3XL Width, in 18.00 20.00 22.00 24.00 26.00 28.00 Length, in 28.00 29.00 30.00 31.00 32.00 33.00 Sleeve length, in 8.90 9.20 9.50 9.70 10.00 10.40 Size tolerance, in 1.5 19

                                          もうトランプ生存Tシャツが販売されてて資本主義の本場を感じる→「日本じゃ考えられん」「ほんと世界最大のビジネス大国は仕事が早い」
                                        • 『資本主義が嫌いな人のための経済学』の誤謬(「『反逆の神話』の誤謬」補遺)|ラビットホール

                                          「『反逆の神話』の誤謬」補遺。 ヒースは『反逆の神話』と『啓蒙思想2.0』という名著を上梓している。だが、残る一般書である『資本主義が嫌いな人のための経済学』は推奨できない。 経済学の入門書だが、初歩的すぎ、内容が乏しい。 しかも、多少とも専門化すると誤りを犯す。 わざわざ誤謬を指摘するほどの価値がない。「『反逆の神話』の誤謬」の補遺として付記する。 ・ " フェアトレードの文献には、地主や、焙煎業者、ブローカー、多国籍企業から破廉恥に搾取されるコーヒー生産者の胸のつぶれるような話があふれている。だが変えようのない事実がいくつかある。世界のニーズより一〇〇〇万袋も多くコーヒーを生産しているなら、適切な解決法がそんなに多く生産するのをやめることだ(存在しない西洋の消費者向けのコーヒー豆栽培に使われた土地と労働力は、本当に必要とされているもの、例えば食糧(、、)の生産に使うこともできたのだ。そ

                                            『資本主義が嫌いな人のための経済学』の誤謬(「『反逆の神話』の誤謬」補遺)|ラビットホール
                                          • 石破茂氏、本来の資本主義に戻す 「金利のある世界」必要 - 日本経済新聞

                                            自民党の石破茂元幹事長は24日配信のラジオNIKKEIのポッドキャスト番組に出演しました。自身が目指す経済政策について「本来の資本主義に戻す」と述べました。財政や金融政策の正常化の重要性を訴えました。社会保障をはじめ政策に取り組む際は「必ず財源(の確保)とセットだ」と強調し「その議論がどこかにいってしまったのは自民党のあるべき姿だと思わない」と話しました。石破氏のインタビュー詳細はPodcas

                                              石破茂氏、本来の資本主義に戻す 「金利のある世界」必要 - 日本経済新聞
                                            • 歴史家ヨハン・ノルベリ「人類を救えるのは資本主義だけだ」 | この30年は「人類が最も恵まれた時代」

                                              この30年間で「人類の暮らしは格段に良くなった」 ──約20年前にグローバル資本主義を批判していたのは、特に反グローバリズム運動の活動家であり、左派でした。しかし、いま批判する人の多くは、主権の奪還を求める右派です。 20年前、私は自由貿易と移民の受け入れを擁護したら、右派だとさんざん批判されました。最近は同じ主張をすると、極左だと批判されます(笑)。当時は資本主義によって貧しい国が搾取されると言われました。しかし、実際には、資本主義のグローバル化によって、数億人が貧困から抜け出せたのです。すると今度は、右派やナショナリストが資本主義のせいで裕福な国が貧しくなっていると主張し、保護貿易を推進しはじめました。 こうした批判をする人は、左派・右派を問わず、世界をゼロサムゲームだと考えています。要するに、誰かが勝ったら、別の誰かが負けるという考え方です。市場や経済の仕組みがわかっていないからこそ

                                                歴史家ヨハン・ノルベリ「人類を救えるのは資本主義だけだ」 | この30年は「人類が最も恵まれた時代」
                                              • 無政府資本主義者のアルゼンチン大統領、中国を前に現実主義に転換

                                                世界の途上国は貿易や財政、安全保障の問題で頼る相手として米国と中国のどちらを選ぶべきかという選択を迫られている。アルゼンチンほどそうした判断の難しさに直面している国はない。 276%のインフレ率や国債デフォルトの歴史、過去10年間に6回のリセッション(景気後退)により、アルゼンチンは中南米の他のどの国よりも中国に依存している。 ハビエル・ミレイ氏は8カ月前、自身が大統領に就任すれば、中国との関係を抑制すると公約。「暗殺者と取引するだろうか」との当時の発言は、米国とミルトン・フリードマン氏、ドナルド・トランプ氏を称賛し社会主義や国家介入を拒否する自称「無政府資本主義者」にふさわしいものだった。

                                                  無政府資本主義者のアルゼンチン大統領、中国を前に現実主義に転換
                                                • 新しい資本主義実現会議(第26回)|内閣官房ホームページ

                                                  【連絡先】 内閣官房新しい資本主義実現本部事務局 〒100-8968 東京都千代田区永田町1-6-1 TEL.03-5253-2111

                                                  • 10月25日の第23回新しい資本主義実現会議 の基礎資料の再編・改訂・追加版

                                                    • アニッシュ・カプーアが語る監視社会、金融資本主義、そして飼い馴らされていない芸術

                                                      アニッシュ・カプーアが語る監視社会、金融資本主義、そして飼い馴らされていない芸術東京・神宮前のGYRE GALLERYで個展「アニッシュ・カプーア_奪われた自由への眼差し_監視社会の未来」を開催しているアニッシュ・カプーア。その作品制作において抱えている問題や本展について、企画者である飯田高誉(スクールデレック芸術社会学研究所所長)との書面インタビューをお届けする。 聞き手・文=飯田高誉(スクールデレック芸術社会学研究所所長) Q&A翻訳=宮澤佳奈 アニッシュ・カプーア © George Darrell, 2023 展覧会「アニッシュ・カプーア_奪われた自由への眼差し_監視社会の未来」は、2017年に企画開催された「コンセプト・オブ・ハピネス_アニッシュ・カプーアの崩壊概論」展(GYRE GALLERYの前身EYE OF GYRE、2017)の続編という位置付けとなっている。カプーアの作品

                                                        アニッシュ・カプーアが語る監視社会、金融資本主義、そして飼い馴らされていない芸術
                                                      • 「資本主義では豊かになれない」と感じる人が増え続ける今...世界経済が「中世」に逆戻りする可能性

                                                        <資本主義と民主主義を拡大する流れで発展してきた国際社会だが、現在は各国でこれに逆行する出来事が相次いでいる> このところ、資本主義や民主主義といった、いわゆる近代的システムがうまく機能しなくなっていると懸念する声をよく耳にする。長期的な時代の変化というのは、後になってみなければ分からないものであり、短期的に結論を下すことは避けたほうがよい。 だが、近代的枠組みが大きく揺らいでいるのは間違いなく、そうした視点での議論も必要となってくるだろう。 過去100年の国際社会は、近代国家の枠組みを軸に資本主義と民主主義を拡大する流れで発展してきた。国ごとに程度の違いはあるにせよ、大きな方向性としては効率のいいグローバル市場の追求と、世界共通の理念として人権を担保する方向性が模索された。だが近年、一連の流れと逆行する出来事が相次いでいる。 欧米社会とは基本的価値観が異なる中国が覇権国として台頭し、ロシ

                                                          「資本主義では豊かになれない」と感じる人が増え続ける今...世界経済が「中世」に逆戻りする可能性
                                                        • テイラー・スウィフトの収益策が緻密すぎ。ファンからも「資本主義の女王」と批判されるその方法とは

                                                          複数バージョンのアルバム販売に加え、コンサート映画の配信は有料レンタルのみ。ファンたちさえもがスウィフトを「金目当て」と嘆き始めている。

                                                            テイラー・スウィフトの収益策が緻密すぎ。ファンからも「資本主義の女王」と批判されるその方法とは
                                                          • 平賀 緑「食べものから「資本主義」を解き明かすとは」<著者からのメッセージ>

                                                            食べものから「資本主義」を解き明かすとは 私たちが何を食べるか、食料安全保障をどうするのか。そこには消費者や農家の努力だけではなく、政治経済が大きく影響している。学生たちにそう話すと「食べものと経済が関係しているなんてビックリ!」と驚かれる。しかし実際には、食も農も資本主義のロジックで動いている。 気候危機も、パンデミックも、戦争も、広がる格差や「生きづらさ」も、山積する問題は、じつは資本主義経済としては当然の結果という見方もある。だからこそ、そのカラクリを理解することが重要だ。 とはいうものの、ただ経済学を勉強しても現状はなかなか見えてこないだろう。もっともらしく語られる理論(セオリー)と私たちのリアルは大きく乖離しているからだ。そこで、身近な食べものを題材に、現代社会のグローバル化、巨大企業、金融化などを解き明かしてみた。若い人にも女性にも、「素人」や「庶民」にこそ、この現代社会のカラ

                                                              平賀 緑「食べものから「資本主義」を解き明かすとは」<著者からのメッセージ>
                                                            • 「結婚を避け、子供をもたない」ほうが人生のコスパが良い…現代の日本人に起きている"憂慮すべき変化" 「自己家畜化」が進み、資本主義の下僕になっている (4ページ目)

                                                              「結婚を避け、子供をもたない」ほうが人生のコスパが良い…現代の日本人に起きている"憂慮すべき変化" 「自己家畜化」が進み、資本主義の下僕になっている わざわざ配偶や子育てを選ぶ人は「異端者」に こうなってしまった以上、最終的には、配偶や子育ては個人のものから社会のものになるしかないのではないでしょうか。 そもそも、世代再生産を個人のインセンティブに頼っているから少子化が進むのです。資本主義が浸透し、誰もが家族や子育てにまつわるリスクを合理的に考えるようになれば、ホモ・エコノミクスとしての私たちが子育てを躊躇し、配偶すらリスクとして回避するのは当然でしょう。なぜならそれらは投資事業としてはあまりに長期的でベネフィットが不確かだからです。 今後、私たちが「真・家畜人」として資本主義に一層忠実になっていくとしたら、配偶や子育てが納税のように義務化されない限り、それらをわざわざ選ぶのは異端者とみな

                                                                「結婚を避け、子供をもたない」ほうが人生のコスパが良い…現代の日本人に起きている"憂慮すべき変化" 「自己家畜化」が進み、資本主義の下僕になっている (4ページ目)
                                                              • イオンの事業内容や営業利益率の中身をちゃんと理解しよう → 「イオングループは悪しき資本主義の象徴みたいに扱われているが、やっと黒字という状態でもはや田舎の公共事業」 - 頭の上にミカンをのせる

                                                                togetter.com まず、イオンのビジネスモデルを理解しよう。 「会計クイズ」の人がとてもわかりやすくまとめてくれている。 この人はP/L(損益計算書)ではなく、B/S(貸借対照表)を中心に企業のビジネスを理解できるようになろう!という啓蒙活動を行っており大変ユニークだと思っている。 1:イオンはGMS(スーパーマーケット事業)で利益を得る事業ではなくまず第一にテナントからの収益を中心とするデベロッパーであるという認識が必要だ。だからこそGMS事業では利益はほぼ0で良く、地元企業を駆逐できるわけだ。デベロッパー事業のほうが利益の源泉だからこそトイレや映画なども整備する。慈善事業や公共事業としてやっているわけではなく利益のためにやっている。だからこそ信用できる。 2:個人向けは「金融事業」で儲ける。イオンはGMSやその他ショッピングモールが便利であるほど、日々の買い物だけでなく「住宅ロ

                                                                  イオンの事業内容や営業利益率の中身をちゃんと理解しよう → 「イオングループは悪しき資本主義の象徴みたいに扱われているが、やっと黒字という状態でもはや田舎の公共事業」 - 頭の上にミカンをのせる
                                                                • グローバル資本主義に抵抗するアートも資本主義化していく – 橘玲 公式BLOG

                                                                  ダイヤモンド社と共同で行なっていた「海外投資の歩き方」のサイトが終了し、過去記事が読めなくなったので、閲覧数の多いものや、時世に適ったものを随時、このブログで再掲載していくことにします。 今回は2018年5月10日公開の「ニューヨークで生まれた「武器としての文化」が やがて権力に取り込まれディストピアになるまで」です(一部改変)。 GSPhotography/Shutterstock ****************************************************************************************** 今回は、ネイトー・トンプソンの『文化戦争 やわらかいプロパガンダがあなたを支配する』(大沢章子訳/ ‎ 春秋社)を紹介したい。 本書の原題は“Culture as Weapon The Art of Influence in Ev

                                                                  • (PDF)資料3「第26回新しい資本主義実現会議への映画⽂化・産業に関する提⾔」2024年4⽉17⽇映画監督 是枝裕和|内閣官房ホームページ

                                                                    • 全人類は既に「資本主義の限界」にブチ当たっているといえるワケ…日本だけではなかった(井手 壮平)

                                                                      「終わりのない成長を目指し続ける資本主義体制はもう限界ではないか」 そんな思いを世界中の人々が抱えるなか、現実問題として地球温暖化が「資本主義など唯一永続可能な経済体制足りえない」ことを残酷なまでに示している。しかしその一方で、現状を追認するでも諦観を示すでもなく、夢物語でない現実に即したビジョンを示せる論者はいまだに現れない。 本連載では「新自由主義の権化」に経済学を学び、20年以上経済のリアルを追いかけてきた記者が、海外の著名なパイオニアたちと共に資本主義の「教義」を問い直した『世界の賢人と語る「資本主義の先」』(井手壮平著)より抜粋して、「現実的な方策」をお届けする。 『世界の賢人と語る「資本主義の先」』連載第1回 資本主義の定義とは 本論に入るにあたり、まず、最も基本的な用語の定義から始めたい。それは、本書の主題である「資本主義」という言葉がそもそも何を指すのかだ。資本主義という用

                                                                        全人類は既に「資本主義の限界」にブチ当たっているといえるワケ…日本だけではなかった(井手 壮平)
                                                                      • 日本は資本主義であり社会主義? - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

                                                                        最も成功した社会主義国家 まだ中高生だった頃、ソ連のゴルバチョフが来日し「日本は最も成功した社会主義国家」と述べていました 「えっ、日本は資本主義でしょ?何言ってんだろ?」と浅い知識ながら疑問に思います 長らく社会で活動して、他の資本主義国家と比較してみると「日本は社会主義的」と感じることがあります 調べてみると、資本主義は「生産のための組織が、資本によって作られている経済体制」とあります 資本制企業が物財やサービスの生産、流通の主体になっている経済体制のことを「資本主義」と呼ぶようです 資本が生産活動の主体になっている経済体制で、産業革命によって確立された経済体制で、生産手段を資本として私有する資本家がいて、自己の労働力以外に売るものを持たない労働者から労働力という商品と時間を購入し、それを上回る価値を持つ商品を生産し、利益を得るという経済システムのことを指します 1人でできることには限

                                                                          日本は資本主義であり社会主義? - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
                                                                        • 中国国内で視察が殺到─爆発的な経済成長を促す「合肥モデル」とは | 最高の「国家資本主義」のカタチ?

                                                                          成長の鈍化が指摘される中国経済だが、そのなかでも特異な伸びを見せているのが安徽省の「合肥市」だ。海外メディアは、地元当局が民間企業に投資する「合肥モデル」が大きな成功要因だと分析する。具体的にどのような仕組みなのだろうか? 中国最速の成長を遂げる市 2022年2月、米メディア「ブルームバーグ」は、「中国共産党はいかにしてベンチャー・キャピタリストになったか」と題した記事を掲載。合肥モデルの特徴についてくわしく解説している。 かつて中国のEVメーカー「NIO(ニーオ)」は経営破綻の危機にあり、テスラのライバル的存在として期待を寄せていた海外のベンチャー・キャピタルや投資家が次々と離れていった。 このとき、NIOへの支援を表明したのが中国共産党だった。安徽省の省都である合肥市は50億元(約1000億円)を拠出してNIOの株式を取得すると、生産拠点を上海から合肥へと移した。

                                                                            中国国内で視察が殺到─爆発的な経済成長を促す「合肥モデル」とは | 最高の「国家資本主義」のカタチ?
                                                                          • 崩壊している資本主義の後に来るものは何なのか

                                                                            フランス大会も、準決勝が終われば、あとは10月29日の決勝(日本時間)を残すだけである。 私の印象に残っているのは、15日に行われた準々決勝の「アイルランド対ニュージーランド」。最後の10分、とくに約5分間の息もつかせぬ連続攻撃のアイルランド、しのぎ続けるニュージーランドの死闘はすばらしかった。 なぜ「つまらない日本戦」に国民の多くが感動したのか 一方、日本はアルゼンチンに負けてグループステージでの敗退となったが、これがつまらない試合だった。双方ノックオンなどミスの嵐だった。後半、疲れた日本は、底力の違いで完敗した。某民放のテレビ中継が、アナウンサーも解説者も騒ぎ立てる応援をしているのを見て、げんなりしてしまった。 しかし、このように日本戦がつまらなかったと言っているのは、日本では私だけで、多くの国民は感動の嵐に包まれたようだ。いったいなぜだろうか。 それは、私は「ラグビーの試合を見ていた

                                                                              崩壊している資本主義の後に来るものは何なのか
                                                                            • 神宮外苑「再開発」は行き過ぎた資本主義の暴走か

                                                                              「3.5%の人が本気になれば、社会は変えることができる」 そう話すのは、8月に『コモンの「自治」論』(集英社)を上梓した東京大学大学院の斎藤幸平准教授(経済思想が専門)だ。斎藤氏は、東京・明治神宮外苑の再開発に異を唱え、東京都の認可取り消しや事業の執行停止を求める裁判の原告団にも名を連ねている。(インタビュー記事:斎藤幸平「企業に商品化される神宮外苑」の大問題) 「3.5%」というのは、アメリカ・ハーバード大学の政治学者のエリカ・チェノウェスらの理論で、「人口の3.5%を動員して成功しなかった運動はない」という研究のことだ。東京都の人口は1400万人。3.5%の49万人が「本気」になれば、都政を動かすこともできるかもしれない。 三井不動産や明治神宮などの事業者が進める神宮外苑の再開発計画では、現・秩父宮ラグビー場と神宮球場の場所を入れ替えて新しいホテル付きの野球場、屋根付きラグビー場を建設

                                                                                神宮外苑「再開発」は行き過ぎた資本主義の暴走か
                                                                              • インパクト投資の父ロナルド・コーエン「テスラの急成長の理由を考えれば、資本主義が変わるのは必然だ」 | 社会と環境に優しい資本主義を再考する

                                                                                グローバル規模のインパクト革命を主導する先駆的な社会イノベーターであり、ベンチャー・キャピタリスト、プライベート・エクイティ投資家でもあるロナルド・コーエン。現在、彼は社会・環境に優しい資本主義を再考案するという大仕事に専念している。 このいわゆる「インパクト投資」は、収益だけを見るのではなく、社会に対してプラスとなる効果を生む企業に資金を振り向けようとするものだ。マドリードを訪れていたコーエンにスペイン紙がインタビューした。 「テスラ」が良い成功例 ──(スペイン訪問の目的だった)実業家向けの講演会では、どんなお話をしたのですか? 多くの人は、私たちが直面している環境的・社会的難問を認識していると思います。富裕層と貧困層との格差が、いかに地球も社会も脅かし、民主主義と資本主義との衝突に繋がっているか、という問題です。私たちは今、民主主義と資本主義の両方に対する反発を目にしているわけです。

                                                                                  インパクト投資の父ロナルド・コーエン「テスラの急成長の理由を考えれば、資本主義が変わるのは必然だ」 | 社会と環境に優しい資本主義を再考する
                                                                                • セルフケア・セルフラブを取り戻す――資本主義的「ご自愛」への抵抗[第1回] やさしい生活革命――セルフケア・セルフラブの始め方

                                                                                  「カルチャー ×アイデンティティ×社会」をテーマに執筆し、デビュー作『世界と私のA to Z』が増刷を重ね、新刊『#Z世代的価値観』も好調の、カリフォルニア出身&在住ライター・竹田ダニエルさんの新連載がついにOHTABOOKSTANDに登場。いま米国のZ世代が過酷な現代社会を生き抜く「抵抗運動」として注目され、日本にも広がりつつある新しい価値観「セルフケア・セルフラブ」について語ります。本当に「自分を愛する」とはいったいどういうことなのでしょうか? 一緒に考えていきましょう。 「セルフケア」の日本における受容最近、「セルフケア」という言葉が日本でも急速に広がりつつあるが、「セルフケア」という言葉を聞いて、どういうことを想像するだろうか。いつもより少し贅沢な保湿パック、いつもは買わないデパートのチョコレート、シャンパングラス片手に泡風呂、またはちょっと遠くまで一人旅。「自分で自分のご機嫌を取

                                                                                    セルフケア・セルフラブを取り戻す――資本主義的「ご自愛」への抵抗[第1回] やさしい生活革命――セルフケア・セルフラブの始め方