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  • 東京新聞:初代日野図書館長・前川さん死去 「ひまわり号」など絶大功績:東京(TOKYO Web)

    移動図書館車で作業する館長時代の前川さん(右端)=1960年代、日野市で(いずれも日野市立図書館提供) 日野市立図書館の初代館長の前川恒雄さんが十日、八十九歳で亡くなった。今でこそ、図書館が市民に本を貸し出すのは当たり前だが、一九六〇~七〇年代に実践し、モデルをつくったのが前川さん。「市民が自由に本を借りて読めることが民主社会の基本で、それを支えるのが図書館」との信念を貫いたという。 (松村裕子) 当時の図書館は、市民が見て回れる書架はなく、希望者には書庫から本を出して閲覧してもらうのが一般的だった。日本図書館協会の職員だった前川さんは六五年、後に日野市長になる上司の有山〓(たかし)さんの誘いで市立図書館長に就任すると「何でも、いつでも、どこでも、誰でも」を目標に掲げた。

      東京新聞:初代日野図書館長・前川さん死去 「ひまわり号」など絶大功績:東京(TOKYO Web)
    • ノルウェー図書館、中国スキーチームの法輪功書籍撤去要求を拒否

      最近、ノルウェーで練習している中国スキーチームの選手が地元の図書館に対し、法輪功の書籍を撤去するよう要求したが、却下された。ノルウェーメディア「Norway Today」が報じた。 報道によると、中国のクロスカントリーチームは2022年の北京冬季五輪に備えて、同国メローカー市で転地トレーニングを行っていた。図書館の支配人アンネ・マルケン(Anne Marken)氏によると、3人の隊員ぞれぞれから書籍を撤去するよう強要された。また、ほかの選手は別の書籍に対しても同様の要求を出した。「彼らによれば、それらの本を読んだ選手は中国の収容所や監獄に送られる危険があるという」 しかし選手らの要求は却下された。ノルウェー紙「Adresseavisen」の取材に対し、アンネ・マルケン氏は「ノルウェーには言論の自由がある。彼らの要求に従うことはできない」「図書館の本はすべて公開されている。このような要求で本

        ノルウェー図書館、中国スキーチームの法輪功書籍撤去要求を拒否
      • 滋賀県立図書館が児童書「全点購入」を続けるワケは? 「子どもの文化」35年以上も下支え|文化|地域のニュース|京都新聞

        滋賀県立図書館(大津市)が、国内で刊行されている児童書の「全点購入」を始めて35年以上になる。かつては全国の都道府県立図書館で唯一の取り組みであり、県の財政難に伴って図書費が減る中でも事業を継続してきた。豊富な資料がそろい、一般向けの貸し出しだけでなく、地域の図書館関係者や読書ボランティアが

          滋賀県立図書館が児童書「全点購入」を続けるワケは? 「子どもの文化」35年以上も下支え|文化|地域のニュース|京都新聞
        • 伊万里市民図書館(佐賀県)、展示「新書の帯を佐賀県内の司書が作っちゃいました!」を実施中:佐賀県内の図書館員の共同企画「帯プロジェクト」に基づく取り組み

            伊万里市民図書館(佐賀県)、展示「新書の帯を佐賀県内の司書が作っちゃいました!」を実施中:佐賀県内の図書館員の共同企画「帯プロジェクト」に基づく取り組み
          • 新たな知の拠点 誕生祝う ミライon図書館 県立・市立一体型図書館 | 長崎新聞

            Published 2019/10/06 00:11 (JST) Updated 2019/10/06 10:04 (JST) 県立・市立一体型図書館「ミライon図書館」が5日、開館。初日はオープン前から長蛇の列ができ、多くの家族連れなどでにぎわった=大村市東本町、同館 長崎県と大村市が同市東本町に整備した県立・市立一体型図書館「ミライon図書館」と、併設する市歴史資料館が5日、開館した。正午のオープン前には開館を待ちわびた3千人以上が長蛇の列をつくり、新たな“知の拠点”の完成を祝った。 1階の一部に市歴史資料館が入る建物は鉄骨造り6階建て、延べ床面積約1万3300平方メートル。蔵書数は約125万冊(うち開架25万冊)。収蔵能力は九州最大級の202万冊で、長崎市にあった旧県立長崎図書館の70万冊を大幅に上回る。 市歴史資料館の所蔵資料数は約2万点。約200平方メートルの常設展示室やデジタル

              新たな知の拠点 誕生祝う ミライon図書館 県立・市立一体型図書館 | 長崎新聞
            • Q.新発想の市立図書館、20代以下の利用が3倍以上に増えた理由は?

              多摩市立中央図書館(東京都多摩市)の利用者が増えています。2023年7月に開館した同図書館は、最寄り駅の多摩センター駅から徒歩7分ほど、多摩中央公園の北西端に位置します。建物は地下2階・地上2階建て。斜面の敷地に半ば埋まって立っています。 前身である多摩市立図書館本館は、公園の南側にありました。統廃合で使わなくなった市立中学校の校舎を改修し、08年から暫定的に利用していました。 旧本館は年配の利用者が多い傾向にありましたが、新しくなった中央図書館では、若い世代の利用が大幅に伸びています。本の貸し出し冊数は、旧本館時代の22年と比べると、20代以下が3~4倍、30~40代が2~2.5倍に増えました。若い世代の利用が急増した理由は何でしょうか。3択です。

                Q.新発想の市立図書館、20代以下の利用が3倍以上に増えた理由は?
              • 『税金で買った本』に込められた公共図書館への思いと調べることの楽しさ:原作者・ずいのさんインタビュー | ほんのひきだし

                シリーズ累計発行部数70万部を突破した、「図書館に行きたくなる!」と話題の図書館お仕事漫画『税金で買った本』。 5月8日(月)には、最新7巻とともに、『税金で買った本 公式ファンブック 図書館ともっと仲良くなれる本』も発売された本作の原作者・ずいのさんに、本作の成り立ちから今後の展開まで、メールインタビューにてお聞きしました! 税金で買った本(1)(第7巻まで発売中) 原作:ずいの、漫画:系山冏 発行所:講談社 発売日:2021年12月 価格:726円(税込) ISBN:9784065261682 小学生ぶりに図書館を訪れたヤンキー石平くん。10年前に借りた本を失くしていたことをきっかけに、あれよあれよとアルバイトすることに! 借りた本を破ってしまった時は? 難しい漢字の読み方を調べたい時は? ルールに厳しくも図書を愛してやまない仲間と贈る、読むと図書館に行きたくなる図書館お仕事漫画、誕生

                  『税金で買った本』に込められた公共図書館への思いと調べることの楽しさ:原作者・ずいのさんインタビュー | ほんのひきだし
                • E2371 – 図書館に関する意識:新型コロナウイルス感染症の影響

                  図書館に関する意識:新型コロナウイルス感染症の影響 総務部企画課・渡邉由利子(わたなべゆりこ) 電子情報部電子情報企画課資料デジタル化推進室・川島隆徳(かわしまたかのり) 国立国会図書館(NDL)では,2014年および2019年に「図書館利用者の情報行動の傾向及び図書館に関する意識調査」を実施した(E1667,E2225参照)。公共図書館に関する意識や情報行動の変化を把握するために,数年に一度程度の頻度でこのような調査を行うことを想定していたが,2020年,新型コロナウイルス感染症の流行により人々の意識や行動に大きな変化が生じたことが推測されたため,2019年に続けて2020年12月11日から15日にかけて調査を実施した。 調査方法はこれまでの調査と同じくオンライン調査とし,対象は調査受託会社のインターネットモニターから抽出した20歳以上の日本在住者(有効サンプル数5,000人)で,地域(

                    E2371 – 図書館に関する意識:新型コロナウイルス感染症の影響
                  • 河野大臣のブロック、国民の「知る権利」を侵害してないか? 京大・曽我部教授に聞く - 弁護士ドットコムニュース

                      河野大臣のブロック、国民の「知る権利」を侵害してないか? 京大・曽我部教授に聞く - 弁護士ドットコムニュース
                    • 新型コロナ後、「図書館×まちづくり」の在り方が問われる

                      アカデミック・リソース・ガイド(arg)代表取締役/プロデューサー・岡本真氏に聞く 聞き手・構成:黒田 隆明2020.07.10 賑わい、デジタル、プライバシー……「図書館」という公共空間は、新型コロナウイルス感染症の影響で、その在り方の本質的な見直しを迫られている。図書館のコンサルティングなどを手掛けるほか、全国の図書館に足を運び、現場の事情にも詳しいアカデミック・リソース・ガイド(arg)代表取締役/プロデューサーの岡本真氏に、コロナ禍であらわになった図書館の課題について語ってもらった(オンラインによるインタビュー)。 ――新型コロナウイルスの感染拡大がきっかけで、図書館のどのような課題が表面化してきたとお考えですか。 岡本 大きく2つの面で課題があらわになったと考えています。 1つめは「賑わい・交流を生む図書館」「場としての図書館」という考え方に基づく図書館振興の課題です。端的に言え

                        新型コロナ後、「図書館×まちづくり」の在り方が問われる
                      • http://www.library.pref.nagano.jp/osirase_191013-2

                        • 河北抄|11月7日 - 宮城県内の県立高校は「宮城県○○高校」と… | 河北新報オンラインニュース

                          宮城県内の県立高校は「宮城県○○高校」と、名称に「立」の字がない。他の多くの県は「立」の字が入っている。図書館などの施設名もそうだ。この違いは何から生まれたのだろう。 県図書館の佐尾博基さん(44)は「宮城以外では北海道と長野県ぐらいなんですよ」と言う。県立の図書館で「立」が付かないのは、宮城、愛知、岐阜など。 県図書館では企画展「宮城『県立』図書館から宮城『県』図書館へ」を10日まで開催中だ。1919年に従来の名称から「立」を削り、現在の名前になった経緯を所蔵資料などで紹介している。 「宮城書籍(しょじゃく)館」として1881年に創立された同館は、名称に費用負担者名を表示せよとの文部省令を受けて「宮城県立図書館」と改称。さらに省令廃止を機に再改称した。県立の学校名から「立」が削られたのもこの時だという。 「『立』の字を削った歴史は分かりました。ただ、なぜ削ったのか、その理由は推測の域を出

                            河北抄|11月7日 - 宮城県内の県立高校は「宮城県○○高校」と… | 河北新報オンラインニュース
                          • 会津藩の古文書を電子化 会津図書館所蔵471点、ネット公開へ:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet

                            会津若松市は新年度、同市の会津図書館で所蔵する会津藩関連の古文書などをデジタル撮影し、高精細画像をインターネット上で公開する「デジタルアーカイブ事業」を展開する。 資料に直接触れることで生じる汚れや破損を防ぐ一方で、デジタル化した資料をいつでも閲覧できるようにして会津藩の研究などを促進する。画像の公開は、来年3月末までに始める予定。 デジタル化されるのは、江戸時代後期の藩士の出自などをまとめた「諸士系譜」、戊辰戦争後の旧藩士らの動向が分かる貴重な資料「南部移転人別帳」など古文書471点。 同図書館には、会津を離れた藩士の子孫から先祖に関する問い合わせが多いため、所蔵する2千点以上の資料から、藩士関連の記録などを中心にデジタル化することを決めた。 このほか、会津藩主松平容保(かたもり)が江戸に出向く様子を描いた「参勤交代行列図」など絵図5点も公開する。 市は今後、ほかの古文書や古写真などのデ

                              会津藩の古文書を電子化 会津図書館所蔵471点、ネット公開へ:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet
                            • 長崎)「ミライon図書館」開館 九州最大規模:朝日新聞デジタル

                              長崎県立長崎図書館と同県大村市立図書館が共同運営する「ミライon(オン)図書館」が大村市で5日、開館した。県と市町村が共同運営する図書館は、高知市で昨年開館した図書館に次いで全国2例目。収蔵能力は202万冊で、九州最大規模という。 鉄骨6階建てで1~4階が利用できる。蔵書は約125万冊(うち開架25万冊)。無料の駐車場が205台あり、1階には市歴史資料館が併設されている。 正午の開館前、少なくとも2千人が列を作って待っていた。開館式で渡辺斉志館長は「皆様の生活の一部になることを職員全員が願っています」とあいさつ。先着3千人がもらえるロゴ入りトートバッグは、開館後1時間15分でなくなった。 地元で生まれ育ったという同市の主婦岩永ゆかりさん(39)は「県北や長崎市からも人が来るのでは。大村のまちが活性化していけば」と期待を話した。(中川壮) ","naka5":"<!-- BFF501 PC記

                                長崎)「ミライon図書館」開館 九州最大規模:朝日新聞デジタル
                              • klis OBが司書課程科目の担当講師になった話 - すこしねむい

                                この記事はklis Adbent Calendar2019の23日目の記事です。遅刻してしまった…すいません。。。 という訳でお久しぶりです。Laboremus4869です。 「就職しました!これからはブログも頻繁に書ければ良いなと思ってます!」 という最後の記事から5年。 頻繁とは…。 (そもそも最後の記事も1.5年ぶりくらいの更新だった訳ですが…) 今回は上記の企画を見かけたのでブログ再開のきっかけとしてみたく何かしら書いてみます。 まぁお暇な方はお付き合いください。 なお、以下の記事はLaboremus4869の個人的な意見・見解となっており、所属する(していた)いかなる組織とも無関係であることを予めご了承ください。 自己紹介 どんな人か klis ACをきっかけにこのブログを訪れてくださった方もいると思いますのではじめに自己紹介をば。 これをいま書いている人はklisのOBです。k

                                  klis OBが司書課程科目の担当講師になった話 - すこしねむい
                                • 出版状況クロニクル175(2022年11月1日~11月30日) - 出版・読書メモランダム

                                  22年10月の書籍雑誌推定販売金額は845億円で、前年比7.5%減。 書籍は484億円で、同5.9%減。 雑誌は360億円で、同9.7%減。 雑誌の内訳は月刊誌が296億円で、同10.8%減、週刊誌は64億円で、同4.3%減。 返品率は書籍が34.1%、雑誌は43.8%で、月刊誌は43.4%、週刊誌は45.5%。 8、9月に比べてマイナス幅が大きくなってきていることからすれば、 20年、21年の書籍推定販売金額よりも22年の大幅な減が予測される そのような出版状況の中で、22年の最後の月へと入っていく。 1.『出版月報』(10月号)が特集「出版物の価格を考える」を組んでいる。 出版科学研究所の水野敦史による時宜を得た好企画で、各種グラフと表も併せて「出版物の価格」の推移と出版、社会状況をトレースしている。 そのうちの総務省「家計調査(二人以上の世帯)」に基づく「消費支出と品目別支出額の推移

                                    出版状況クロニクル175(2022年11月1日~11月30日) - 出版・読書メモランダム
                                  • 文科省から自治体に図書館の拉致問題関連図書充実について要請【調査会NEWS3645】(R4.8.31) - 荒木和博BLOG

                                    ちょうど安倍元総理銃撃のニュースが飛び込んできた7月8日、特定失踪者家族会では今井英輝会長ら役員が石川正一郎・拉致問題対策本部事務局長と面会していました。そこで公立図書館への拉致問題関連図書の充実について要請をしたところ、拉致対と文科省で協議し、文科省から自治体への要請文書(下記①)が昨日8月30日付で送付されました。また、これに先立ち前日29日付で拉致問題対策本部から文科省への依頼文書(下記②)が送付されています。 御協力いただいた関係各位に御礼申し上げます。これまでも全国各地の皆さんが地元図書館に拉致問題関連図書を置いてもらうよう要請して下さっていますが、今回公式的なお墨付きも得られたわけで、ぜひさらに進めていただくようお願いします。特に地方議員の皆様には議会での質問も含め御協力をよろしくお願い申し上げる次第です。 なお、これまで出版された拉致問題に関わる図書の一覧については、全ては網

                                      文科省から自治体に図書館の拉致問題関連図書充実について要請【調査会NEWS3645】(R4.8.31) - 荒木和博BLOG
                                    • 図書館に元首相の蔵書 調査で判明、愛知・豊橋:東京新聞 TOKYO Web

                                      愛知県豊橋市図書館が、所有する本に押された“蔵書印”を調べたところ、明治から戦後に活躍したジャーナリスト徳富蘇峰(1863~1957年)や、戦後にA級戦犯として終身禁錮刑となった平沼騏一郎元首相(1867~1952年)が所有した本が含まれることが分かった。同館は「蔵書の持つ新たな意味を発見できた」としている。 同館は、昨年4月から蔵書印と、本の仕入れ先や時期などを記したリスト「図書原簿」を調査。このうち蔵書印は、国文学研究資料館(東京)のデータベースなどと照合した。

                                        図書館に元首相の蔵書 調査で判明、愛知・豊橋:東京新聞 TOKYO Web
                                      • CA1999 – 利用者カードをめぐる最近の動向 – 公共図書館を中心とした – / 和知 剛

                                        CA2000 – 動向レビュー:米国のIMLSが戦略的5か年計画で描くこれからの図書館像-地域変革における触発機能- / 豊田恭子 利用者カードをめぐる最近の動向 – 公共図書館を中心とした – 郡山女子大学短期大学部:和知   剛(わちつよし) はじめに 図書館、特に公共図書館における「蔵書の館外貸出」(以下「貸出サービス」)は、『中小都市における公共図書館の運営』(『中小レポート』、1963年)を転回点とする図書館サービス観の転換により、ユニバーサルサービス(電気、ガス、水道、郵便、福祉などの、誰もが等しく受益できる公共サービス)のひとつとしての、公共図書館の根幹をなす「資料の提供」を達成するための基幹業務として捉えることができる。表現を変えれば、どこの公共図書館に出向いても同じ図書館サービスが受けられる、その図書館サービスの基本と位置づけられているのが「貸出サービス」であると言ってい

                                          CA1999 – 利用者カードをめぐる最近の動向 – 公共図書館を中心とした – / 和知 剛
                                        • 「図書館の本」異例の被害相次ぐ、館内利用者が大量にページ破りか…結末読めないミステリー小説も

                                          【読売新聞】 高松市中央図書館で蔵書が昨年春以降、ページを大量に破り取られる被害が、相次いでいることが同館への取材でわかった。今年10月までに分館の「瓦町サテライト」も含めて、少なくとも40冊の被害が確認され、中には100ページ超が

                                            「図書館の本」異例の被害相次ぐ、館内利用者が大量にページ破りか…結末読めないミステリー小説も
                                          • 日本図書館協会に「図書館における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」の速やかな修正を求める要請を送付しました | 図書館問題研究会

                                            2020年5月18日 2020年5月14日付で日本図書館協会より公開された「図書館における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」は、「図書館の自由に関する宣言」に反し、 感染症拡大防止対策としても整合性・合理性に乏しい来館者名簿の作成を要請するなど、その内容に大きな問題があり、 感染拡大防止に尽力しながら図書館サービスの再開に努力している図書館現場に混乱をもたらしています。 この事態を一刻も早く改善するため、図書館問題研究会委員長名で、日本図書館協会に対し、ガイドラインの速やかな修正を求める要請書を送付しました。 「図書館における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」の速やかな修正を求めます

                                              日本図書館協会に「図書館における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」の速やかな修正を求める要請を送付しました | 図書館問題研究会
                                            • E2190 – 三角コーンが結ぶふたつのまち:小樽・渋川コラボ展示の経緯

                                              三角コーンが結ぶふたつのまち:小樽・渋川コラボ展示の経緯 渋川市立図書館公式Twitter中の人 2019年6月19日,「日本のまんなか」に位置する渋川市立図書館(群馬県)の広報担当は,受話器を耳に当てたまま土下座をするという器用なポーズを取っていた。見守る館員の目は点。館長の表情は蒼白。三者が息を殺して互いに身動きの取れないこの状況は,本来の意味は違うが「三すくみ」に似ていた。広報担当の電話の相手は市立小樽図書館(北海道)の館長さんである。なぜ,このような事態が発生したのか。 前日18日,渋川市立図書館は,公式Twitterでこんなツイートをした。「【悲報】 近頃,当館の安全を守る三角コーンが相次いで交通事故に遭っています。残念ながら当館の館長には,市立小樽図書館の館長さんのように,サイン付きの三角コーンを豊富にお持ちの義理の息子さんは存在しません。(略)」 三角コーンを豊富にお持ちの義

                                                E2190 – 三角コーンが結ぶふたつのまち:小樽・渋川コラボ展示の経緯
                                              • 東京:図書館閉館案に議会紛糾 渋谷区 :地域ニュース

                                                閉館方針を巡って議論が紛糾している渋谷区立渋谷図書館 渋谷区立渋谷図書館を今年度末で閉館するとの区の条例案を巡り、区議会が紛糾している。8日閉会の第4回区議会定例会では「地元への説明が不十分」として継続審査となり、閉館決定は見送られた。区内には図書館が複数あるとはいえ、利用者たちは「納得いかない」と困惑している。(白井亨佳) 同区によると、同館は1915年(大正4年)、区内で初めて開設された図書館。77年に現在の赤レンガの建物に改築された。蔵書数は約11万点、座席数は133席で全10か所の区立図書館の中で2番目に広い。JR渋谷駅から徒歩10分の好立地にあり、昨年度1年間の利用者数は約5万3700人と、多くの区民に親しまれてきた。 一方、同館は空調設備が故障し、今年夏には暑さから職員が体調を崩したため、8月中旬~9月中旬、臨時休館していた。現在は予約された本の貸し出し、雑誌と新聞の閲覧のみを

                                                  東京:図書館閉館案に議会紛糾 渋谷区 :地域ニュース
                                                • 三島由紀夫ゆかりの旧図書館をレーザー測量 3Dデータ化でVRや立体造形製作に活用へ 兵庫 | 神戸新聞

                                                  東播工業高校(兵庫県加古川市東神吉町神吉)建築科の生徒が、老朽化で存廃が議論されている旧加古川図書館(同市加古川町木村)の建物を、最新鋭のレーザースキャナーで計測した。高密度な点群データ(空間での位置などの情報を持った点を集めたデータ)により、3次元の座標でパソコン画面に建物を再現。データは、VR(仮想現実)への活用や、3Dプリンターでの立体造形物の製作などに生かす。(斉藤正志) 三脚の上で、箱型のレーザースキャナーがゆっくりと動く。測量を効率的に短時間でできる先端機器で、レーザーを照射し、反射する時間や角度によって1秒間に最大200万点のデータを収集。360度の高密度な点群データで、位置情報を測る。 同校建築科の大歳浩功(ひろのり)教諭(58)が担当する班の3年生8人が5~6月に計5回、旧加古川図書館で活動し、計150カ所からレーザーを当てた。建物の外からだけでなく、市教育委員会の許可を

                                                    三島由紀夫ゆかりの旧図書館をレーザー測量 3Dデータ化でVRや立体造形製作に活用へ 兵庫 | 神戸新聞
                                                  • 病気の情報はまず図書館で 病院連携で専用コーナーも - 日本経済新聞

                                                    図書館でがんなどの医療・健康情報を発信しているところが増えている。国立がん研究センターは、日常生活に密着した場所の中で、がんの情報を得られる環境づくりの一環として、図書館と病院が連携するプロジェクトを進めている。「図書館であればインターネットが苦手な60代以上の患者でも落ち着いて情報を得られる」「病院と違って、病気になる前から身近な場所で医療・健康情報に触れられる」などのメリットがあるようだ。図

                                                      病気の情報はまず図書館で 病院連携で専用コーナーも - 日本経済新聞
                                                    • 川崎市立図書館、JR鹿島田駅構内の図書返却ボックスへプロサッカーチーム「川崎フロンターレ」とのコラボレーションによるラッピングを実施

                                                        川崎市立図書館、JR鹿島田駅構内の図書返却ボックスへプロサッカーチーム「川崎フロンターレ」とのコラボレーションによるラッピングを実施
                                                      • 返却本の消毒作業 栃木県立図書館が再開 感染対策 余念なく【動画】|地域の話題,動画,社会,県内主要|下野新聞「SOON」ニュース|新型肺炎-COVID19-|下野新聞 SOON(スーン)

                                                        新型コロナウイルスの感染予防策として、宇都宮市塙田1丁目の県立図書館では返却された本の消毒作業が行われている。 同館は緊急事態宣言を受け4月8日から臨時休館。12日に再開し、一部サービスを縮小して運営している。本は職員が手作業で1冊ずつ消毒。無水エタノールで表面を拭き取った後、24時間保管してから利用者が閲覧できる棚に戻しているという。 19日も職員2人が消毒作業を行った。返却された書籍や辞典などの表紙と背表紙を、無水エタノールを含ませたキッチンペーパーで丁寧に拭いた。同館の永島康治(ながしまやすはる)調査相談課長(55)は「皆さんが安心して利用できるよう、滞在時間は最小限に、家で読書を楽しんでほしい」と呼び掛けている。

                                                          返却本の消毒作業 栃木県立図書館が再開 感染対策 余念なく【動画】|地域の話題,動画,社会,県内主要|下野新聞「SOON」ニュース|新型肺炎-COVID19-|下野新聞 SOON(スーン)
                                                        • ぬれた本を救い出せ 台風19号、図書館も被害深刻:一面:中日新聞(CHUNICHI Web)

                                                          東日本を直撃した台風19号は、少なくとも東京、千葉、静岡など十三都県の八十六公立図書館と十四大学図書館に甚大な被害をもたらしたことが、文部科学省などへの取材で分かった。同省にまだ報告がない長野県内でも複数の館が被害に。十二日の上陸以降、書庫が水没したり、雨漏りで本がぬれたりした現場で、職員らによる不休の復旧作業が続く。 「一週間も水に漬かってしまった。本を助けたいけど…」。泥と消毒液の臭いが立ち込める東京都市大(世田谷区)の図書館で、スタッフらがかびた本の整理や清掃をする。蔵書二十九万冊のうち九万冊を置く書庫を含めた地下が水没し、一階も足首まで水に漬かった。 千曲川の堤防決壊で大きな被害が出た長野市では、図書館分室のうち二カ所が浸水した。豊野公民館では一階が五十~六十センチ浸水。ロビーに並べていた書籍の四分の一にあたる千冊が水をかぶった。堤防決壊現場となった穂保(ほやす)地区の長沼交流セン

                                                            ぬれた本を救い出せ 台風19号、図書館も被害深刻:一面:中日新聞(CHUNICHI Web)
                                                          • 図書館員・利用者双方に認識の変化を迫る「図書館の日本文化史」 田中大喜が選ぶ新書2点|好書好日

                                                            『図書館の日本文化史』 図書館はもっとも身近な公共施設の一つだが、その実態はよく知られていないのではないか。高山正也『図書館の日本文化史』(ちくま新書・1012円)は、日本の図書館史を紐解(ひもと)きつつ現代の図書館と司書職が抱える問題点を析出する。 現代の図書館の役割は民主主義社会の主権者の育成にあるが、その多くは利用者のリクエストに応える「無料貸本屋」となり、司書職も書籍の貸し出し・返却手続きに従事する非専門職種と誤解されている現状を厳しく批判する。図書館員・利用者双方が図書館と司書職に対する認識を深めていくことが、現状の改善に不可欠と痛感させられる。 ★高山正也著 ちくま新書・1012円 『日本中世の民衆世界 西京神人(にしのきょうじにん)の千年』 民衆は歴史を創り出す主体だが、時代が遡(さかのぼ)るほどその実態に迫るのは容易ではない。三枝(みえだ)暁子『日本中世の民衆世界 西京神人

                                                              図書館員・利用者双方に認識の変化を迫る「図書館の日本文化史」 田中大喜が選ぶ新書2点|好書好日
                                                            • 出版業界事情:書店と図書館の「対話の場」が発表した“成果”を読む 永江朗 | 週刊エコノミスト Online

                                                              「書店・図書館等関係者における対話の場」は、出版文化産業振興財団(JPIC)、日本図書館協会、文部科学省総合教育政策局の連携の事業。書店や出版社、公共図書館、学識経験者らで構成され、2023年10月から24年3月まで4回にわたって開催された。4月1日に発表された「まとめ」では、これまでの議論で得られた現状や課題に関する共通認識や書店と図書館の連携方策が提示されている。 興味深いのは「複本問題」について。公共図書館がベストセラーを大量に所蔵して貸し出し、書店の経営や作家の生活を圧迫しているという批判は、20年以上前から続く。一部の書店や出版社からは、複本制限や貸し出し猶予期間の設置などを求める声もあった。しかし「まとめ」ではベストセラー本の複本は平均1.46冊で、約6割の図書館の複本は「2冊未満」で過度とはいえない状況にあるとした上で、実証研究に基づいて「全体として図書館による新刊書籍市場の

                                                                出版業界事情:書店と図書館の「対話の場」が発表した“成果”を読む 永江朗 | 週刊エコノミスト Online
                                                              • 「感染時連絡先必要」「プライバシー考慮」 来館者の個人情報記入 図書館対応が二分 | 毎日新聞

                                                                新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言が、首都圏1都3県と北海道を除く地域で解除され、臨時休館していた図書館が徐々に再開している。ただ、一部施設では再開後、感染拡大に備えて来館者に個人情報の記入を求めており、市民から苦情が寄せられるケースも。一方で従来通り記入を求めない施設もあり、対応が分かれている。【杉山恵一、中山敦貴】 長崎県諫早市の諫早図書館は再開した12日以降、入館時に名前や連絡先などの個人情報を名刺大の「連絡票」に記入するよう職員が促している。万が一クラスター(感染者集団)が発生した場合に、図書館の利用者に連絡がとれるようにするためだ。ただ、連絡票の保存期間や保管方法などについて市民への具体的な説明はない。

                                                                  「感染時連絡先必要」「プライバシー考慮」 来館者の個人情報記入 図書館対応が二分 | 毎日新聞
                                                                • 本の街、今やシャッター通り…高齢者多く9割が自主休業

                                                                  【読売新聞】 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、東京都など7都府県に発令された緊急事態宣言から28日で3週間。休業要請の影響で多くの施設や店舗の経営が厳しさを増す中、古書店や映画館といった「文化の現場」も窮地に陥っている。医療や小

                                                                    本の街、今やシャッター通り…高齢者多く9割が自主休業
                                                                  • 図書館の民間委託は是か非か、本当にサービスは向上するのか? | ゴールドオンライン

                                                                    図書館などの公的な施設を民間企業に運営委託するとコストが削減でき、サービスも向上するといいます。公共施設を民間企業に管理運営を任せる指定管理者制度は魔法の杖なのでしょうか。渡瀬裕哉氏が著書『無駄(規制)をやめたらいいことだらけ 令和の大減税と規制緩和』(ワニブックス)で解説します。 【関連記事】医療先進国・日本が「ワクチン開発競争」に勝てない納得の理由 図書館のポテンシャルを引き出す民間の力 学問の基本となるのは色々な本を読むことです。個人で何万冊もの蔵書を持つような人もいますが、多くの人は図書館などを利用して調べ物をしたり、あるいは趣味の読書をしたりするのではないでしょうか。 日本に初めて近代的な図書館ができたのは、明治5年(1872)のことです。それ以前にも、蔵書を管理し一般への貸出を行う人はありましたが、明治初期には公共の社会施設としての図書館が福澤諭吉のような知識人によって紹介され

                                                                      図書館の民間委託は是か非か、本当にサービスは向上するのか? | ゴールドオンライン
                                                                    • 仙台市、図書館や博物館など順次再開 大規模イベントは自粛要請 | 河北新報オンラインニュース

                                                                      仙台市は5日、緊急事態宣言の延長を踏まえ、幹部職員による対策会議を開いた。市立図書館や市博物館などの市有施設を順次再開する一方、大規模イベントは主催者に中止や延期を要請する方針を確認した。 佐々木洋教育長は「社会教育施設は開く方向にかじを切る」と明言した。図書館は資料の貸し出しや返却から始める。市博物館は感染防止策を講じ、入場制限する場合があることを前提に観覧事業を再開する。 市民センターやコミュニティ・センターは、県が集会施設を順次再開の対象外としたため、歩調を合わせる。民間を含め、各施設の管理者には基本的な感染対策の徹底、利用者が集中する恐れがある場合の入場者の制限などを依頼する。 県の休業・時短営業の要請に応じた事業者に給付する「地域産業協力金」は、来週中に申請の受け付けを開始する。協力金を受け取らない減収事業者への「地域産業支援金」も同様で、事務センターと専用の電話窓口を開設し、対

                                                                        仙台市、図書館や博物館など順次再開 大規模イベントは自粛要請 | 河北新報オンラインニュース
                                                                      • 地震)宿毛市の図書館 約3万冊が散乱 本棚に被害も|NHK 高知県のニュース

                                                                        震度6弱の揺れを観測した高知県宿毛市の図書館では、およそ3万冊の本が棚から落ちて散乱し、職員が片づけ作業に追われています。 宿毛市中央にある宿毛市立坂本図書館では、17日夜の地震の影響で9万冊余りの蔵書のうち3分の1近くにあたるおよそ3万冊の本が棚から落ちて散乱したほか、郷土史料などを保管している書庫の本棚が傾くなどの被害が出ました。 18日午前10時ごろ、職員などおよそ20人が床に散乱した本を拾って棚に戻すなどの片づけ作業に追われていました。 図書館は18日臨時休館していて、20日までには再開できるよう作業を続けるということです。 坂本図書館の橋本幸枝館長は「地震のあとすぐに駆けつけたがこれだけ被害が出るとは思っていなかった。1日でも早く再開できるよう職員で力を合わせて作業を進めたい」と話していました。

                                                                          地震)宿毛市の図書館 約3万冊が散乱 本棚に被害も|NHK 高知県のニュース
                                                                        • 【声明】図書館における新型コロナウイルス感染症対策のための「来館者名簿」作成に反対する

                                                                          〒113-0033 東京都文京区本郷3-31-1 盛和ビル40B TEL:03-6279-7103/FAX:03-6279-7104 (月・水・金曜日/11:00~17:00) e-mail:s h u p p a n k y o @ n e o . n i f t y . j p

                                                                          • 市民団体が運営する4図書館のユニークな取り組み

                                                                            配架、地域資料収集など独自の工夫、指定管理料の制約を乗り越えられるか 神近 博三=ライター2019.12.04 第21回 図書館総合展(パシフィコ横浜)において2019年11月13日、指定管理者として公立図書館を運営・管理する4つの市民団体によるディスカッション、市民団体指定管理者フォーラム「各地からの現状報告と将来見通し」が開催された。それそれのユニークな取り組みの紹介のほか、運営資金調達の厳しい現状などへの言及もあった。 登壇者 ・NPO法人本途人舎 大林晃美氏(市立小諸図書館) ・NPO法人まちづくり津島 園田俊介氏(津島市立図書館) ・一般社団法人とらいあ 高橋一枝氏(新庄市立図書館) ・NPO法人本と人とをつなぐ「そらまめの会」 下吹越かおる氏(指宿市立図書館) 司会:図書館流通センター/図書館総合展運営協力委員 長田由美氏 コーディネーター:アカデミック・リソース・ガイド 岡本

                                                                              市民団体が運営する4図書館のユニークな取り組み
                                                                            • ブックディレクター・幅允孝さんが語る『NHK理想的本箱』と読書への思い | ほんのひきだし

                                                                              「人生で最も悩み多き季節を生きる君たちへ」というナレーションから始まるEテレの「理想的本箱」。 静かな森のなかにあるプライベート・ライブラリー「理想的本箱」を舞台に、漠然とした不安や悩みを抱える「あなた」のためにブックディレクター・幅允孝(はば・よしたか)さんが選書を行い、出演する吉岡里帆さん、太田緑ロランスさんと、その作品の魅力を語り合う番組です。 今年の6月~7月にはシリーズ第3弾が放送され、ご覧になった方も多いのではないでしょうか? 第1弾・第2弾の放送で取り上げた24冊に加え、「選書Others」として新たに32冊をセレクトした『NHK理想的本箱 君だけのブックガイド』が、NHK出版より7月22日に発売されました。 ブックディレクター・幅允孝さんに、番組やブックガイドのこと、ご自身の読書や図書館に対する思いについてお聞きしました。 幅允孝(はば・よしたか) 有限会社BACH(バッハ

                                                                                ブックディレクター・幅允孝さんが語る『NHK理想的本箱』と読書への思い | ほんのひきだし
                                                                              • 防災情報の提供 | 司書山重壮一のページ

                                                                                一定期間更新がないため広告を表示しています

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                                                                                • E2483 – ロシアによるウクライナ侵攻に関連する図書館・博物館の状況

                                                                                  ロシアによるウクライナ侵攻に関連する図書館・博物館の状況 関西館図書館協力課・藤田順(ふじたなお) この記事では,2022年2月24日のロシア軍によるウクライナへの侵攻開始から4月4日までの,図書館・博物館に関連した動向を概括する。なお,事態は流動的であり,本記事の公開時点で状況が変わっている可能性も十分にあることを留意願いたい。また,記事中,ウクライナの地名はウクライナ語の発音に基づいた表記とした。 ●ウクライナ側の動向 ウクライナ図書館協会は,2月23日,戦争の脅威下における図書館サービスの重要性を説く,国内図書館界に向けた呼びかけをウェブサイト上で発表した。その後2月28日に国際図書館連盟(IFLA)に向けたアピールを掲載したのを皮切りに,国内外関係者に向けた呼びかけを随時ウェブサイトやSNSで発信している。また後述するように,侵攻開始を受けてロシア図書館協会も声明を発表したが,ウク

                                                                                    E2483 – ロシアによるウクライナ侵攻に関連する図書館・博物館の状況

                                                                                  新着記事