海上自衛隊の最新鋭の護衛艦がオーストラリア海軍との共同訓練を行うため、現地に到着しました。オーストラリアは、多数のフリゲート艦を他国と共同開発する計画を進めていて、最終候補に残っている日本としては、能力をアピールするねらいもあるものとみられます。 これまで実績のない艦艇の共同開発を目指す背景には、何があるのでしょうか。 目次 開発の背景に中国の揺さぶり 専門家 “豪は海軍力強化の必要性認識” オーストラリア西部パースに近い海軍基地に寄港しているのは、海上自衛隊で「もがみ」型と呼ばれる最新鋭の護衛艦「のしろ」です。 一般的な護衛艦のおよそ半数にあたる90人程度の乗組員で運用できる上、機雷の除去も行えるなど、多様な任務にあたることができるとされています。 11日、現地の海軍基地に入港してオーストラリア海軍と共同訓練を行うことにしていて、12日、一部メディアに護衛艦の撮影が許可されました。 海上