並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

281 - 320 件 / 580件

新着順 人気順

h2の検索結果281 - 320 件 / 580件

  • 鉄鋼業の脱炭素 水素の活用へ技術革新を急げ

    【読売新聞】 脱炭素には、製造業の二酸化炭素(CO2)排出量のうち4割を占める鉄鋼業界の取り組みが不可欠だ。技術革新を急ぎ競争力の強化につなげてもらいたい。 国内の鉄鋼大手は、高炉での生産を主力としている。鉄鉱石と、石炭で作るコーク

      鉄鋼業の脱炭素 水素の活用へ技術革新を急げ
    • JR東海×ENEOS×日立製作所が「水素」で連携、世界初となる“次世代鉄道車両”の実力は?

      みやたけ・わたや/バス・鉄道・クルマ・駅そば・高速道路・都市計画・MaaSなど、「動いて乗れるモノ、ヒトが動く場所」を多岐にわたって追うライター。幅広く各種記事を執筆中。政令指定都市20市・中核市62市の“朝渋滞・ラッシュアワー”体験など、現地に足を運んで体験してから書く。3世代・8人家族で、高齢化とともに生じる交通問題・介護にリアルに対処中。また「駅弁・郷土料理の再現料理人」として指原莉乃さん・高島政宏さんなどと共演したことも。著書「全国“オンリーワン”路線バスの旅(既刊2巻・イカロス出版)など。23年夏には新しい著書を上梓予定。 note:https://note.com/wataya_miyatake/ News&Analysis 刻々と動く、国内外の経済動向・業界情報・政治や時事など、注目のテーマを徹底取材し、独自に分析。内外のネットワークを駆使し、「今」を伝えるニュース&解説コー

        JR東海×ENEOS×日立製作所が「水素」で連携、世界初となる“次世代鉄道車両”の実力は?
      • 日鉄、50年に温暖化ガス排出ゼロ 水素利用や電炉導入 【イブニングスクープ】 - 日本経済新聞

        日本製鉄は2050年に温暖化ガスの排出量を実質ゼロにする方針を決めた。20年度中に作成する長期の環境経営計画に盛り込む。二酸化炭素(CO2)の排出を大幅に抑えることのできる水素製鉄法の導入を目指すほか、排出ガスの少ない電炉活用を広げる。鉄鋼業は製造業でCO2排出量が最も多い。最大手の日鉄が初の実質ゼロとする削減時期の設定に踏み切ることで、国内企業の脱炭素の取り組みに弾みがつきそうだ。国立環境研

          日鉄、50年に温暖化ガス排出ゼロ 水素利用や電炉導入 【イブニングスクープ】 - 日本経済新聞
        • ドイツ「水素技術の分野で世界ナンバーワンとなるための道筋を定めた」

          <ドイツでは、再生可能エネルギー由来の電力で水素を生成する「グリーン水素」が新たな動力源として有望視されている ......> 「気候変動アクションプラン2050」のもと、2050年までに二酸化炭素排出量を実質ゼロとする「カーボンニュートラル」を目指すドイツでは、再生可能エネルギー由来の電力で水素を生成する「グリーン水素」が新たな動力源として有望視されている。 「水素技術の分野でドイツが世界ナンバーワンとなるための道筋を定める」 2020年6月6日に発表された経済対策においても、中長期施策として、水素技術の研究開発を含め、再生可能エネルギーへの転換に500億ユーロ(約6兆700億円)を投じることが示されている。 6月10日には「国家水素戦略」が承認された。ドイツ国内で水素由来の電力量の需要が2030年までに90〜110TWh(テラワット時)となると仮定し、水素を製造する電解槽の規模を5GW

            ドイツ「水素技術の分野で世界ナンバーワンとなるための道筋を定めた」
          • 水素ステーションのコスト減につながる新型圧縮機の実力 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

            加地テックは2021年度内にも燃料電池車(FCV)水素ステーションのコストダウンにつながる新型圧縮機を市場投入する。従来機に比べて圧縮機構を簡素化した。顧客企業で性能確認試験に入っており、良好な結果が得られ次第、提案を本格化する。国の「水素・燃料電池戦略ロードマップ」では、圧縮機の25年ごろのコスト目標として16年比45%減が掲げられており、新型機とその量産効果で達成を目指す考えだ。 新型圧縮機は、標準型の吐出圧力82メガ(メガは100万)パスカル、吐出量1時間当たり340ノルマル立方メートルといった能力はそのままに、従来機の3気筒5段圧縮タイプを改良し、2気筒4段圧縮で実現する。設置現場での安定的なメンテナンス性にも配慮し、圧縮機ユニットの過度なコンパクト化は避けた。導入コストだけでなく運用コストの抑制も意識している。 気体の水素を超高圧に圧縮する圧縮機ユニットは、水素ステーションを構成

              水素ステーションのコスト減につながる新型圧縮機の実力 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
            • シンポ、水素式無煙ロースター開発へ 25年6月めど発売 - 日本経済新聞

              焼肉店向けの無煙ロースターを手掛けるシンポは、燃料に水素を使ったロースターの開発に乗り出す。水素コンロの製造・販売会社とこのほど提携した。数千万円規模の開発費を投じ、2025年6月をめどに発売する計画だ。環境意識の高い顧客に提案する。開発する製品は水素を空気に反応させて燃焼させる。無煙ロースターはガス式や電気式が一般的だ。水素式は燃焼時に発生する二酸化炭素(CO2)をほぼゼロに抑えられる

                シンポ、水素式無煙ロースター開発へ 25年6月めど発売 - 日本経済新聞
              • 東京に水素取引所開設へ 小池知事がCOP28で表明 - 日本経済新聞

                アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで開催中の第28回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP28)で1日、東京都の小池百合子知事は東京に水素取引所を開設する構想を明らかにした。水素普及に取り組むドイツの機関「H2グローバル」と連携し、具体的な準備や調整に着手したという。都市の脱炭素に関するプログラムに出席し、都の取り組みについて説明した。海外からの水素の供給網構築に向け「世界の各都市とも連携す

                  東京に水素取引所開設へ 小池知事がCOP28で表明 - 日本経済新聞
                • BMWが水素エンジンではなく「燃料電池車」へ舵を切った理由  | レスポンス(Response.jp)

                  ベルギーのアントワープで開催されたBMWの燃料電池に関するワークショップで、試乗車として用意されていたのは『X5』に燃料電池を詰め込んだ『iX5 HYDROGEN』だった。車体に“HYDROGEN”と書かれたBMWに乗るのは2006年以来のことである。 BMWの燃料電池車『iX5 HYDROGEN』2006年にBMWは水素燃料に関するワークショップを開催しており、そこにあったのはV型12気筒の水素エンジンを積んだE65の7シリーズ『HYDROGEN 7』だった。いわゆる水素エンジンで、リヤに設けられた細いパイプからしたたり落ちる水をコップですくい、それを舐めさせられた記憶がある。この水素エンジンはガソリンも使えるデュアルモードを備えていて、BMWは持続可能な将来に向けての水素エンジンの有用性を強くアピールした。ところがそれ以降、BMWから水素エンジンという言葉はまったく聞かれなくなってしま

                    BMWが水素エンジンではなく「燃料電池車」へ舵を切った理由  | レスポンス(Response.jp)
                  • グリーン水素とは何か? ブルー水素などと何が違う? トヨタら世界が欲しがるワケ

                    燃やしてもCO2を発生しないクリーンエネルギーとして知られている水素。しかしカーボンニュートラルの実現に向けては、「利用」する時だけでなく、「製造」する過程においてもCO2を排出させない仕組みが必要である。そこで近年世界から注目を集めているのがグリーン水素だ。グリーン水素とは、再生可能エネルギー由来の電気を使って得られた水素を言う。ここでは政府の「水素基本戦略」や「グリーン成長戦略」を踏まえながら、他の水素との違いや社会実装の状況について、グリーン水素の基本をわかりやすく解説する。 グリーン水素とは何か グリーン水素とは、再生可能エネルギー(再エネ)を使って発電された電気を使い、水を電気分解(電解)して得られた水素であり、製造時にCO2を排出しない水素だ。想定される用途としては、燃料電池車(FCV)といったトラックや船、製造工場、製鉄の還元剤など、用途は多岐にわたる。 水素を燃焼させてもC

                      グリーン水素とは何か? ブルー水素などと何が違う? トヨタら世界が欲しがるワケ
                    • やり直しの「MIRAI」(後編)

                      さて、前編ではトヨタの新型MIRAIプロトタイプの刷新内容と走りについて評価した(記事参照)。運動体として、魔法の絨毯(じゅうたん)のような極上の乗り心地と、重量級GTとして破格の運動性能を両立していることをお伝えしたのだが、インフラとの兼ね合いなしにFCVの普及はあり得ない。後編ではそのインフラの今と未来をエネルギー政策全般を通してチェックしてみたい。 水素の現状 まずは厳しい現実の話から始めよう。第一に2020年11月のこの時点において、水素スタンドのインフラはかなり絶望的な状態にある。相当に言い訳を重ねないと擁護できない。 筆者が知る限り、ふらりと行って水素充填ができるスタンドは23区内ですら2軒しかない。港区の芝公園(9:00〜21:00)と大田区の池上(9:00〜17:00)にあるイワタニの水素ステーションだ。それ以外はあらかじめ電話で確認してから行かないと営業していない恐れがあ

                        やり直しの「MIRAI」(後編)
                      • 「こんなん使えへん」、材料探しの底なし沼にはまった川崎重工のタンク開発

                        海を越えて水素を運べる世界初の船である「すいそ ふろんてぃあ」。川崎重工業(以下、川崎重工)の社内でその開発が本格化したのは2010年代前半のことだった。-253℃を維持し、水素を液化状態で保つ貯蔵タンクの構造には大いに頭を悩ませたが、苦心惨憺(くしんさんたん)の末に船舶用タンクとして異例の「真空断熱」に活路を見いだした。 「駄目だ、駄目だ! こんな材料は使い物にならん」 真空断熱というアイデアによってプロジェクトをようやく一歩進めた「すいそ ふろんてぃあ」の開発チーム。だが、一難去ってまた一難。さらに分厚い壁が彼らの前に立ち塞がった。真空断熱に決めたのはよいものの、タンクの開発に構造に起因する別の課題が噴出したのである。メンバーから提案された材料の評価を問われ、開発リーダーの村岸治は思わず声を荒らげた。 真空断熱は2重構造になった容器の外側容器(外槽)と内側容器(内槽)の間を真空にする技

                          「こんなん使えへん」、材料探しの底なし沼にはまった川崎重工のタンク開発
                        • 水素社会推進法成立へ 「割安」天然ガスとの価格差補助 - 日本経済新聞

                          水素社会推進法が17日、参院本会議で可決、成立した。製造時に出る二酸化炭素(CO2)が従来の手法よりも少ない低炭素水素の供給や利用を促す狙い。水素を製造・輸入する企業の事業計画を政府が認定し、既存の燃料との価格差分を補助する。現在、水素の多くは天然ガスや石炭からつくるために製造時にCO2が出ている。政府は再生可能エネルギーなどを電源につくったクリーンな水素を製造・輸入した企業向けに、割高な水素

                            水素社会推進法成立へ 「割安」天然ガスとの価格差補助 - 日本経済新聞
                          • やり直しの「MIRAI」(前編)

                            2019年の東京モーターショーに出品された、トヨタの新型MIRAI(ミライ)のプロトタイプ試乗に呼ばれて、富士スピードウェイのショートコースに出かけてきた。 さて、MIRAIというクルマは書く側にとってややこしい。そもそも変わったシステムだからだ。もちろんいつだって、一番大事なのはクルマの出来なのだが、今回はほぼ全てが刷新されて生まれ変わった。駆動方式も、動力システムの配置も、シャシーも違う。当然パッケージデザインもまるっと変わった。それだけ違うのはターゲット顧客が変わったからだ。これだけでもずいぶん文字数を食う話である。 加えて、水素インフラの長期展望の話も避けて通れない。それは別途後編に書くとしても、今回の前編もまた結構長い話になるだろう。 ゼロベースで見直し さてまずスタイルとシステムレイアウトから話を進めよう。初代MIRAIは、事実上世界初の燃料電池車(FCV)として2014年にデ

                              やり直しの「MIRAI」(前編)
                            • 水素・アンモニア使う火力発電所、収入を保証 経産省 - 日本経済新聞

                              経済産業省は燃やしても二酸化炭素(CO2)を排出しない水素やアンモニアを燃料とする火力発電所の新設を支援する。遅くとも2050年までに発電所から出る温暖化ガスの排出量を実質ゼロにすることを条件に、10年以上にわたって収入を保証し投資を後押しする制度を設ける検討に入った。不足が懸念される電力の確保と脱炭素の両立を狙う。23年度の導入をめざし、総合資源エネルギー調査会(経産相の諮問機関)の部会で制

                                水素・アンモニア使う火力発電所、収入を保証 経産省 - 日本経済新聞
                              • なにこれデロリアン? イスラエルの空飛ぶ水素燃料電池タクシー「CITYHAWK」

                                なにこれデロリアン? イスラエルの空飛ぶ水素燃料電池タクシー「CITYHAWK」2020.06.29 10:0060,892 岡本玄介 レトロ・フューチャリスティックなデザインがイイですね。 戦闘機の元パイロットや設計技師など、イスラエルにおける航空宇宙産業の専門家たちが集結したMETRO SKYWAYS社。彼らはこれから、ちょっとデロリアン(映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のタイムマシンのベースになったクルマ)に似たVTOL(垂直離着陸機)を本格的に作ろうとしています。 都会を飛ぶ鷹「CITYHAWK」それは水素燃料電池を使って空を飛ぶタクシー「CITYHAWK」。どんなVTOL機なのか、プロモーション動画でチェックしてみてください。 Video: UrbanAero/YouTube横から見るとどうやて飛ぶのかサッパリわかりませんが、上から見ると一目瞭然ですね。2枚重ねになった巨大

                                  なにこれデロリアン? イスラエルの空飛ぶ水素燃料電池タクシー「CITYHAWK」
                                • 豊田章男氏が体を張って水素カーを運転する真意

                                  コンテンツブロックが有効であることを検知しました。 このサイトを利用するには、コンテンツブロック機能(広告ブロック機能を持つ拡張機能等)を無効にしてページを再読み込みしてください。 ✕

                                    豊田章男氏が体を張って水素カーを運転する真意
                                  • 2022年に水素発電義務化制度を導入(韓国) | ビジネス短信 ―ジェトロの海外ニュース

                                    韓国の丁世均(チョン・セギュン)首相は10月15日に開催した「第2回水素経済委員会」において、水素経済の拡大を図るべく「水素発電義務化制度(HPS:Hydrogen Energy Portfolio Standard)」を2022年に導入すると発表した。同制度は、太陽光、風力などを含む既存の「新再生エネルギー供給義務化制度(RPS:Renewable Energy Portfolio Standard)」から水素発電を切り離し、安定した普及体制を構築することを目指す。 韓国政府は、HPSの導入により、2040年までに8ギガワット(GW)の水素発電普及量を達成し、今後20年間で25兆ウォン(約2兆3,250億円、1ウォン=約0.093円)の投資を創出する目標を掲げた。2021年までに「水素経済育成および水素安全管理に関する法律(以下、水素法)」を改正し、水素法上の水素基本計画における中長期普

                                      2022年に水素発電義務化制度を導入(韓国) | ビジネス短信 ―ジェトロの海外ニュース
                                    • 水素動力源の旅客船開発へ スイスと日本の企業 ”脱炭素”連携 | 環境 | NHKニュース

                                      脱炭素社会に向けて、スイスと日本のベンチャー企業が共同で、水素を動力源とする旅客船を、日本国内で運航させるプロジェクトに乗り出すことになりました。 プロジェクトに取り組むいずれもベンチャー企業で、船の開発を手がけるスイスの「アルマテック」と商船三井や三菱商事などが出資する「e5ラボ」は19日、都内にあるスイス大使館で覚書を交わしました。 「アルマテック」は、水素で発電する燃料電池を動力源として、二酸化炭素を排出しない旅客船の開発にあたります。 船体にはカーボンなどの軽い素材が使われ、速度が上がると船体がより浮かび上がってエネルギーの消費量を抑えられるということです。 ただ、一般的な船と比べて建造費が高くなるため「e5ラボ」が、国内の航路にこの船を導入する企業を探して仲介する役割を担います。 国土交通省によりますと、水素だけを動力源とする旅客船が国内で運航すれば、初めてだということです。 「

                                        水素動力源の旅客船開発へ スイスと日本の企業 ”脱炭素”連携 | 環境 | NHKニュース
                                      • トヨタ、液体水素のカローラで世界初となる耐久レース参戦へ マイナス253℃の液体水素が燃料

                                          トヨタ、液体水素のカローラで世界初となる耐久レース参戦へ マイナス253℃の液体水素が燃料
                                        • ポルシェ開発トップ「エンジンも水素ガソリンで脱炭素」 - 日本経済新聞

                                          世界の自動車業界を揺さぶる米テスラが意識しているのが、独高級車メーカーのポルシェだ。テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は、6月に電気自動車(EV)「モデルS」の上位機種を発表した際に、「どんなポルシェよりも速い」とツイッターに投稿した。ポルシェは販売台数は少ないものの、フォルクスワーゲン(VW)グループのブランド別の稼ぎ頭であり、テスラはその優良顧客の切り崩しを図っている側面がある

                                            ポルシェ開発トップ「エンジンも水素ガソリンで脱炭素」 - 日本経済新聞
                                          • https://jp.techcrunch.com/2021/02/10/2021-02-09-a-startup-using-a-new-tech-to-make-hydrogen-extracts-cash-from-bill-gates-climate-tech-fund/

                                              https://jp.techcrunch.com/2021/02/10/2021-02-09-a-startup-using-a-new-tech-to-make-hydrogen-extracts-cash-from-bill-gates-climate-tech-fund/
                                            • ジェラが懸けた「アンモニア」が、水素を抑えて発電燃料の本命になり得る理由

                                              ほりうち・りょう/毎日新聞、静岡新聞を経て、17年より週刊ダイヤモンド記者。電力・ガス・石油業界担当。数字に強い記者になるべく、統計学を自習中。主な担当特集は「オーナー社長最強烈伝」「EVで過熱する新・新エネ戦争」など。趣味はゴルフ。痩せるために毎日1万歩を目標にしている。 1100兆円の水素バブル バックナンバー一覧 水素に窒素を加えて製造されるアンモニアを発電燃料として着目したのが、東京電力と中部電力の火力発電部門と燃料調達部門が統合した国内最大の発電事業者、ジェラである。特集『1100兆円の水素バブル』(全8回)の#5では、水素よりアンモニアが“本命”となる可能性を秘めている理由に迫る。(ダイヤモンド編集部 堀内 亮) ジェラが掲げる火力発電の脱炭素化 目玉は水素ではなくアンモニア 菅義偉首相が2050年までに二酸化炭素(CO2)の排出量を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」を宣言

                                                ジェラが懸けた「アンモニア」が、水素を抑えて発電燃料の本命になり得る理由
                                              • 三菱重工、水素製造法開発の米社に出資 水蒸気を活用 - 日本経済新聞

                                                三菱重工業は17日、水素製造の電解技術を開発する米アドバンスド・アイオニックス(ウィスコンシン州)に出資したと発表した。水蒸気から水素をつくる仕組みで、従来の水電解装置より消費電力を3割以上抑えられる。水素は燃焼時に二酸化炭素(CO2)を出さない次世代のエネルギー源として期待されており、三菱重工は水素製造の選択肢を広げている。子会社の米国三菱重工業(テキサス州)を通じ、英石油大手BPのベンチャ

                                                  三菱重工、水素製造法開発の米社に出資 水蒸気を活用 - 日本経済新聞
                                                • 東芝エネ、200kW級の純水素燃料電池開発へ 船舶・鉄道・建機向けに

                                                  東芝エネルギーシステムズ(神奈川県川崎市)は10月8日、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託事業に採択され、船舶・鉄道・建機など移動体向け、大型モビリティ用として、コンパクトで軽量・高出力の200kW級純水素燃料電池の標準モジュールH2Rex(TM)―Movの開発を進めることを発表した。 「燃料電池等利用の飛躍的拡大に向けた共通課題解決型産学官連携研究開発事業」の1テーマとして「大型モビリティに適応する多用途型燃料電池モジュールの研究開発」を受託した。委託期間は2024年度末まで。

                                                    東芝エネ、200kW級の純水素燃料電池開発へ 船舶・鉄道・建機向けに
                                                  • 石炭火力を水素発電に、広島で実験が最終段階 - 日本経済新聞

                                                    瀬戸内海に浮かぶ長島(広島県大崎上島町)で、石炭火力発電を二酸化炭素(CO2)をほとんど出さない水素発電に変えようとする実証実験が最終段階に入ろうとしている。石炭火力への逆風が強まる中、同プロジェクトは2050年の目標「排出実質ゼロ」を大きく左右するとあって注目度は高い。「水素社会の実現に向け、石炭はCO2フリーの水素を作り出せる可能性を持っている」。大崎クールジェンの木田一哉社長は話す。同社

                                                      石炭火力を水素発電に、広島で実験が最終段階 - 日本経済新聞
                                                    • 中国自動車大手が「水素エンジン」に寄せる期待

                                                      中国の国有自動車大手の広州汽車集団(広汽集団)は6月26日、「水素エンジン」を搭載した乗用車の試作車を発表した。 同社製のミニバン「伝祺E9」のプラグインハイブリッド(PHV)バージョンをベースに、研究開発部門の広汽研究院が開発した水素エンジン・システムを搭載。走行時の水素消費量は100キロメートル当たり1.4キログラム未満で、1回の水素補充で600キロメートル近く走ることができる。 「自動車の動力源は急速かつ構造的な変化の最中にある。長期的には(再生可能エネルギーで作られる)グリーン電力と水素が主流になるだろう」。広汽研究院の院長補佐を務める祁宏鐘氏は、そう予想する。 とはいえ、乗用車での水素エネルギーの普及は、まだ相当先になりそうだ。「わが社としては、まず(乗用車ではなく)大型トラック向けの事業化を優先していく」。広汽集団の総経理(社長に相当)を務める馮興亜氏は、水素エンジンの発表会で

                                                        中国自動車大手が「水素エンジン」に寄せる期待
                                                      • 水素社会は来るの? 安くつくって運ぶ仕組みが重要だよ 親子スクール - 日本経済新聞

                                                        水素という物質が、クリーンなエネルギー源として注目されていると聞いたよ。水素は燃やしても水しか出さないんだって。石油などに代わってたくさんの水素を簡単に使える「水素社会」がやって来るという話だけど、本当なの?水素がクリーンなエネルギーとして期待されているのはその通りだね。ただ広く普及するには少し時間がかかりそうだよ。順を追って説明していこう。ガソリンなどのもととなる原油の値段が急に上がった19

                                                          水素社会は来るの? 安くつくって運ぶ仕組みが重要だよ 親子スクール - 日本経済新聞
                                                        • JR西日本、水素で動く燃料電池列車導入へ ディーゼル車と置き換え

                                                          JR西は50年にグループ全体のCO2排出量を実質ゼロにする目標を掲げており、その達成に向けた取り組みとして両計画を推進する。 JR西日本は12日、水素で発電した電気で駆動し、二酸化炭素(CO2)を排出しない燃料電池列車を2030年代に導入する計画を明らかにした。兵庫県内で自治体などと連携し、列車などに水素を供給できる「総合水素ステーション」の建設も進める。JR西は50年にグループ全体のCO2排出量を実質ゼロにする目標を掲げており、その達成に向けた取り組みとして両計画を推進する。 燃料電池列車は、車両に搭載されたタンクに水素を充填し、その水素を燃料電池に供給して空気中の酸素と化学反応を起こすことで発電し駆動する仕組み。 JR西は現在、軽油を燃料とするディーゼルエンジンを搭載した列車を約450両保有しており、「これらを順次、燃料電池列車に置き換える」方針という。ディーゼル車両の多くは現在、地方

                                                            JR西日本、水素で動く燃料電池列車導入へ ディーゼル車と置き換え
                                                          • CIS系太陽電池材料で高効率な水素生成を達成、太陽電池と水素製造の効率化を両立

                                                            産業技術総合研究所が太陽電池として有望なCIS系材料を用いて高効率な水素生成に成功。これまで主に太陽電池として用いられてきたCIS系材料が、光電気化学セルによる水分解水素生成にも有望であることを示す成果であり、CIS系をはじめとする多元系化合物薄膜材料を用いた、新たなエネルギー変換技術への展開が期待されるとしている。 産業技術総合研究所は2022年8月2日、太陽電池として有望なCIS系材料を用いて高効率な水素生成に成功したと発表した。これまで主に太陽電池として用いられてきたCIS系材料が、光電気化学セルによる水分解水素生成にも有望であることを示す成果であり、CIS系をはじめとする多元系化合物薄膜材料を用いた、新たなエネルギー変換技術への展開が期待されるとしている。 太陽光などを利用した光電気化学的手法による水分解水素生成の普及に向けては、実現に必要な性能、安定性、コストなどの条件を満たす理

                                                              CIS系太陽電池材料で高効率な水素生成を達成、太陽電池と水素製造の効率化を両立
                                                            • 水素都市へ走る中韓 見えてきた新・生態系 第4の革命・カーボンゼロ Hを制する(2) - 日本経済新聞

                                                              中国南部の広東省仏山市高明区。経済発展に伴って立ち並ぶ高層マンションの間を縫うように路面電車が静かに走る。よく見ると給電に必要な架線がない。燃料電池を載せて水素(元素記号H)で走る「高明有軌電車」だ。15分間の水素充塡で100キロメートル走り料金は路線バス並みの2元(30円強)。地元に住む徐さんは「子どもと公園に行くのに使う。音が静かで快適だよ」と話す。2019年11月から運行を始め、20年の

                                                                水素都市へ走る中韓 見えてきた新・生態系 第4の革命・カーボンゼロ Hを制する(2) - 日本経済新聞
                                                              • 機械学習で高性能な磁気冷凍材料を発見、水素ガスの低価格化につながる可能性

                                                                機械学習で高性能な磁気冷凍材料を発見、水素ガスの低価格化につながる可能性:材料開発(1/2 ページ) NIMSは機械学習を用いることで水素ガスの液化などに役立つ磁気冷凍材料の候補物質として二ホウ化ホルミウム(HoB▽▽2▽▽)を新たに発見したことを発表した。 物質・材料研究機構(NIMS)は2020年5月12日、AI(人工知能)技術の1つである機械学習を用いることで、二ホウ化ホルミウム(HoB2)が水素液化に用いる高性能の磁気冷凍材料になり得ることを発見したと発表した。 現在、温暖化がグローバルに進行する中で、燃焼時に二酸化炭素を発生させる化石燃料の代替エネルギーとして水素に注目が集まっている。水素は燃焼時に二酸化炭素を発生させずに熱エネルギーを生むため、環境負荷が低いとされている。ただ、水素ガスは気体状態では体積が大きく、そのままでは運搬や保存には不向きだ。そのため一度冷凍して液体化させ

                                                                  機械学習で高性能な磁気冷凍材料を発見、水素ガスの低価格化につながる可能性
                                                                • 【試乗レポート】トヨタの未来のクルマ作り、水素カローラの先行開発車「水素GRヤリス」に乗ってみた

                                                                    【試乗レポート】トヨタの未来のクルマ作り、水素カローラの先行開発車「水素GRヤリス」に乗ってみた
                                                                  • BMWが開発中 水素で走る燃料電池車 国内初の実証実験 福岡 | NHK

                                                                    水素をエネルギー源として活用する「水素社会」の実現に向け、ドイツの自動車メーカーBMWが開発中の水素で走る燃料電池車の実証実験が日本で初めて福岡市で行われました。 参加した報道陣が中央区の公道4キロあまりを試乗しました。 水素をエネルギー源として活用する「水素社会」の実現が待たれるなか、BMWはトヨタ自動車とモーターや水素タンクなど燃料電池車の技術を共同開発していて、ことし2月以降、世界中で実証実験を行っています。 一方、福岡市も水素を燃料とする給食配送車やゴミ収集車を導入するなどの取り組みを積極的に進めていて、今回、BMWとして日本で初めてとなる実証実験が福岡市で行われました。 体験試乗で得られた加速度や乗り心地など利用者の声を踏まえて製品開発を進め、2020年代後半での市場投入を目指すとしています。 「ビー・エム・ダブリュー株式会社」広報部の岡テオドーラさくらさんは「お客様のニーズに合

                                                                      BMWが開発中 水素で走る燃料電池車 国内初の実証実験 福岡 | NHK
                                                                    • JR東海副社長、山梨県の水素施設を視察 協業探る - 日本経済新聞

                                                                      JR東海の宇野護副社長は22日、山梨県のグリーン水素研究施設がある米倉山電力貯蔵技術研究サイト(甲府市)を視察した。県と同社はリニア中央新幹線を活用した地域振興の協業で合意しており、水素エネルギーを協業候補の一つとして検討を進める。宇野副社長は同社が脱炭素化のためディーゼル車両に代わる水素動力車両の開発を進めていることに触れ、リニア新幹線の軌道設備を保守

                                                                        JR東海副社長、山梨県の水素施設を視察 協業探る - 日本経済新聞
                                                                      • 豊田合成の水素タンク、船舶に初採用 燃料電池用に - 日本経済新聞

                                                                        トヨタ自動車系の豊田合成は2日、同社が生産する大型の高圧水素タンクが船舶に初めて採用されたと発表した。水素燃料電池とバイオ燃料由来の電気で航行する旅客船「HANARIA(ハナリア)」に搭載する。同社は鉄道など様々なモビリティーへの採用を視野に、今後も開発を進める考えだ。ハナリアは商船三井グループなどの出資で2022年3月に設立したMOTENA-Sea(モテナシー、

                                                                          豊田合成の水素タンク、船舶に初採用 燃料電池用に - 日本経済新聞
                                                                        • 中国も水素製鉄に参戦 開発競争、問われる日本の官民 移行期の鉄鋼(2) - 日本経済新聞

                                                                          「2050年までの脱炭素の目標を掲げて以来、最初に着手した本格的な事業だ」。カナダ・オンタリオ州にある、鉄鋼世界2位の欧州アルセロール・ミタル傘下の製鉄所。10月中旬、同社創業者であるラクシュミ・ミタルは高らかに宣言した。式典には同国首相のトルドーらの姿もあった。同拠点では天然ガスで鉄鉱石から鉄を取り出し、二酸化炭素(CO2)を抑える試みなどに18億カナダドル(約1800億円)を投じる。政府や

                                                                            中国も水素製鉄に参戦 開発競争、問われる日本の官民 移行期の鉄鋼(2) - 日本経済新聞
                                                                          • 東京電力、水素の生産増減で再生エネを出力調整 - 日本経済新聞

                                                                            東京電力ホールディングス(HD)は再生可能エネルギーから生まれる余剰電力を無駄なく使うための新たな電力系統を整える。従来は天候に左右される再生エネの発電のぶれを火力発電所の稼働を上げ下げして調整していた。4月以降は水素の製造装置を電力の送配電網と連結し、水素の生産量の増減で調整する。再生エネの出力調整を水素の製造調整で代替し、電源構成の脱炭素化をめざす。電力は需要と供給を常に一致させる必要があ

                                                                              東京電力、水素の生産増減で再生エネを出力調整 - 日本経済新聞
                                                                            • 大塚友美・トヨタ自動車CSOに聞く「ウーブン・シティと水素戦略」 | トヨタが描く未来とは

                                                                              トヨタのウーブン・シティがついに今秋以降に動きはじめる。世界のEV市場が減速するなか、2024年も世界販売台数首位を守ったトヨタだが、ウーブン・シティや水素戦略をはじめとする脱炭素戦略の本意はどこにあるのか。トヨタ自動車の大塚友美CSO(チーフ・サステナビリティ・オフィサー)に話を聞いた。 ──ウーブン・シティの実証が秋以降にはじまります。トヨタがウーブン・シティを通して成し遂げたいことはどんなことでしょうか。また、優先事項の一つに掲げるサステナビリティとの関わりについても教えてください。 ウーブン・シティは「モビリティのためのテストコース」です。ヒト、モノ、情報、エネルギーのモビリティに関する課題の解決策など、世の中のサステナビリティに資する技術やサービスの開発をするといった新しい価値を創出できる場所にしていこうと思っています。 たとえば、水素については現在、モータースポーツの現場で水素

                                                                                大塚友美・トヨタ自動車CSOに聞く「ウーブン・シティと水素戦略」 | トヨタが描く未来とは
                                                                              • 脱炭素化で再注目の「水素」 なぜいま期待されるのか | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

                                                                                脱炭素の解決策としてこれまでも水素は注目されてきましたが、本格的な実装にはいたっていません。活用への課題、そして最新の研究開発とは。世界経済フォーラムのアジェンダからご紹介します。 ・脱炭素化の解決策として再び注目が集まっている水素ですが、その活用に伴う根本的課題には、いまだ解決されていないものがあります。 ・これらの根本的課題は、20年前にも水素のハイプサイクルの妨げとなり、それ以降水素ブームは鳴りを潜めてきました。 ・いま、水素に期待が置かれている理由とは? 2020年、水素は、ゼロエミッションを達成するための極めて優れた燃料として大きな復活を遂げました。電化が難しいさまざまな経済分野の脱炭素化も、水素であれば実現できるかもしれないという期待が高まっています。欧州の新型コロナウイルス・グリーン・リカバリーの経済対策や、ジョー・バイデン氏のクリーンエネルギー計画においても、再生可能エネル

                                                                                  脱炭素化で再注目の「水素」 なぜいま期待されるのか | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)
                                                                                • 日本郵便、水素を燃料とする「FCトラック」導入

                                                                                    日本郵便、水素を燃料とする「FCトラック」導入

                                                                                  新着記事