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2010年6月22日のブックマーク (2件)

  • 「侵略の罪」と大国の横暴 | 中山研一の刑法学ブログ

    2010年6月21日の朝日新聞夕刊の記事よりますと、ウガンダで開かれていた国際刑事裁判所(ICC)主催の会議で、「侵略の罪」についての話し合いがまとまり、国境を越えて他国を脅かす侵略を国際法上の犯罪とし、計画、実行した指導者ら個人の責任をICCの法廷で追及する道が開け、7年後にも法としての適用が始まるとのことです。 これは、第2次大戦後、国連を主舞台に議論が続いてきた難問に結論を出した歴史的合意といってよく、国連安全保障理事会が侵略かどうか判断するほか、ICCの検察官が独自捜査に乗り出せる例も認められたと評価されています。 それは「戦争犯罪」を裁くもので、大変喜ばしいものですが、しかし、よく読みますと、この「侵略の罪」の適用は原則上、締約国に限られ、ICCに加盟していない国については、安保理が決議した場合を除けば適用されないとのことです。 そこで、問題はこの国際刑事裁判所(ICC)の締約国

    「侵略の罪」と大国の横暴 | 中山研一の刑法学ブログ
    quagma
    quagma 2010/06/22
    "国際刑事裁判所(ICC)…で…侵略を国際法上の犯罪とし…指導者ら個人の責任をICCの法廷で追及する"ことがまとまったが、ICCには"アメリカ、中国、ロシア、イスラエル、北朝鮮などがまだ加盟していない"
  • 東京新聞:裁判員裁判で全面無罪 覚せい剤事件、全国初:社会(TOKYO Web)

    覚せい剤を密輸したとして、覚せい剤取締法違反(営利目的輸入)と関税法違反の罪に問われた相模原市の会社役員安西喜久夫被告(59)の裁判員裁判の判決公判が二十二日、千葉地裁で開かれ、水野智幸裁判長は無罪(求刑懲役十二年、罰金六百万円)を言い渡した。裁判員裁判で全面無罪判決が言い渡されるのは全国で初めて。  安西被告は覚せい剤約一キロをチョコレート缶三缶に小分けしてボストンバッグに隠し、昨年十一月一日、マレーシアから成田空港に持ち込んだとして起訴された。 公判で、安西被告は「運んだものが覚せい剤とは知らなかった」と無罪を主張。チョコレート缶に覚せい剤が入っていると認識していたかが争点となった。水野裁判長は判決で「缶に違法薬物が隠されていることを知っていたことが、間違いないとまでは認められない」と述べた。

    quagma
    quagma 2010/06/22
    検察は控訴するのか、控訴した場合、控訴審はどのような判断をするのか、要注目。