普天間基地移設先について、政府は週明けの23日に移設先の案を取り纏める方針ですが、昨日とうとう鳩山首相が「(沖縄)県外移設は困難」と認めました。鳩山首相は数日前に一応は県外となる徳之島案を再度提案したのですが、即座に米海兵隊総司令官ジェームズ・T・コンウェイ大将によって否定されています。海兵隊は以前から「地上兵力と航空部隊はヘリで20分以内の位置である事」を条件に掲げており、それは80km圏内となるので、キャンプ・シュワブから200km近く離れてしまう徳之島では不適合となります。徳之島に地上兵力と訓練用地を移転させるスペースはありませんし、結局は沖縄本島で移設先を探すことになりました。 民主党政府は、政権交代した面子に掛けて自民党政権時代に調整された従来案(辺野古沿岸埋め立て案)を否定することに囚われており、県外も国外も駄目だった時の保険の為に用意していた「辺野古陸上案」を本命候補に格上げ
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