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ブックマーク / takedanet.com (4)

  • 武田邦彦 (中部大学): 原発短信 腐葉土と日本の国土の汚染

    セシウム入りの腐葉土が販売されています。読者からの情報では腐葉土で1キログラム200ベクレル程度のものが普通に販売されているようです。1キログラムを1平方メートルに直すとおよそ1万3000ベクレルになりますから、一回限りなら放射線障害防止規則の基準以下になります。 でも、この腐葉土を3回使うと基準値を超えますので、庭に使っている人はこれまでより少なめに腐葉土を使う必要があるでしょう。もともとの土地自体は汚染されていなくても、腐葉土という形で全国で汚染された商品が運搬されますと、少しずつ日列島が汚染されます。 ここで問題なのは、 1)これまでの法律は、大規模な原発事故を想定していないので、繰り返し汚染度の低いものを移動したときの規制がない、 2)学問的にも計算されていない、 3)現在のところ政府は「低線量被曝が全国的に広がった時にどの程度の健康被害が国民にもたらされるか」について全く

  • 武田邦彦 (中部大学): 被爆と健康:決定版!!・・・広島・長崎の被爆論文 最新版がでました

    人が「大規模」に被爆し、その健康に関するデータが「長期間」にわたって得られるのは、不幸なことですが広島・長崎のものです。そして、その総合論文が今年(2012年)、放射線影響研究所からでました。被爆と健康に関する研究ではもっとも権威のある機関でもあります。 福島原発で多くの人が被爆している最中ですから、来ならこの論文は毎日のようにテレビ、新聞で報道され、解説されているはずですが、論文内容が「政府に都合が悪い」ということで、ほとんど報道されていません。 なぜ、この論文が政府に都合が悪いかというと、 1) 「これ以下なら安全」という「閾値(しきいち)」がないことを明確に示していること、 2) 低線量被爆でも「被曝量と病気の発生」には比例関係が認められること(直線近似が成立すること) 3) 福島の小学生が被爆した、20ミリシーベルトで子供がガンになる可能性は100人に2人程度と高率に

  • 武田邦彦 (中部大学): 子供はなにも言わないから・・・業者が怖い腰抜け役人

    葛飾区が市民から通報のあった「放射線量の高い場所」の放射線量を測定し、「高かったので、公表できない。地価が下がるから」と言った(読者情報)。 数ヶ月前、ある幼稚園付近の放射線量が高いということが判った自治体が「幼稚園がつぶれては困る」という理由で公表しなかったことがあった(このブログで紹介した)。 子供は何も言わない。不動産屋や幼稚園の園長は文句を言う。だから、子供を被曝させる。何という腰抜け役人だろう。 この際、社会の大原則を決めたらよいと思う。「日人の健康に影響のある情報は、他のいかなる損害が予想されても公表についての責任を免れる」、「日人の健康に影響のある情報を、他の損害や利得があるからといって公表をしない場合、厳しく罰せられる」。 このような原則を提案する議員に一票を入れたいものである。なお、一関で死亡した中学生は女子中学生であることがわかりました。校庭の線量はかなり高かったよ

  • 武田邦彦 (中部大学): 幼児の死と日本の家族文化

    時に幼児の死が報じられる.その多くが親の虐待やそれに類するものだ。このようなことが昔から同じような確率で起こっていたような気もするし、最近、多くなったような感じもする. かつて、幼児を身売りして家族の生活の足しにするということも行われていたのだから、親が自分の子を大切にする程度は、「美しい話」だけではないことは確かだ。 でも、昔との比較はともかく、悲惨な幼児の死を少しでも少なくすることは大切なことだろう. 私は、いくつかの改善を試みたら良いのではないかと思う. ・・・・・・・・・ まず、第一に「子育て資金」を止めなければならない。 子育て資金が「幼児虐待」につながる理由は簡単だ. 1)   「子供を育てる責任は社会にある」という閣僚の発言は「親は子供を育てる責任はない」というのと同じ意味だから、多くの親の中には「ああ、そうか。子供を育てるのは煩わしいから、すこしいじめれば国が保護してくれる

    quatroshe
    quatroshe 2010/08/04
    なんだ、所詮は1回転半ひねりの明治OSパラノイアの類か。しかもこの人、それが必ずしも汎日本的(汎階層的)に当たり前の文化でなかったからこそ、わざわざ教育勅語を作った、ということすらわかってないらしい
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