ミス再び「何信じたら」 九電誤データ報告 2012年11月7日 00:17 カテゴリー:社会 九州 > 福岡 九州 > 鹿児島 「あきれて言葉がない」「何を信用したらいいのか」-。原子力規制委員会が修正したばかりの原発事故時の放射性物質拡散予測に、今度は九州電力のミスが発覚した6日、原子力防災で最重要の情報がないがしろにされる現実に、関係自治体から批判が相次いだ。しかもミスの原因は風上と風下を取り違えるお粗末さ。「抗弁のしようがない」。やらせメール問題からの信頼回復途上の不手際に、九電幹部は記者会見でうなだれた。 これまでの試算で、川内原発(鹿児島県薩摩川内市)事故の際に避難が必要な範囲とされている同県阿久根市。西平良将市長は「間違った情報に振り回されるのは市民。正直いいかげんにしてほしい」と批判。「風向きが180度違えば避難範囲が変わってくるだろうが、まだ聞いていない。防災計画の見直