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ブックマーク / blog.goo.ne.jp/yoshi_swe (3)

  • NHK追跡!真相ファイル 『低線量被ばく 揺らぐ国際基準』 コメント - スウェーデンの今

    追跡!真相ファイル「低線量被ばく- 揺らぐ国際基準」を見た。 事前予告がセンセーショナルであった上、内容的にも物議を醸す部分がいくつかあったようで、放送直後からいろんな反応がネット上に出ている。それはさておき、私自身はスウェーデンの部分で誤解を与える内容があったように思うので、コメントしたい。 【 サーメ人の村が受けた外部被ばくの量 】 スウェーデン北部のヴェステルボッテン県に位置するサーメ人の村。トナカイ遊牧をして暮らしている人々だが、チェルノブイリ事故後、品を通じた被ばくによると思われるガンが増えているという。 番組では、「チェルノブイリ事故で発生した放射性物質が降り注いだときの放射線量は年間0.2mSv」と説明していた。これは地表に降下した放射性物質による外部被ばくのことだと思われるし、自然放射線量を除いた値だろうが、事故直後に年間0.2mSvとというのはあまりに低い値だと感じる。

    NHK追跡!真相ファイル 『低線量被ばく 揺らぐ国際基準』 コメント - スウェーデンの今
  • 食品の放射性セシウムを減らすためのアドバイス - スウェーデンの今

    チェルノブイリ原発事故によってスウェーデンの一部に強い放射能が落下した際に、スウェーデンでは農業や酪農でどのような対策が取られたかを調べていたら、それとは別に、品に含まれる放射性セシウム-137の量を減らすために家庭でどのようなことができるかを簡単に説明した資料を見つけたので、紹介します。 ただ、スウェーデンにおける調理法に合わせたアドバイスなので、日料理法にぴったり当てはまるわけではないかもしれません。あくまでも参考までに。 放射線セシウム-137の汚染限度は、普通の品の場合、スウェーデンは300ベクレル/kgに設定しています(確か、日もそれに近い値だったと思う)。それ以下の汚染であれば過剰に反応して神経質になることもどうかと思いますが、調理法次第でセシウムの量もこれだけ減らせるのだということを伝えたいために、紹介します。 【 肉 】 ・酸味の強いマリネ(マリネード)に漬けた上

    食品の放射性セシウムを減らすためのアドバイス - スウェーデンの今
  • フクシマ以降のスウェーデンにおける原発議論(その1) - スウェーデンの今

    さて、そろそろスウェーデンにおける原発の議論について触れていきたいと思うのですが、今週はなかなか時間がありません。しかし、少しずつ始めていきます。 大まかな話から始めるとすれば、中野多摩川さんがコメントに下さったように今回の大震災に伴う福島原発事故のあと、スウェーデンではこれまでのエネルギー政策を大きく路線転換するような議論は特にない。私の思うところ、その理由は、スウェーデンのエネルギー政策では既に大震災以前の段階において「段階的な脱原発」という路線が多かれ少なかれ選択されており、福島原発の事故のあともそれが継続されているためである。 「多かれ少なかれ」という部分は少し説明が必要だ。たしかに、1980年の国民投票を受けてそれから10年以内にすべての原発を閉鎖するという政治決定が行われたものの、代替エネルギーの確保がうまく進まず、当初の10年が20年となり、そして既に30年が過ぎ、この間に閉

    フクシマ以降のスウェーデンにおける原発議論(その1) - スウェーデンの今
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