気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 被災した三陸の臨海都市は様々だ。水産業や製造業を中心的な経済基盤とする比較的規模の大きな都市がある一方で、ほとんど産業らしきものがない都市も多い。後者の都市に対しては、より大胆な未来都市の青写真を描くことができるのではないかと思う。 例えば陸前高田市は人口2万人余りの市で、観光と農業を中心的産業にしていることになっている。しかし、農業従事者は1000人余りで、従事者の平均年齢は69歳である。建設業・製造業従事者が合わせて約3700人で、小売業・医療・福祉などのサービス業従事者が4000人ぐらいになる。高齢化が進んでいて、一番人口の多い年齢は62歳で450人ぐらいだ。一方、24歳の人は50人ぐらいしかいなくて、これは93歳の人の人口より少ない。
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