アイテム 1 の 3 4月25日、韓国の聯合ニュースによると、北朝鮮は、朝鮮人民軍の創建85年の記念日を迎えるのにあわせ、大規模な砲撃演習を行った。写真は韓国の釜山港に入港する米海軍の原子力潜水艦ミシガン。米海軍提供(2017年 ロイター) [1/3] 4月25日、韓国の聯合ニュースによると、北朝鮮は、朝鮮人民軍の創建85年の記念日を迎えるのにあわせ、大規模な砲撃演習を行った。写真は韓国の釜山港に入港する米海軍の原子力潜水艦ミシガン。米海軍提供(2017年 ロイター)
(CNN) トランプ米大統領は「アースデー(地球の日)」の22日、「経済成長と環境保護」の両立をめざす現政権にとって「厳密な科学は非常に重要な意味を持つ」とする声明を発表した。 この日は米首都ワシントンなど世界各地で、研究者らが科学の重要さを訴える「マーチ・フォー・サイエンス(科学のための行進)」を展開。トランプ政権による環境規制撤廃や科学研究分野の予算削減といった動きに危機感を表明した。 これに対し、トランプ氏は声明で「環境やそのリスクへの理解を深める科学研究の発展に、我が政権は全力で取り組む」「厳密な科学はイデオロギーでなく、誠実な研究と妥協のない議論にかかっていることを心に留めるべきだ」と強調。アースデーに合わせ、国土に感謝しようと呼び掛けた。 トランプ氏は気候変動問題を作り話などと批判していた経緯がある。マルバニー行政管理予算局(OMB)長官は先月、トランプ政権の予算方針を説明した
ワシントン(CNNMoney) 米国のトランプ政権は21日、石油大手エクソンモービルが対ロシア制裁の適用免除を申請していたロシア内での石油掘削事業を認可しないことを決めた。 ムニューシン米財務長官は声明で、トランプ大統領と協議し、エクソンを含む米企業に対し制裁の適用免除を認めないことを決定したと述べた。 エクソンは、ロシア国営石油会社ロスネフチとの合弁事業で同国の黒海周辺やシベリア地方、北極圏での事業を計画していた。エクソンは今回の財務省の決定は理解出来るとの声明を発表。その上で、適用免除の申請は契約上の義務事項に沿うものとし、ロシアでは競合企業が欧州の制裁下でも採掘が許されていると指摘した。 エクソンは過去20年以上、ロシアで事業を展開。ティラーソン米国務長官は就任前まで同社会長を務めていた。ロスネフチとの契約締結の立役者ともされている。 ただ、トランプ政権は現在、昨年の大統領選などに絡
韓国ソウルの中国大使館の外で抗議運動を行う歴史家と活動家たち(2017年4月21日撮影)。(c)AFP/YONHAP 【4月22日 AFP】米中間の外交に揺さぶられる韓国は時に「クジラ2頭に挟まれたエビのようだ」と表現されるが、ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領が米中首脳会談で習近平(Xi Jinping)国家主席から朝鮮半島(Korean Peninsula)は「かつて中国の一部だった」と聞いたと発言し、韓国の世論はいら立ちを募らせている。 この発言は、トランプ大統領がフロリダ(Florida)州に所有するリゾート施設「マーアーラゴ(Mar-a-Lago)」に習主席を招いた際に飛び出したという。 トランプ氏が米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)に語ったところによると、両首脳が北朝鮮の核開発問題について話し合っていたとき、習氏は中国と朝鮮の歴史について語り始め「何
EUを戸惑わせる投票結果 4月16日、トルコで国民投票があり、トルコの大統領権限の強化が過半数で承認された。エルドアン大統領が精魂傾けていた懸案だ。 ドイツでは、エルドアン大統領は「独裁者」ということで、蛇蝎のごとく憎まれている。最近は、ドイツ−トルコ政府間の関係もよくない。ところが今回の投票では、さしあたってエルドアン大統領の権限強化が決定したわけで、以来、ドイツメディアは上を下への大騒ぎになっている。 国民投票の翌日、ドイツの国営放送第1テレビのメインニュースでは、「皆さん、今晩は」のあと、やおら、「トルコの憲法改正をめぐる国民投票でのエルドアン大統領のギリギリの勝利のあと、国際選挙監視団は、それについて批判的な意見を発しました」と報道した。国営放送第2テレビも同様で、まさに批判一色だ。 ドイツ内相も不正の徹底追及を求めており、トランプ米大統領とプーチン露大統領が、エルドアン大統領に祝
4月19日、米ホワイトハウスは、トランプ大統領が朝鮮半島に派遣したと明らかにした米軍の空母打撃群が実際には逆方向に航行していた問題について、到着日を示したことはなく、現在は朝鮮半島に向けて航行中だとして、誤解を招いていないと釈明した。写真はスパイサー報道官、17日撮影(2017年 ロイター/Joshua Roberts) [ワシントン 19日 ロイター] - 米ホワイトハウスは19日、トランプ大統領が朝鮮半島に派遣したと明らかにした米軍の空母打撃群が実際には逆方向に航行していた問題について、到着日を示したことはなく、現在は朝鮮半島に向けて航行中だとして、誤解を招いていないと釈明した。 トランプ大統領は先週、北朝鮮への警告として「強力な艦隊」を派遣したと表明したが、その時点で空母「カール・ビンソン」からなる空母打撃群は朝鮮半島から遠く離れた地点を半島とは逆方向に航行していたことが今週分かった
4月14日、最近になって顕在化する反ユダヤ主義的な言動は、一時的な苛立ち、それとも無理解、あるいは単なる無知からくるものなのだろうか。写真は2014年9月、ベルリンで行われたユダヤ人差別に反対する大規模集会の開始を待つ男性(2017年 ロイター/Thomas Peter) [14日 ロイター] - 西側諸国の政府はすべて反ユダヤ主義を否定している。だが、古くからの嫌悪はまだ生き残っている。その有害性はどの程度のものなのか。最近になって顕在化するユダヤ人差別的な言動は、一時的な苛立ち、それとも無理解、あるいは単なる無知からくるものなのだろうか。 スパイサー米大統領報道官の場合は、ひいき目で見れば、最後の「単なる無知」に該当することになろう。11日の記者会見で飛び出した「ヒトラーは化学兵器を使用しなかった」という彼の発言は、激しい怒りを招き、ただちに謝罪する結果となった。 スパイサー氏が言いた
【4月15日 AFP】中国は、北朝鮮の核問題をめぐって高まっている緊張を緩和するためにロシアに協力を求めていることが明らかになった。 中国外務省のウェブサイトに掲載された声明によると、王毅(Wang Yi)外相は14日に北朝鮮をめぐる衝突は「いつでも」起こり得るとの見解を示した後、ロシアのセルゲイ・ラブロフ(Sergei Lavrov)外相と電話会談し、中ロ両国の共通の目標は「すべての関係国を交渉のテーブルに戻すことだ」と伝えたという。 米国が空母打撃群を朝鮮半島近海に派遣したことや、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領が(北朝鮮の核開発の)脅威は「処理される」と発言したことに対し、北朝鮮はあらゆる挑発に「無慈悲」な対応を取ると明言したことなどから、北朝鮮の核問題をめぐる懸念と、朝鮮半島情勢の緊張はここ数日で一気に高まっている。 王外相は電話会談で、北朝鮮の核問題について
1972年、ニクソン大統領と周恩来首相が交わした“本音”は、今も米中の共通認識となっている(写真:AP/アフロ) 統一による平和 前回は「米中が協力して朝鮮半島の統一を進めよう」との声が両国であがり始めた、という話でした。 鈴置:中国の学者、華東師範大学の沈志華教授の主張を要約すれば「北朝鮮の核問題は小手先では解決しない。『統一』という大技を発動すべきだ。それこそが中国の利益になる」です。 米国にも「統一による非核化」を主張する学者が登場しました。カーネギー国際平和財団( the Carnegie Endowment for International Peace)のマイケル・スウェイン(Michael Swaine)シニアフェローです。 米外交誌の「Foreign Policy」に「China and America Need a One-Korea Policy」(3月21日、英語)を
先週掲載した「インテリジェンスのいま」をめぐる池上彰さんとの対談(こちら)は、手嶋さんの近著『汝の名はスパイ、裏切り者、あるいは詐欺師 インテリジェンス畸人伝』がきっかけでした。 『汝の名はスパイ、裏切り者、あるいは詐欺師-インテリジェンス畸人伝』(マガジンハウス) 世界のVIPを震え上がらせた「パナマ文書」、告発サイト「ウィキリークス」の主宰者アサンジ、CIAの国家機密を内部告発したスノーデン、詐欺師の父を持ち、スパイからベストセラー作家に転身したジョン・ル・カレ、銀座を愛し、ニッポンの女性を愛した、20世紀最高のスパイ・ゾルゲ…古今東西、稀代のスパイはみな、人間味あふれる個性的なキャラクターばかり。人間味あふれるスパイたちが繰り広げるドラマチックなストーリーは、同時に、今の時代を生き抜くために欠かせない、インテリジェンスセンスを磨く最高のテキストだ。巻末には手嶋龍一氏が自らセレクトした
(前回から読む) 「米中が協力し朝鮮半島を統一・中立化する」構想が米中双方で語られる。北朝鮮から「核」を取り上げるのが目的だ。 「韓国主導で統一を」と中国学者 鈴置:今、アジア専門家の間で注目を集めている講演があります。中国の有力な学者が「韓国が主導する朝鮮半島の統一」を訴えたのです。 主張したのは中国の冷戦研究の第一人者と言われる華東師範大学の沈志華教授です。中朝関係史に詳しく、豊富な資料を駆使して『最後の「天朝」』(日本語)を書いた人でもあります。「中国と北朝鮮は血盟の間柄」との神話を打ち砕いた大著です。 沈志華教授は3月19日、大連外国語大学で「中朝関係史の角度から見た『THAAD問題』」(中国語)と題し講演しました。講演筆記は中国のSNS(交流サイト)の「微博」など、ネットで読めます。 「韓国による統一」に中国政府が動く可能性があるのですか? 鈴置:この講演の存在をご教示下さった中
ドイツとトルコの罵り合いが、欧州に「最悪の結末」をもたらす可能性 また一つ、世界に新たな火種が出現した メルケル氏をナチ呼ばわり ここ1ヵ月、トルコがEUを相手に大暴れだ。とくに、ドイツとオランダの対トルコ関係が急激に悪化している。つい最近まで、毎日、トランプ氏の動向を非難がましく報道することに明け暮れていたドイツメディアも、今ではトルコ非難ばかり。 この騒動には、3月15日に実施されたオランダ総選挙と、4月16日に予定されているトルコの国民投票が深く関係している(いた)のだが、日本ではそこらへんがほとんど報道されない。 オランダの総選挙の結果はというと、極右だとか、ポピュリストだとか言われているヴィルダー氏(PVV・自由党)が負けて、現与党のルッテ氏(VVD・自由民主国民党)が再び第一党になった。メディアはこの選挙結果を寿ぎ、ヨーロッパの理性の証明などと言っているが、そんな単純なものでは
中国による企業買収攻勢 去年の10月、アメリカの前オバマ大統領が大統領令を発し、あるドイツ企業の中国への売却を阻止するという出来事があった。 これをトランプ氏がやれば、自由貿易に対する不当な介入として大騒ぎになるだろうが、オバマ大統領なら大丈夫! ドイツ政府は素直に応じ、すでに発行していた認可を慌てて取り消し、審査のやり直しを命じた。 というわけで、売却の話は事実上潰れた。ドイツ政府は、アメリカに影響されたものではないと言っているが、中国がオバマ大統領を強く非難したことはいうまでもない。 もう少し詳しく説明しよう。 売却されかけたドイツ企業はアイクストロン(Aixtron)社といって、半導体の生産設備(有機金属化合物半導体用MO-CVD装置)を手がけるハイテク企業。1983年以来、この生産設備を世界中に3000以上も輸出しているという。 一方、そのアイクストロン社を買収しようとしていたのは
安倍晋三首相は2月10日(米国時間)に訪米し、ドナルド・トランプ米大統領と初の首脳会談を行った。トランプ氏は安倍首相夫妻を別荘に招き、トップ2人でフロリダにおいて5時間にわたるゴルフを楽しみ、両者の蜜月ぶりをアピールした。この会談について日本の新聞やテレビは、おおむね高く評価している。 だが、僕は今回の安倍・トランプ会談については評価していない。成果はあまりなかったと思う。ただお互いに意気投合しただけで、大事な問題には対峙せず、すべて先延ばしにしたからだ。 事前に懸念されていた両国間の問題について、深く話さなかった。トランプ大統領が繰り返し強調していた自動車の問題もそうだ。アメリカの対日貿易赤字の8割が自動車だという。トランプ大統領は、「日本は自動車をアメリカにどんどん輸出しているが、アメリカの自動車は日本に輸出しにくいのは不公平だ。『貿易の壁』がある」と強く主張していた。ところが、会談で
日中両国からの“お灸”に韓国は対処できるのか(写真は昨年8月、日中韓外相会談の一コマ、写真:ロイター/アフロ) (前回から読む) 日韓スワップ中断で、中国が対韓攻撃用の強力な武器を得た。「韓国投げ売り」だ。韓国に怒る日中が、意図せずして韓国包囲網を作ることになった。 日本は韓国の友達じゃないか 鈴置:日本の朝鮮半島専門家が韓国人から泣きつかれるケースが相次いでいます。「何とかして通貨スワップを再開できないか」と頼まれるのです。経済とは全く関係ない部署の公務員も、経営者までも一斉に「スワップ」を頼んできます。 「困った時に助けてくれるのが友達ではないか」と言われ「さんざん日本の悪口を世界中で言っておきながら、困った時だけ友達というわけか……」と苦笑する日本人もいます。 もちろん韓国政府の肝いりです。聯合ニュースの「少女像問題『必ず克服できるよう努力する』=大統領代行」(1月23日、日本語版)
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