いま取り組んでいる、旧字体=「いわゆる康煕字典体」に変換するテーブル作成に際して、その置換後の字体(字形)選定および(印刷標準字体との)部分字形の統一*1のようなことで壁にぶち当たっている。 それにも関連する(以前にも少し触れた)印刷標準字体と『明朝体活字字形一覧』*2の優勢な字体との相違に関して、『漢字問題と文字コード』*3の中のid:NAOIさんの「表外漢字字体表試案の読み方試論」という論考を読み返していて、私にとっては重要な記述を見つけたので公開しておく(ご本人の了解済み)。 ※論文タイトルに〜表外漢字字体表試案〜とあるように「第21期国語審議会試案」に基づいた記述であることを勘案してお読みください。 例えば、 註34の末尾に「笈」についての記述がある。「第21期国語審議会試案」では215文字が挙げられ「笈」は入っていなかったが、「第22期国語審議会答申」では「笈」も加えて1,022
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