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ブックマーク / shiromoji.hatenablog.jp (47)

  • 第二水準の83字形も比較してみる - しろもじメモランダム

    第一水準の続き。 今回は附属書6の画像は割愛。JIS X 0208-1983 の規格票の字形と、Adobe-Japan1 の小塚明朝の83字形とを比較し、微妙な差があるものを並べてみた。また、小塚明朝が何を区別し、何を区別していないのかを知るために、90JISの字形も示した。 巉 この画像では若干分かりにくいかもしれないが、83JISでは「比」の3画目を横画に作っている。90JISでは通常の「比」のように左払いになり、また「兔」の中央の縦画と左払いとが1画になった。 AJ1では「兔」の区別はしてあるが、「比」の3画目はどちらも左払いに作っている。 敝 83JISでは「㡀」の中央に墨溜りがある。AJ1では83/90ともに墨溜りがないが、これは小塚明朝のデザインポリシー(前回の「蔽」を参照)だと考えられるので、問題なし。 絳 先日書いたように、見るからに違う。 豕 JIS X 0208:199

    第二水準の83字形も比較してみる - しろもじメモランダム
  • 第一水準の83字形を比較してみる - しろもじメモランダム

    昨日のあれは附属書6を参照したからなのかもしれない、というコメントをいただいたので、90JISで変更された他の漢字についてもちょっと調べてみる。 第一水準の中で、差異に気がついたものを並べてみた。左から順に、JIS X 0208-1983 の規格票の字形、JIS X 0208:1997 の附属書6にある「83」「78-83」の字形、Adobe-Japan1 の83JIS用グリフの字形。 慨・概 附属書6では「旡」の1画目が左に飛び出たまま(90JISと同じ字形)になっている。これについては、AJ1は問題なし。 ただAJ1では、「旡」の最終画の起筆位置が「慨」と「概」でなぜか違う。83JISの規格票に合わせてあるのかと思いきや、むしろ逆になっている。 窮 83JISの規格票では「身」の6画目は横画になっているが、附属書6とAJ1では跳ね上げている。 遂・像 「豕」の最後の2画が、三者とも微妙

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  • ギジモ明朝を組む際に気をつけるべきたった2つのポイント - しろもじメモランダム

    ズバリ、 かなや漢字と混植しない 横組みでは「縦書き文章であることを示す記号」を使わない この2点に尽きる。 悪い例 黄色い見帳の p. 430。これはひどい(笑) そもそも そもそもギジモって何さ?という方は、こちらをどうぞ。 JTCギジモ明朝M - しろもじ域 まぁ私も最近知ったんですが。

    ギジモ明朝を組む際に気をつけるべきたった2つのポイント - しろもじメモランダム
  • 汉典の「旧字形」で使われている書体 - しろもじメモランダム

    JIS第2水準の「妛」は「𡚴」の字を誤って収録してしまったものだが、中台ではこの「妛」を「媸」の異体字(屮一女)と解釈し、中央の縦画が突き抜けた字体「妛」をここに当てている。 字典中 妛 字的解释 ZDIC.NET 汉 典 网 ここで↑「字源字形」をクリックしてみると、… あれっ?旧字形が縦棒が「山」を突き抜けてない字体にされてるじゃん。 やまいちおんな - 枕流亭ブログ たしかに突き抜けていない。 この「旧字形」欄は一体…?ということだが、この理由はいたって単純。 「旧字形」欄で使われている書体が日の小塚明朝だから、ということに他ならない。 小塚明朝の「妛」(CID+4665)は、当然ながらJISに倣った「突き抜けていない字形」になっている。小塚明朝には「突き抜けた字形」は収録されていないため、汉典でもこの「突き抜けていない字形」が表示されているようだ。

    汉典の「旧字形」で使われている書体 - しろもじメモランダム
  • 『電脳文化と漢字のゆくえ―岐路に立つ日本語』 - しろもじメモランダム

    電脳文化と漢字のゆくえ―岐路に立つ日語 作者: 江藤淳,吉目木晴彦,加藤弘一,白川静,池澤夏樹,平凡社出版社/メーカー: 平凡社発売日: 1998/01/01メディア: 単行 クリック: 7回この商品を含むブログ (4件) を見る 図書館から借りて読了。10年ほど前の、いわゆる「JIS漢字批判」の。 当時の状況はよく知らないが、このの内容はいろいろとツッコミどころがある。まぁ、すべてがすべてアレだというわけではないけど…。書評など、関連するページを挙げておく。 『電脳文化と漢字のゆくえ』拾い読み ■その18 電脳文化と漢字のゆくえ “工業に立ち向かう文化”という幻想 Page.1 『いま、何が、なぜ、問われているのか』について 小形克宏の「文字の海、ビットの舟」――文字コードが私たちに問いかけるもの 平凡社編『電脳文化と漢字のゆくえ―岐路に立つ日語』1998年,平凡社刊,は「編者

    『電脳文化と漢字のゆくえ―岐路に立つ日本語』 - しろもじメモランダム
  • 妛芸凡(あきおうし)はやっぱり誤植? - しろもじメモランダム

    「幽霊文字」の代表に、「妛」という漢字がある。Wikipedia の幽霊文字の項には、こんなことも書かれている。 前述の「妛」は構成する文字要素から通称「やまいちおんな」と呼ばれ、「𡚴」(山かんむりに女と書き「あけび」と読む)の誤字とされているが、この「誤字」にも「妛芸凡(あきおうし)という苗字が存在した」という都市伝説にも似た話が丹羽基二の著書『苗字 この不思議な符牒』(芳文館)に存在する。とはいえ、同著者同出版社の『日苗字大辞典』では「𡚴」の字が使われており、『苗字 この不思議な符牒』自体が誤植もしくはJIS基漢字による印刷が行われた可能性もある。 幽霊文字 - Wikipedia 丹羽基二の著書『苗字 この不思議な符牒』(芳文館) とあるが、ざっと調べてみてもそのような書名のは見つからない。芳文館のページを見てみると、『苗字のはなし(II)』*1というの第一章のタイトルが

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  • 「左右反転した9」型クオートはアメリカで使われていた - しろもじメモランダム

    質問してみた ‛ ’ ‟ ” 小林章の欧文タイプ・セミナー 2008 「欧文フォント質問箱」 行ってきた。 で、質疑応答の時間があったので、気になっていた「あのクオーテーションマークは欧米でも使われているのか?」ということを質問してみた。 小林さんによれば、アメリカで使われていたライノタイプの活字にこの形のものがあった、とのこと。嘉瑞工房の高岡さんも答えてくださり、やはりアメリカの金属活字には反転した形になっているものがあるらしい。この形のクオーテーションマークは今では一般的でなく、デジタルフォントでは特にわざわざは作らないのでは?と小林さんはおっしゃっていた。 なるほど! また、その後に質問をした方は「『普通のクオートと反転したクオートがあったら、反転した方を使った方が良い。バランスを考えると』という話を聞いたことがある」とも。 もちろん、普通の ‘ ’ “ ” を使うのが欧文組版の基

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  • 「剌す」と書いて「さす」と読む? - しろもじメモランダム

    レバ剌とユッケ剌 - しろもじメモランダム 「束束」と書いて「いばら」と読む - しろもじメモランダム 上のエントリの続き。 「束束」が「棘」になるんなら、じゃあ「剌」も「刺」になるんですか〜?と、当然こう思うわけです。 で、例によって五体字鑑を引いてみると、 *1 なんと、「刺」よりも「刾」(U+523E)の方が圧倒的に多い。「剌」どころではない。 一方の五体字類には「剌」の字体が一つ見え、「剌刺元別/漢人混用」と註がある。 五体字類 p. 49 拓文字データベースで「刺」を検索してみると、「刺」で登録されている画像だけでなく「刾」で登録されているものも表示される*2。これは、異体字も一緒に検索する仕様になっているため*3。 刺 - 拓文字データベース 全部表示されるまでになかなか時間がかかるが、全体を見てみると数の上では 刾>剌>刺 といったところだろうか。教育部異體字字典ではこち

    「剌す」と書いて「さす」と読む? - しろもじメモランダム
  • 「束束」と書いて「いばら」と読む - しろもじメモランダム

    レバ剌とユッケ剌 - しろもじメモランダム 先日のこの記事に、id:n-yuji さんからこのようなコメントをいただいた。 昔、自分の姓を「束束」と書いて「いばら」と読むのだと頑強に主張する人がおりまして、ぜってーただの誤字だろーがと思いながらも作字させられたことを思い出しましたよ。 レバ剌とユッケ剌 - しろもじメモランダム このコメントを読んだときに、自分も「ぜってーただの誤字だろーが」と思ったわけです。「棘」はどう考えても「朿朿」であって、決して「束束」などではない、と。 が、しかし。ちょっとこれを見てほしい。 *1 いろいろな字体で書かれているが、あの「束束」もある。 さらにこちらの拓データベースでは、なんと「朿朿」よりも「束束」の例の方が多かったりする。 棘 - 拓文字データベース(若干重い) というわけで、「束束」は昔からある異体字だったようです。 五体字類 p. 261

  • 斜めの分数を組むための活字 - しろもじメモランダム

    算数の授業で習った分数の書き方は、横線を引いて下に分母、上に分子を書くというものだった。一方、実際の生活では 1/2 や 34/56 といった表記もよく使われる。こちらはキーボードでもすぐに入力でき、また行の上下に出っ張ることもない。なかなか便利。 英語ではいろいろな呼称があるようだが、前者を horizontal fraction、後者を diagonal fraction などと呼ぶらしい。日語ではなんで呼ぶんだろう。とりあえず、「縦*1の分数」「斜めの分数」とでも呼んでおく。 この斜めの分数、スラッシュの前後に普通の数字を並べただけのもの(1/2 とか 3/45 とか)が日の印刷物では割と使われているが、下のように数字が上付き・下付きになっているものもある*2。 詳しいことはよく知らないが、数字が上付き・下付きになっている分数の方が、普通の数字を並べただけのものよりも好ましい?ら

  • Adobe-Japan1-4 で追加されたグリフと JIS X 0212 規格票との微妙な字形差 - しろもじメモランダム

    Adobe-Japan1-4 では、補助漢字(JIS X 0212)の一部のグリフを CID+14296〜15385 に収録した。が、先のエントリに書いたように、JIS X 0212 の規格票と比較してみると微妙な字形差が見られるのもある。 この字形差の原因については、id:NAOI さんから以下のような情報をいただいた。 Adobe-Japan1-4の最初の版(31 March 2000)では、例示用のフォントにリュウミンProが使われていて、やはりCID+15229のほうだけヒゲなしとなっています。想像ですが、リュウミンに以前からある字形を流用してAJ14の最初の版を作成し、それを参照して小塚明朝の字形を設計した、という流れなのかもしれません。 Adobe-Japan1-6 の「鋋」のヒゲ - しろもじメモランダム じゃあ「鋋」以外のグリフは?ということで、CID+14296〜1538

    Adobe-Japan1-4 で追加されたグリフと JIS X 0212 規格票との微妙な字形差 - しろもじメモランダム
  • Adobe-Japan1-6 の「鋋」のヒゲ - しろもじメモランダム

    GlyphWiki を触っていて気づいたことその2。 鋋 のえんにょう部分、ヒゲ(筆押さえ)の有無について。 以下、隣の符号位置にある 鋌 と比較しながら見ていく。 鋋 鋌 UCS/Unicode U+92CB U+92CC JIS X 0212 68-26 68-27 JIS X 0213 1-93-16 1-93-17 規格票の字形 JIS X 0212/0213 の規格票*1では、鋋 鋌 の両方にヒゲがついている。 UCS (ISO/IEC 10646) のJ欄も、(JIS X 0212-1990 がソースなので当然)ヒゲつきの字形。 ここまでは何も問題なし。 Adobe-Japan1-6 の例示グリフ 下のように、対応する CID は 鋋 も 鋌 もそれぞれ一つずつのみ。 鋋 鋌 UCS/Unicode U+92CB U+92CC Adobe-Japan1-6 15229 1523

  • 点つきの「丘」 - しろもじメモランダム

    大阪・豊中市、緑ケ丘病院の看板。 日語で書いている  「丘」の異体字 「丘」の異体字。右側に点がついている。病院の公式ページでも、一部でこの異体字が使われている。 ← 例によって GlyphWiki で作ってみた。 緑ケ丘*1という比較的新しそうな地名にこのような異体字を使っている例は、結構珍しいのではないだろうか。緑ケ丘病院自体は、昭和49年の開業とある。 CHISE IDS 漢字検索とか教育部異體字字典とか法務省戸籍統一文字情報とか漢字字体規範データベースとかで調べてみたが、この字体は載っていなかった。緑ケ丘病院以外では使われているんだろうか。 *1:住所の表記では「緑丘」。

  • 岩野志゛ゃうさん - しろもじメモランダム

    今日(10日)の中日新聞、県内*1版の記事。 岩野志゛ゃうさん。「志」を崩した変体仮名が使われている。濁点つき。また「志゛やう」や「志゛ょう」ではなく、「志゛ゃう」と書かれている。 ちなみに、ネット記事での表記はこんな感じ。 2人が訪れたのは、名古屋市中区に住む岩野志ゃうさんの家で、今年100歳を迎える岩野さんは、今も1人で3階建ての自宅の階段を上り下り出来る強い足腰の持ち主です。 CBC NEWS i 15日の敬老の日を前に、神田真秋知事と名古屋市の松原武久市長は9日、11月5日で数えの100歳を迎える同市中区の岩野■(じ)ゃうさん宅を訪れて、記念品や花束、敬老金を贈った。 100歳祝い花束贈呈 : 愛知 : 地域 : YOMIURI ONLINE(読売新聞) *1:愛知県内のこと。

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    satoschi
    satoschi 2008/09/11
    そういえば祖母の名前の漢字3文字全てが変体仮名なのを思い出した。
  • 鼎の形状を問う - しろもじメモランダム

    GlyphWiki で鼎部のグリフをいじっていて気づいたこと。 「鼎」の右脚の形状は【┬】【┐】の2種類があり、文字によって異なっている。ヒラギノではまだ確認していないが、MS書体や小塚書体、リュウミンではすべて下のような形になっている様子。 右脚の形状 ┬ ┐ ┬ ┐ ┬ ブラウザでの表示 (serif を指定) 鼎 鼏 鼐 鼑 鼒 Unicode 9f0e 9f0f 9f10 9f11 9f12 JIS X 0208 37-04 - - - - JIS X 0212 - 77-06 77-07 77-08 77-09 JIS X 0213 - - 1-94-83 - - Adobe-Japan1-6 3102 20045 15370 23035 15371 上から順にMS明朝、MSゴシック、メイリオでそれぞれ表示させたところ。 丸で示したように、なぜかメイリオだけ字形が異なっている。

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  • ブラザーの書体 - しろもじメモランダム

    文字モジトークショーの後で文字の旅人の NORI さんとお話ししていて、ブラザーのプリンタについてくる書体の話題が出た。うちにも MFC-615CL という家庭用の複合機があるので確かめてみたところ、和文フォントは下の9書体が入っていた。 ネット上にはあまり資料がないが、和桜明朝Mと香梅教科書の簡単な組見が下のページにある。 同人誌小説まとめ@Wiki - フォントフォントレビュー 『デザインの現場』の1999年8月号(vol.16 no.104)には「インダストリアルデザインが必要とする文字は?」という、ブラサーの書体についての記事が2ページ載っている。これによると1984年、ロス五輪にブラザーのタイプライターが採用された頃から、書体の開発体制ができはじめたとのこと。欧文100書体以上、和文11書体(上の9書体に桃花丸ゴシックB、楽竹POPが加わる)、かな7書体、中文6書体、他

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  • 『欧文活字』のあの記号の正体は per sign - しろもじメモランダム

    以前『復刻版 欧文活字』というで見つけたこの記号。 下段の「@」と「℔」の間にある記号、何だろう? 見たことあるような無いような……。 何の記号? - しろもじメモランダム このグネっとした記号の正体が、今になってようやくわかった。 アルファベットの p からきた per sign という記号で、「〜につき」を意味する単語 per の略として使われていたものらしい。 Unicode でも PER SIGN (U+214C) として、Letterlike Symbols ブロックに収録されている。 214C PER SIGN • abbreviates the word ‘per’ http://www.unicode.org/charts/PDF/U2100.pdf より詳しくは、http://openstandards.dk/jtc1/sc2/WG2/docs/n2590.pdf を参

  • 昭和3年『校正の研究』の活字の解説 - しろもじメモランダム

    先日うわづら文庫の存在を知った。中身をちょっと眺めていたところ、『校正の研究』というを発見。「未整理」にある kosei_kenkyu.pdf というファイルがそれ。奥付によると大阪毎日新聞社校正部編、昭和3年(1928年)9月25日発行。ちなみにこの PDF は659ページもある。 とりあえず「活字の知識」と「校正記号」という項を読んでみた。合わせて20ページほどだが、なかなかおもしろい。 「活字の知識」から一部抜萃してみる。 一般の印刷物における普通活字の書体は、「明朝」といふものである。木翁ははじめ清朝の書体にならつて、楷書体といふのを採つてゐたが、その後新に字母をつくるにあたり、便宜上、明朝の康煕字典から、一々文字を切抜いて版下にした。これが明朝の名の起りである。これについで、最も多く用ひられるのは、「ゴシツク体」(わが社などではゴジツクといふ)で、いはゆるゴシツク式建築から工

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    satoschi
    satoschi 2008/07/06
    校正
  • 松邑三松堂のチラシは後期五号仮名 - しろもじメモランダム

    『辞海・語言文字分冊』の中に、青いチラシが挟まっているのを見つけた。これがその画像。 反対の面。 大きい画像も下に置いておく。実際の大きさは157×233(mm)。 個別「松邑三松堂「西脇呉石先生用筆」(拡大)」の写真、画像、動画 - しろもじフォトライフ 個別「松邑三松堂「三松堂発行西脇呉石先生揮毫書広告」(拡大)」の写真、画像、動画 - しろもじフォトライフ 和文活字についてはあまりよく知らないのだが、小宮山さんの解説記事を参考に調べてみた。 千都フォント|連載#5「書体の覆刻」 図版と見比べてみたところ、「西脇呉石先生用筆」の面の仮名書体はどうやら築地体後期五号仮名のようだ。ただ、「と」「ど」「お」の字形が違っている。 『活版見』を見ると、後期五号の「と」の縦画は「点」の形をとり、私達がいま見慣れている縦に作る「と」は使われていません。「お」「え」は「於」「江」の草体(今では変体仮

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  • なんだかいいかんじ - しろもじメモランダム

    ランキングでなんか見つけた。22時の時点で13位。 【初音ミク】なんだかいいかんじ【オリジナル】 - ニコニコ動画 ネタ元は凄い漢字。この「訓」は「訓読み」なのか?というのはあるが*1、これは歌詞だからとやかく言うのはナンセンスか。というか、よくできている。↓これ読みたい。 訓読みのはなし 漢字文化圏の中の日語 (光文社新書 352) 作者: 笹原宏之出版社/メーカー: 光文社発売日: 2008/05/16メディア: 新書購入: 2人 クリック: 89回この商品を含むブログ (33件) を見る 追記(2008-06-09) 曲の続きができていた。 さらに追記(2008-07-18) 『訓読みのはなし』を読んだ。 *1:「長訓読み」に関する注意 / 長い読みの漢字? - 雑記 / 漢字の読みの中で、1番長いのはどんなものですか? など参照。

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