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to 藤堂明保と02 BOOKに関するsatoschiのブックマーク (2)

  • 13漢字の意味論

    漢語の意味論−−藤堂明保『漢字語源辞典』の方法 加納喜光(茨城大学人文学部教授) (『国文学解釈と鑑賞』60巻1号、1995・1、原題「藤堂明保・漢字語源辞典の方法」) はじめに 書は藤堂明保氏の学位論文『上古漢語の単語家族の研究』を『漢字の語源研究』(学燈社、1963)と題して上梓したのがもとになっている。世の好評を博したため、割愛した部分を補い、改題して刊行したのが『漢字語源辞典』(学燈社、1965)である。類書がそれまでなかったことや、まったく新しい漢字の見方を提供したため、多くの読者を獲得し、現在も版を重ねている(94年7 月現在で50版という)。ただ、辞典の名に引かれて求めると失望を味わうかもしれない。字数は約3600字しかないし、基的な漢字が落ちていることもある。書はあくまで読む辞書であろう。漢字の解説で、目からうろこが落ちる箇所が随所にある。 書の刊行から一三年後、

  • 古代中国箚記 ふたつの、藤堂明保著『漢字の起源』

    古代中国の文章・文物・歴史・研究について。とりあえず漢文(古典漢語)や漢字について徒然なるままに、また学会覚書、購書記録なども記していきます。 古代中国箚記2006/11/16で紹介した、藤堂明保『漢字の起源』講談社学術文庫、2006年を買ってきた。11月16日のブログに「徳間書店から1966年(増補版、現代出版、1983年)に出た文庫化だろう。」と書いたが、たしかに最終頁に「書は、一九六六年、徳間書店より刊行された『漢字の起源』を底としました。」とあった。 たまたま、神保町をうろうろしたら、その現代出版社版『漢字の起源』があった。600円と安かったので、重複するかなと思いつつ、買ってみた。 この1983年の現代出版社版の『漢字の起源』のまえがきで藤堂氏は言う、、、 だがこの十余年の間に、中国での発掘がめざましく進み、思いもよらぬ文物が大地の底から姿を現した。こうなると、旧著の前半は、

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