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中公新書ラクレの検索結果1 - 40 件 / 332件

  • 「渋沢栄一は何をした人か」に即答できない? そんな人が日本史を学び直すための10冊(のつもりだったけど実際は30冊超) #ソレドコ - ソレドコ

    こんにちは。伊藤賀一と申します。 原始から近代・現代まで、あらゆる時代をカバーしているオールラウンド型の珍しい日本史講師です。 日本史だけでなく社会科全般を教えているため、ありがたいことに「日本一生徒数が多い社会科講師」という称号もいただいたことがあります。 今回は「日本史を学び直すための本」を紹介します。編集部からは「10冊プラスα」という依頼だったのですが、力が入り過ぎてしまい、数えてみたら30冊を超えていました……。 30冊もあると「こんなに読まなきゃいけないの!?」とびっくりするかもしれませんが、全部読む必要はないですよ!(もちろん全部読みたい人は一緒に沼にハマりましょう) 気になったテーマの、気になった一冊だけでも手に取ってみてください。 ▶今すぐ「日本史を学び直すための10冊プラス+α」をチェックしたい人はこちら 予備校で授業をしている筆者 皆さんもご存じのように、今も昔も、人

      「渋沢栄一は何をした人か」に即答できない? そんな人が日本史を学び直すための10冊(のつもりだったけど実際は30冊超) #ソレドコ - ソレドコ
    • プロダクトマネジメントと事業開発に関する私的な振り返り - 下町柚子黄昏記 by @yuzutas0

      TL;DR 企画力が…欲しい… pic.twitter.com/hJfr0qNv7T— ゆずたそ (@yuzutas0) 2020年11月19日 試行錯誤の瓦礫の記録です。 はじめに もくじ TL;DR はじめに もくじ 以前書いた記事 前提・免責 アイデア 1日1案(やってよかったこと) 1stスクリーニング(やってよかったこと) コミュニケーション チームへのリスペクト(やってよかったこと) 話す <<< 聞く(改善余地あり) 即決する(やってよかったこと) 自分で各論まで見る(やってよかったこと) 発散→収束でディスカッション(改善余地あり) イラストで話す(改善余地あり) 日次ミーティング(やってよかったこと) 議事録を書く(改善余地あり) 得た情報を共有する(改善余地あり) 想定納期を示す(改善余地あり) カレンダー招待&日程確約コメントを転記(改善余地あり) プロセス管理 仮説

        プロダクトマネジメントと事業開発に関する私的な振り返り - 下町柚子黄昏記 by @yuzutas0
      • 面白い世界史の本を3人で2時間お薦めしあった中から厳選した12冊(前編)

        お薦めの世界史の本について、3人で2時間語り合った。 世界史を学びなおす最適な入門書や、ニュースの見方が変わってしまうような一冊、さらには、歴史を語る意味や方法といったメタ歴史まで、脚本家タケハルさん、文学系Youtuberスケザネさん、そして私ことDainが、熱く語り合った。 全文はyoutubeで公開しているが、2時間超となんせ長い。なのでここでは、そこから厳選して紹介する。 因果関係を補完する『詳説 世界史研究』 スケザネ:大学生、あるいは社会人の方々にも、世界史を学ぶには、まず真っ先に「高校世界史」をオススメしたいです。世界の歴史を幅広く知るという観点から、高校世界史はベストだと思います。 代表的な高校世界史の教科書は、山川出版社の『詳説 世界史B』。世界史の概観が400ページぐらいにまとめられてて良い本なんですが、これだけだと記述が簡素で、理解するには少ししんどい。 実際、自分が

          面白い世界史の本を3人で2時間お薦めしあった中から厳選した12冊(前編)
        • あいちトリエンナーレ津田大介芸術監督インタビュー - webDICE

          「あいちトリエンナーレ2019」の芸術監督、津田大介氏 「あいちトリエンナーレ2019」で「表現の不自由展・その後」が3日間だけ展示され撤去された問題を受けて、8月15日に津田さんは個人ブログでことの経緯とお詫びを発表した。それを読み同日、僕は以下のテキストをツイートした。 「アップリンクはあいちトリエンナーレに映像作品を出品している。アップリンクが日本での上映権を持つホドロフスキー監督のドキュメンタリー作品『ホドロフスキーのサイコマジック』だ。今日、9人のアーティストがトリエンナーレの出品を取り下げた。事務局の映像担当者から電話がかかってきた。次に何かしそうなのは浅井さんだからだという。取り下げるなんてことは考えもしていなかった。アップリンクは出品者なので、実は事件が起きてから8月7日に津田大介芸術監督から『「あいちトリエンナーレ2019」協賛企業・個人の皆様へ』という1万880字の長文

            あいちトリエンナーレ津田大介芸術監督インタビュー - webDICE
          • なぜ「多様性を」と言いながら多様性を否定する人たちがいるのか 佐々木俊尚の未来地図レポート Vol.684|佐々木俊尚

            特集 なぜ「多様性を」と言いながら多様性を否定する人たちがいるのか 〜〜「専業主婦論争」の歴史を振り返りつつ多様性問題を考える 「多様性が大事」といいながら、価値観の多様性を認めず、みずからの価値観の優位性でマウントしようとする動きが近年、あちこちに広がっているように感じます。 少し前に、わたしが出演しているネットの報道番組「アベマプライム」で、少子高齢化の議論をしました。ジェンダーギャップをなくして、男性も育児や家事を積極的に行うようになれば少子化問題は防げるのではないかという論点でした。 これはわたしもまったく同意です。わが家は子どもはいないので育児経験はないのですが、家事について言えば妻と同居して以来20年、ずっとわたしが毎日の料理とゴミ出し、日用品の管理補充などを担当しています。妻は洗濯と掃除の担当です。だからわが家では「夫が家事を手伝う」というような言い回しが使われることはいっさ

              なぜ「多様性を」と言いながら多様性を否定する人たちがいるのか 佐々木俊尚の未来地図レポート Vol.684|佐々木俊尚
            • 「松屋のステーキ丼」に対する、ネットメディアの「レビュー」への疑問 - いつか電池がきれるまで

              松屋が好きだ。 正直、牛丼は吉野家のほうが美味しいと思うけれど、食券で注文ができて、いろんな定食がある松屋を僕はけっこう愛用してます。 2週間に一度くらいのペースで、新しい定食系のメニューが出るので、一度は食べてみようかな、という気分にさせられるのです。 最近ではジョージア料理のシュクメルリとかエビチリ(こちらは今も販売中)なんてのも話題になりました。 そんな松屋の最近の新メニューといえば、「ステーキ丼」。 ascii.jp 系列のステーキ専門店『ステーキ屋松』の大ヒットメニューで、ステーキ屋松の和風ソースと松屋オリジナルの洋風ソースがあるそうです。 普通盛りは、みそ汁付きで750円。「デカ盛り」は1150円。 この値段で、ステーキ丼が気軽に食べられるなんて!と早速近所の『松屋』に出かけて、和風ソースの普通盛りを注文したのです。 しばらくの待ち時間のあと、出てきたのは、「うーむ、肉を焼いた

              • レペゼン地球・DJ社長の「言い訳」を信じさせるハフポストへの違和感 - wezzy|ウェジー

                「ハフポスト」が10月27日、「表現のこれから」というカテゴリにおいて、『レペゼン地球・DJ社長に聞いた「あの、でっち上げセクハラ炎上、なんだったんですか?」』という記事を公開した。 これはタイトルの通り、今年の夏にDJ集団・レペゼン地球(なお、彼らはYouTubeで絶大な人気を誇っているが、様々な理由によりYouTuberを自認していない)が起こした、“炎上マーケティング”として、セクハラ・パワハラ告発狂言を行ったことについて、『「婚活」時代』(ディスカヴァー携書、山田昌弘氏との共著)、『ハラスメントの境界線』(中公新書ラクレ)などで知られる白河桃子氏が、レペゼン地球のリーダー・DJ社長にインタビューしたものである。 去る7月17日(多くの学生が夏休みに入る日のため、YouTuberらはこの時期を重要視している)、レペゼン地球の事務所に所属する、ジャスミンゆま氏がツイッター上にて「DJ社

                  レペゼン地球・DJ社長の「言い訳」を信じさせるハフポストへの違和感 - wezzy|ウェジー
                • 「曹操は無双しません」ゲームから三国志に興味をもった人が勘違いしがちなこと 「暴れん坊将軍」は中国で嫌われる

                  中国の歴史はふたつの世界にわかれている。ひとつは「儒教」を踏まえた知識人の世界、もうひとつは「侠きょう」(男気、義侠心)に生きる庶民の世界だ。三国志研究の大家たいかで、今年2月に『『論語』 孔子の言葉はいかにつくられたか』(講談社選書メチエ)を刊行した中国古代史研究者の渡邉義浩氏は「三国志の魅力は、ふたつの世界が交わる希有な時代だった点にある」という。今年に入り『現代中国の秘密結社』(中公新書ラクレ)、『「低度」外国人材』(KADOKAWA)を立て続けに刊行した中国ルポライターの安田峰俊氏との対談をお届けする――。

                    「曹操は無双しません」ゲームから三国志に興味をもった人が勘違いしがちなこと 「暴れん坊将軍」は中国で嫌われる
                  • 【新型コロナ】外出禁止令の英国から、日本の皆さんへ 「ロックダウン(都市封鎖)」になる前に(小林恭子) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                    英国には今、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、不要不急の外出禁止令が出ている。レストラン、カフェ、バー、パブ、美術館、図書館、学校、スポーツジムなど多くの人が集まる場所は閉鎖されている(ただし、レストランやカフェなどはテイクアウト専門での営業は可能)。同居していない人と会うことも禁止だ。 不要不急ではない外出や集会は、場合によっては罰金措置の対象となり、警察官の姿を路上でよく見かけるようになった。 英国は、いわば「ロックダウン(都市封鎖)」状態にある、といってよいだろう。実際に、メディアではこの言葉がよく使われている。 しかし、この「ロックダウン」という言葉は「ほかの地域・人との一切の連絡を絶つ」という印象を与えるため、新型コロナの感染者が増えつつある東京、あるいは日本の他の地域に住む方は「もしそうなったら、ものすごいこと(怖いこと)が起きるぞ」と心配をしていらっしゃるのではないだろ

                      【新型コロナ】外出禁止令の英国から、日本の皆さんへ 「ロックダウン(都市封鎖)」になる前に(小林恭子) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                    • なぜ若者の自民党支持率はこんなにも高い(私が思っているよりもですが)のでしょうか?この失われた30年に生まれ、生きてきた私にとっては、正直自民党の政治は全く評価できないのですが、選挙のたびに自民党の若い世代の支持率が高いことに驚きます。 | Mond - 知の交流コミュニティ

                      なぜ若者の自民党支持率はこんなにも高い(私が思っているよりもですが)のでしょうか?この失われた30年に生まれ、生きてきた私にとっては、正直自民党の政治は全く評価できないのですが、選挙のたびに自民党の若い世代の支持率が高いことに驚きます。 菅原 琢 新刊『データ分析読解の技術』重版御礼:昔から多くの人が、世論調査結果が個人の予想や「皮膚感覚」とズレることについて疑問を抱いてきました。誰かの周囲の人々と国全体の世論とは違う、調査結果こそ国全体の縮図を示しているのだというのが、やはり昔からある標準的な回答でしょうか。 もっともこの回答は、世論調査を過信したものと言えます。現代の世論調査の特性を理解すれば、世論調査結果はもっと慎重に解釈すべきもののはずですから。以下、論じておきましょう。 政治ではなく数値化の問題 さてこの質問は政治をテーマとしていますが、「何をどう測るのか」という一般的なデータに

                        なぜ若者の自民党支持率はこんなにも高い(私が思っているよりもですが)のでしょうか?この失われた30年に生まれ、生きてきた私にとっては、正直自民党の政治は全く評価できないのですが、選挙のたびに自民党の若い世代の支持率が高いことに驚きます。 | Mond - 知の交流コミュニティ
                      • 82歳の老舗洋食店店主であり写真家──66年間撮り続けた「東京の風景」 - メシ通 | ホットペッパーグルメ

                        東京懐かし写真と洋食店のシンクロニシティ ある日、新宿の大型書店で何気なく惹かれ手にとった1冊の新書サイズの写真集。 そこには戦後間もないころからの東京の街並みや、そこで生活する人々の息遣いが聞こえてきそうな写真が。思い出話を交えたコラムも軽妙で撮影当時の空気感を存分に味わえる。 東京懐かし写真帖 (中公新書ラクレ) 作者: 秋山武雄,読売新聞都内版編集室 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 2019/06/06 メディア: 新書 この商品を含むブログを見る 著者である写真家・秋山武雄さんのプロフィールを見ると、洋食店「一新亭」を営むかたわら、15歳の頃から趣味で都内を撮影し続けているそう。 なんとなく頭の片隅に記憶された「一新亭」というお店の名前。 ほどなく別のタイミングで出会うことになるとは……。 私は仕事で使う包材などを買い出しに時々浅草橋を訪れることがあります。 ランチを食

                          82歳の老舗洋食店店主であり写真家──66年間撮り続けた「東京の風景」 - メシ通 | ホットペッパーグルメ
                        • 日本対ドイツ戦が反西欧・リベラルの旗印となった日 - あままこのブログ

                          時代のメモとして。 昨日(2022/11/23)、ワールドカップの予選リーグで日本がドイツに勝利したわけですが、それ以降以下の画像が、インターネット上の画像貼り付け掲示板やTwitterで盛んに目にするようになりました。 img.2chan.net 4 22/11/24(木)15:09:45No.996782816 中東の野蛮な国家が欧州の先進的な思想を否定しやがった 極東の田舎者ボコすついでに我らの素晴らしい考えを教育してやろう 5 22/11/24(木)15:10:19No.996782956 >中東の野蛮な国家が欧州の先進的な思想を否定しやがった >極東の田舎者ボコすついでに我らの素晴らしい考えを教育してやろう ピコーン! 2-1! 31 22/11/24(木)15:29:14No.996787451 クソパヨクに阿って無様に負けてるのクソ哀れだな 35 22/11/24(木)15

                            日本対ドイツ戦が反西欧・リベラルの旗印となった日 - あままこのブログ
                          • 排除アートと過防備都市の誕生。不寛容をめぐるアートとデザイン

                            排除アートと過防備都市の誕生。不寛容をめぐるアートとデザインオリンピックに向けて東京の各所で再開発が進行した10年代。街には公共的で開かれるように、多くのベンチやパブリック・アートと思わしき造形物が登場した。しかしながら、それらの存在は、特定の人々の排除のために作用する「過防備」の一旦を担っているとも言える。これらを「排除アート」としての視点から研究する建築史家の五十嵐太郎が、都市機能としての不寛容さを指摘する。 文=五十嵐太郎(東北大学大学院・教授) 京王井の頭線渋谷駅前のオブジェ 近年、排除アートが増えているというニュースが散見される。路上、あるいは公共空間において、特定の機能を持たない、作品らしきものが、その場所を占拠することによって、ホームレスが滞在できないようにするものだ。もっとも、こうした現象は最近始まったわけではない。16年前、すでに筆者は『過防備都市』(中公新書ラクレ、20

                              排除アートと過防備都市の誕生。不寛容をめぐるアートとデザイン
                            • ジョブ型と賃上げの関係 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

                              ますます訳の分かっていない人があれこれ分からないことを分かったように言うもんだから、ますます訳が分からなくなるというスパイラルに入っているようですな。 ごくごく単純化して言えば、ジョブ型社会というのは、賃上げしないと賃金が上がらない社会だ。 一見同義反復のように見えるし、ジョブ型社会の人々にとっては実際同義反復でしかないのだが、人に値札が付いているんじゃなくて座る椅子に値札が付いている社会だから、同じ椅子に座っている限り賃金は上がらない。 どこかの国の親切な人事部みたいに勝手に昇進させてくれたりしないので、個人レベルで賃金を上げたければ、社内社外の欠員募集に応募して、今よりもっと高い値札の付いた椅子に座るしかない。でも、これは「賃上げ」ではない。 ジョブ型社会の賃上げとは、ほっとくと永遠に上がらない賃金を上げるために、働くみんなが団結して、団体交渉して、時には争議に訴えて、椅子に張り付けら

                                ジョブ型と賃上げの関係 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
                              • 10分でわかる日本のメリトクラシー(≒学歴社会)研究史 - 清く正しく小賢しく

                                誰もが教育や学歴について語りたがるが、教育や学歴の研究が参照されることは少ない。そして参照軸を失った教育語り、学歴語りは、まるっきり同じ論点について堂々巡りを繰り返す。あらゆる領域に当てはまることだが、教育においては特に、とっくの昔に解決した論点や、提唱されていた主張が、ゾンビのように(さも新しいものかのような顔をして)よみがえってしまうことが多い。 とはいえ、ここで時間も能力も有限な普通の人間に、「最低でも新書3冊読んでから喋れ」とか、「この論文くらい読んどけ」とかと言うのは、ほとんど「黙れ」と言っているのと同じだ(新書ぐらい誰でも楽に読めるだろと思ってるなら、認識を改めるべきだろう)。 ということで、この記事ではメリトクラシーに関する教育社会学の超有名な(記念碑的)研究を乱暴に要約し、ダイジェスト式に紹介していく。筆者は素人なので、研究の妥当性を判断する(できる)立場にないし、要約の仕

                                  10分でわかる日本のメリトクラシー(≒学歴社会)研究史 - 清く正しく小賢しく
                                • 人気復活の「プロレス」は何が面白い? 初心者が観戦歴20年のキャスターに教わってから試合を観てきた #ソレドコ - ソレドコ

                                  「プロレスは好きですか?」 ある日、ソレドコ編集部から連絡があった。ボクシングや総合格闘技なら好きだが、プロレスは観たことがない。 「すみません、プロレスまったく分からないんです……」 返信すると、意外な答えが返ってきた。 「ちょうどよかった!」 話を聞くと、プロレスを実際に観に行き、初心者の目線からその面白さをレポートしてほしいという。 日本のプロレス界は今、かつてないほどの盛り上がりを見せているらしい。なかでも新日本プロレスは海外進出も果たし、2019年7月期には初の売上高50億円を突破。しかも、2020年1月には東京ドームでプロレス史上初の2日連続の興行が予定されているという。(※本稿執筆時点) あのキャパ4万人以上のデカいドームで2日間連続……!? ニュースなどで「プ女子」と呼ばれる女性ファンが増えていることぐらいは知っていたけど、そこまでとは……。みんながどのようにプロレスを楽し

                                    人気復活の「プロレス」は何が面白い? 初心者が観戦歴20年のキャスターに教わってから試合を観てきた #ソレドコ - ソレドコ
                                  • 神社で「二礼二拍手一礼」は伝統的な作法ではない 宗教学者が教える“しきたり”の嘘(全文) | デイリー新潮

                                    初詣などで神社に参拝するときは、「二礼二拍手一礼」が一般的な作法として知られる。この作法をイラスト入りで紹介している神社も少なくない。だが、宗教学者の島田裕巳氏によれば、これは伝統的な作法ではないというのだ。 *** 速報「勤務中に肋骨3本を折ったのに“1カ月で出社しろ”と…」 山崎製パンの“凄絶ブラック労働”の実態 「コロナにかかったのに強制出勤」も 速報「女がだまそうとして、それに引っかかっただけ」 新宿タワマン“メッタ刺し”事件、和久井容疑者の父が息子をかばい訴えたこと 神社巡りといえば、高齢者の老後の楽しみと言われものだが、最近は、30~40代の女性の参拝者が目立つようになった。神主から朱印と墨書をいただく、いわゆる「御朱印ガール」と呼ばれている人たちだ。彼女たちは、参拝する際は「二礼二拍手一礼」を頑なに守っているが、 「彼女たちより年輩の人たちから見れば、この作法に違和感を覚える

                                      神社で「二礼二拍手一礼」は伝統的な作法ではない 宗教学者が教える“しきたり”の嘘(全文) | デイリー新潮
                                    • 炎上概念ソードホルダー - 本しゃぶり

                                      当事者の手によって企業が炎上した。 一個人が意識的に破壊をもたらせる時代となったのだ。 企業炎上における第三の型について考察する。 大阪王将炎上 大阪王将の炎上が興味深い。仙台中田店の調理場の衛生環境がクソだと告発された件だ*1。 2022/7/24に元社員が実態を写真付きで連続ツイートした。ナメクジやゴキブリといった害虫大量発生、店で野良猫の飼育、防火管理者と衛生管理者の不在、その他いろいろ。当然のごとく炎上し、翌日には大阪王将が声明を発表する*2とともに、所轄保健所による調査が行われた。 保健所の調査結果は告発内容の全てを肯定するものでは無かったが、指摘された項目だけでも相当にひどい。飲食店ならばできて当然だろと思うものばかりだ。 仙台中田店に関する保健所からの調査報告書の受領について (PDF) 行政への影響はこれだけで終わらず、7/26には仙台市長の定例記者会見で本件に言及*3、さ

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                                      • AIの権威すら「生成AI」を恐れるのは、意識を生み出す「創発」が起きているから

                                        1963年、群馬県生まれ。作家・ジャーナリスト、KDDI総合研究所・リサーチフェロー、情報セキュリティ大学院大学客員准教授。東京大学理学部物理学科卒業。同大学院理学系研究科を修了後、雑誌記者などを経てボストン大学に留学、マスコミ論を専攻。ニューヨークで新聞社勤務、慶應義塾大学メディア・コミュニケーション研究所などで教鞭を執った後、現職。著書に『ゼロからわかる量子コンピュータ』『仕事の未来~「ジョブ・オートメーション」の罠と「ギグ・エコノミー」の現実』『AIの衝撃~人工知能は人類の敵か』『ゲノム編集とは何か~「DNAのメス」クリスパーの衝撃』(いずれも講談社現代新書)、『「スパコン富岳」後の日本~科学技術立国は復活できるか』(中公新書ラクレ)、『ゲノム編集から始まる新世界~超先端バイオ技術がヒトとビジネスを変える』(朝日新聞出版)、『AIが人間を殺す日~車、医療、兵器に組み込まれる人工知能』

                                          AIの権威すら「生成AI」を恐れるのは、意識を生み出す「創発」が起きているから
                                        • 【#実名報道】「オオカミの餌」にされても受け入れるイギリス市民 日本との違いは?(小林恭子) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                          実名報道か、匿名報道か。日本では、大事件が発生するたびにこの問いが議論の的になってきた。18日は、京都アニメーションのスタジオ放火事件から半年となり、実名報道の意義を主張し続けるメディア側と「メディアスクラム」を嫌う国民との間で、新たな論争が巻き起こりつつある。 筆者が住むイギリスでは実名報道が一般化しており、メディア側も市民もこれを既成事実として社会が回ってきた。匿名化は特定の理由がある場合のみ、だ。背景には、世の中で起きていることを「公の情報」として共有してきた歴史がある。 「オオカミの餌にされて」 一昨年9月、ぎょっとするようなタイトルの報告書がイギリスで出版された。 原題は「Thrown to the Wolves」。直訳すれば「オオカミに投げられた」になるが、慣用句の1つ「誰かを厳しく攻撃される状態に置く」、「見捨てる」などの意味になる。 驚くようなタイトルがついた報告書を出した

                                            【#実名報道】「オオカミの餌」にされても受け入れるイギリス市民 日本との違いは?(小林恭子) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                          • DevLOVE Xで「52歳のハローワーク」と題するプレゼンをしました - 江青日誌

                                            自分の未来を考えるのはムズい 「いままで」と「これから」 エセ社会科の授業で伝えたかったこと 漆原さんsaid「70歳ー自分の年齢=いまお互いが学びがある年齢の人」 スピーカー特権で最大の無茶ぶりをやってみた 頂いたフィードバック つぶやきのまとめ 参考図書 最後に、、自分の未来を考えるのはムズいが大事な時間 あわせてよみたい 自分の未来を考えるのはムズい 市谷さんから「DevLOVE10周年で何か話してもらえませんか?」と言われたのは多分1月か2月。4月になって「それぞれの10年、これからの10年」というお題が降りてきて、悶絶しながらひねくりだしたのが、この「52歳のハローワーク」というテーマでした。 「いままで」と「これから」 10年前を含め「いままで」については、こちらを読んで頂けると! 「無茶ぶられ人生」と「生存戦略としてのコミュニティ」のススメ - はたらく気分を転換させる|女性

                                              DevLOVE Xで「52歳のハローワーク」と題するプレゼンをしました - 江青日誌
                                            • 「迷惑だ」と言いつつ「なぜ」を考えない 日本人、思考停止していませんか:朝日新聞GLOBE+

                                              ■迷惑かけない子、が夢ですか 23歳で日本に来てすぐのころ。子どもが生まれたばかりの人が、「どんな子に育ってほしいですか」と聞かれて、「好きなことを自由にやったらいいけど、ひとさまに迷惑だけはかけないような子になってほしい」と答えているのを聞いて、びっくりしたんです。「迷惑をかけない子」って一体どんな子だろう……。バンドとか大きな音を立てるようなことをしない子? それとも地球を汚さないように地球環境に気を配る子? うーん。そもそも、それって親が抱く子どもへの夢なのかな? と、まじめに考え込んでしまいました。 ほかに不思議だなあと思ったのは、ワイドショーなどで見る有名人の謝罪会見でした。女性への暴力など大変深刻な事件を起こした人が、謝罪会見で「みなさまにご迷惑をおかけしました」と言うのが不思議でした。謝罪するべき相手は被害者やその家族であって、視聴者にもマスコミにも、まったく迷惑はかかってい

                                                「迷惑だ」と言いつつ「なぜ」を考えない 日本人、思考停止していませんか:朝日新聞GLOBE+
                                              • TVアニメ『かげきしょうじょ!!』が照らし出す「僕たち」の後ろめたさ:歌舞伎・アイドル文化の蠱毒を制するためのレッスン|髙橋優

                                                TVアニメ『かげきしょうじょ!!』が照らし出す「僕たち」の後ろめたさ:歌舞伎・アイドル文化の蠱毒を制するためのレッスン はじめにO, beware, my lord, of jealousy; It is the green-ey’d monster which doth mock The meat it feeds on. お気をつけなさい、将軍、嫉妬というやつに。 こいつは緑色の目をした怪物で、人の心を餌食とし、 それをもてあそぶのです。 ――ウィリアム・シェイクスピア『オセロー』、第三幕第三場 (小田島雄志訳『シェイクスピア全集IV』白水社、1986年、275頁) 2021年9月に放送が終了したTVアニメ『かげきしょうじょ!!』は、宝塚音楽学校をモデルにした「紅こう華か歌劇音楽学校」を舞台として、「東大に並ぶ」とも言われる難関の入学試験を突破した100期生(予科生)の少女たちが繰り広

                                                  TVアニメ『かげきしょうじょ!!』が照らし出す「僕たち」の後ろめたさ:歌舞伎・アイドル文化の蠱毒を制するためのレッスン|髙橋優
                                                • リンク:論文の読み方・書き方(2022年1月 Twitter TL版) - 発声練習

                                                  2021年度末からTwitterのタイムライン上で論文の読み方・書き方の話題が流れていたので忘れないようにメモ。順番は目について順 Togetter まとめ togetter.com TLで流れてたサイト 論文の読み方(2021年度学部生向け輪読会のイントロダクション資料)https://t.co/FykGBXOZSD Zoom輪読会(https://t.co/YCptC5GKTy)は来年度もバージョンアップしてやる予定です— Takeshi Imai (@TakeshiImaiLab) 2022年1月4日 九州大学 大学院医学研究院 今井 猛さん Google Drive: 論文の読み方 学部生向け 2021 version 論文の書き方マニュアルが参考になると言ってもらえているようなので,研究発表スライドテンプレも公開します。レベル感(引用文献数とか専門用語とか)は卒研に合わせてますが

                                                    リンク:論文の読み方・書き方(2022年1月 Twitter TL版) - 発声練習
                                                  • 中国の日本侵略計画? 究極の陰謀論「日本解放第二期工作要綱」を解剖する(安田峰俊) - 個人 - Yahoo!ニュース

                                                    新型コロナウイルスの世界的流行とアメリカ大統領選にまつわる一連の騒ぎのなかで、全世界的な社会問題として認識されるようになったのが陰謀論の氾濫だ。コロナは人民解放軍の生物兵器であるとか、アメリカは児童性的虐待と人身売買に手を染めるディープ・ステイトによって操られているといった話が代表的である。 陰謀論は左右の政治思想を持つネットユーザーや論壇人、または幸福の科学や法輪功、行動する保守や新左翼セクトといった、カルト的な新宗教団体や政治団体によって担われることが多い(なお中国系の疑似宗教団体・法輪功とコロナ陰謀論の関係は、拙著『現代中国の秘密結社 マフィア、政党、カルトの興亡史』[中公新書ラクレ]で詳述している) 陰謀論をひとたび信じてしまえば、たとえ個人レベルであっても、思わぬ恥をかいたり他者に失礼な振る舞いをおこなってしまったり、ひどい場合は人命にかかわる事態すら招く。経営者や政治家のような

                                                      中国の日本侵略計画? 究極の陰謀論「日本解放第二期工作要綱」を解剖する(安田峰俊) - 個人 - Yahoo!ニュース
                                                    • 党派性とクラスターと動員のエトセトラ : やまもといちろう 公式ブログ

                                                      昔、津田大介さんが『動員の革命』(中公新書ラクレ 2012/4)という本を出し、2015年から16年にかけての「SEALDs旋風」的なネットと左翼活動の融合みたいなものが話題になり、また、期待が高まりました。 もちろん、その結果としてはご覧の通りなのですが、さらに時は下り2022年となって、アメリカではBREXITやトランプ大統領選挙も経由したケンブリッジ・アナリティカ社のような「ネットを使う層と政治・政策」、そして「Qanon」「Q」を通じたシャドーステート的陰謀論が文字通り大統領という権力中枢を巻き込んだ一大事件となったことで、ネット社会が政治活動をエンハンスするというよりは、もはやミーム戦としてそれありきで社会とネットを切り離さずに現象(活動やデモ、得票傾向など)を見るという方向に変わってきたなあというのはあります。 その結果として、実際にネットで動く世論というのはただでさえ少ない政

                                                        党派性とクラスターと動員のエトセトラ : やまもといちろう 公式ブログ
                                                      • 2021年の個人ブログの「誰にも言えない話をネットに書く文化」の復活と、「有料化」の話 - いつか電池がきれるまで

                                                        あけましておめでとうございます。 本年もよろしくおねがいいたします。 昨年、2020年は、新型コロナウイルスの感染拡大と、それに伴う「新しい生活様式」に戸惑う1年になりました。昨年末から年明け、新型コロナウイルスの感染者数は収束するどころか、さらに増えてきており、多くの人たちは「コロナ疲れ」というか、「コロナ慣れ」してしまっているかのようにも感じます。正直、ここまで増えてくると、感染経路を特定するのも困難だし、ワクチンが実用化されて普及するか(とはいえ、こんな短い期間で開発されたワクチンはちょっと怖いな、とも思うのですが)、ほとんどの人が既感染者になってしまうしかないのかな、とも考えてしまいます。ただ、あまりにも急速に感染拡大すると、医療機関で対応しきれなくなってしまうため、なんとか感染者数の爆発的な拡大を抑制したいところではありますが…… このブログでは、毎年、新年最初のエントリは、「現

                                                          2021年の個人ブログの「誰にも言えない話をネットに書く文化」の復活と、「有料化」の話 - いつか電池がきれるまで
                                                        • 「香港デモはなぜ失敗したか」その本質は"太平天国の乱"で示されている 標準語と広東語という「2つの中国」

                                                          1850年末に蜂起して理想国家を作り上げたはずの太平天国は、その後の中国共産党政権のプロトタイプだった──。中国の権力がどうしても陥りがちな個人独裁や個人崇拝の宿痾から抜け出そうとあがくものの、結局は抜け出せなかった点でも、太平天国と中国共産党の共通点はすくなくない。 一方で、2019年に発生した香港デモと太平天国にも共通点がある。昨年12月に『太平天国 皇帝なき中国の挫折』(岩波新書)を刊行した菊池秀明氏(国際基督教大学教養学部教授)に対して、近著に『現代中国の秘密結社 マフィア、政党、カルトの興亡史』(中公新書ラクレ)がある中国ルポライターの安田峰俊氏が聞いた——。(後編/全2回) 中国の歴史研究は、政治の事情にすぐ翻弄されてしまう (前編から続く) ——ところで、実は私(=安田)、かつて立命館大学文学部の東洋史専攻の卒論で太平天国を扱おうとしたことがあるんです。もっとも、中国で史料集

                                                            「香港デモはなぜ失敗したか」その本質は"太平天国の乱"で示されている 標準語と広東語という「2つの中国」
                                                          • トランプ支持とコロナデマを生む「Cアノン」筆頭…反共気功集団”法輪功”セミナー潜入記 | 文春オンライン

                                                            疑似宗教団体的な気功集団「法輪功」をご存知だろうか。かつて中国国内で1億人近い修煉者(=信者)を集めた法輪功は1999年に当局と決裂し、苛烈な弾圧を受けた。拠点を海外に移転後は傘下メディアの『大紀元(epochtimes)』などを通じて、日本語を含めた各言語で激しく中国共産党を批判している。ただ、新型コロナの発生理由(生物兵器説)やトランプ再選にまつわり、真偽不明の情報を数多く流布するなど、その行動が世界に思わぬ影響を与えているのも事実だ。 中国ルポライターの安田峰俊氏の新著『現代中国の秘密結社 マフィア、政党、カルトの興亡史』(中公新書ラクレ)では、この法輪功の成立した経緯や活動内容、組織の性質などについても詳しく解説している。今回は同書のなかから、日本国内で実施された法輪功の集会を、許可を得て取材した際の描写を紹介しよう。(全2回の1回目/後編を読む) ◇◇◇ スマホから響く鐘の音 「

                                                              トランプ支持とコロナデマを生む「Cアノン」筆頭…反共気功集団”法輪功”セミナー潜入記 | 文春オンライン
                                                            • 何でも無料のインターネットは、「商業道徳」を無視しすぎている 【初対談】東浩紀×楠木建 前編

                                                              失敗→反省→自己認識のおもしろさ 【楠木】『ゲンロン戦記 「知の観客」をつくる』(中公新書ラクレ)を興味深く読ませていただきました。考えさせられるところが多々ありました。 【東】ありがとうございます。楠木さんのような経営学者に褒められるとちょっと恥ずかしいですね。2010年に39歳でちっちゃい会社をつくって、それから10年ほど悪戦苦闘したというだけの記録ですから。 【楠木】白状すると、東さんの著書は初めて読みました。書店で平積みされていたので、「これはおもしろそうだな……」ぐらいの興味で手にとったんです。読んでみて、期待をはるかに超える内容でした。この本で東さんの哲学・思想の一端を知ることができたので、これから『ゲンロン0 観光客の哲学』なども読んでみます。「観光」とか「誤配」といった概念は実にイイですね。 【東】『ゲンロン戦記』で初めて僕の本を読んでくれた方はけっこういるみたいです。Tw

                                                                何でも無料のインターネットは、「商業道徳」を無視しすぎている 【初対談】東浩紀×楠木建 前編
                                                              • 「キリスト教もマルクス主義も中国化される」太平天国からわかる現代中国 香港やウイグルを抑圧する根本原因

                                                                「太平天国の乱」をご存じだろうか。清朝後期、科挙に落第した知識人の洪秀全が、キリスト教の影響を受けて創始した秘密結社・上帝会を率いて1850年の末に蜂起。反乱軍はやがて大都市・南京を占領して首都「天京」とし、太平天国を建国する。反乱は約14年にわたって続き、清朝の屋台骨は大きく傾いた。 もっとも、事件の名前は知っていても、現代の私たちの社会にどうつながるのかピンとこない人も多いだろう。だが、実は太平天国の乱には、現代中国の習近平体制の本質や中国の覇権主義の理由、さらにはウイグル問題や香港デモの背景といったさまざまな問題を読み解くカギが隠れている。 太平天国研究の第一人者である菊池秀明氏(国際基督教大学教養学部教授)が昨年12月に刊行した新著『太平天国 皇帝なき中国の挫折』(岩波新書)は、事件の概要とその背景をあますところなく描いた。今年2月に『現代中国の秘密結社 マフィア、政党、カルトの興

                                                                  「キリスト教もマルクス主義も中国化される」太平天国からわかる現代中国 香港やウイグルを抑圧する根本原因
                                                                • 中国の影響力工作という深刻な問題 : 細谷雄一の研究室から

                                                                  2020年08月16日 中国の影響力工作という深刻な問題 「影響力工作」あるいは「誘導工作」という言葉を聞いたことがあるでしょうか? ここ数年、安全保障や外交に関連した国際会議に参加すると、必ずと言ってよいほど中国による「影響力工作」についてのディスカッションとなります。英語では、「インフルエンス・オペレーション」となり、まだ定訳もなく、日本のメディアで扱う機会もそれほど多くはありません。というのも、水面下での活動ですし、情報公開ももっともなされない領域ですので、これについて深く知る機会が限られています。 この「インフルエンス・オペーレーション」を体系的に扱ったおそらく最初の一般書が、読売新聞の飯塚恵子さんが書いた、『誘導工作 ー情報操作の巧妙な罠』(中公新書ラクレ、2019年)ではないでしょうか。実態がよく分からないので、なかなか研究対象として深く知ることは難しいと思いますが、この著作は

                                                                    中国の影響力工作という深刻な問題 : 細谷雄一の研究室から
                                                                  • グーグルファンの「検索の番人」辻正浩がグーグル一強にもの申す|社会|中央公論.jp

                                                                    辻正浩(46歳)はSEO(Search Engine Optimization、検索エンジン最適化)専門家である。ウェブサイトが検索結果の上位に表示されるよう、サイトの構成を調整するなど対策を講じるのが仕事だ。 検索エンジンが結果の順位を決定する上では、それぞれ独自のアルゴリズムが用いられるが、その詳細は公開されていない。このため、辻のような専門家が様々なツールを使って膨大な検索エンジンの動きを観察し、どのようにウェブサイトが評価されているのか、その特徴や基準を調査する。SEOの世界では、辻は知らない人はいないほどの実力を持ち、ツイッターでは3万人以上のフォロワーがつぶやきを注視する。「検索の番人」とも呼ぶべき辻が、検索市場におけるグーグル支配の状況を、絶望的な顔で「もう手遅れではないか」と言うのである。 『膨張GAFAとの闘い』の著者・若江雅子氏が、この10年間の変化を辻氏に尋ねた。 *

                                                                      グーグルファンの「検索の番人」辻正浩がグーグル一強にもの申す|社会|中央公論.jp
                                                                    • ChatGPTが証明した「モラベックのパラドックス」とは?

                                                                      1963年、群馬県生まれ。作家・ジャーナリスト、KDDI総合研究所・リサーチフェロー、情報セキュリティ大学院大学客員准教授。東京大学理学部物理学科卒業。同大学院理学系研究科を修了後、雑誌記者などを経てボストン大学に留学、マスコミ論を専攻。ニューヨークで新聞社勤務、慶應義塾大学メディア・コミュニケーション研究所などで教鞭を執った後、現職。著書に『ゼロからわかる量子コンピュータ』『仕事の未来~「ジョブ・オートメーション」の罠と「ギグ・エコノミー」の現実』『AIの衝撃~人工知能は人類の敵か』『ゲノム編集とは何か~「DNAのメス」クリスパーの衝撃』(いずれも講談社現代新書)、『「スパコン富岳」後の日本~科学技術立国は復活できるか』(中公新書ラクレ)、『ゲノム編集から始まる新世界~超先端バイオ技術がヒトとビジネスを変える』(朝日新聞出版)、『AIが人間を殺す日~車、医療、兵器に組み込まれる人工知能』

                                                                        ChatGPTが証明した「モラベックのパラドックス」とは?
                                                                      • 【2021年3月版】世界史関連の新刊50冊 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

                                                                        2020年12月〜2021年3月の世界史関連の新刊の紹介 恒例の世界史関連の新刊紹介です。 今回は安価な新書と高額な専門書が多めになっています。 こちらの記事ですが、特に全部読む必要はなく、ザッと中身を見たりブックマークしたりして、気になる本をメモするためにお使いください。個人的にも、書店に行ったときにこの記事を見返して探したりします。 今回は50冊あります。それではどうぞ。 1. 『太平天国』 菊池 秀明 著 岩波新書 2020/12/18 税抜860円 太平天国――皇帝なき中国の挫折 (岩波新書 新赤版 1862) 作者:菊池 秀明 発売日: 2020/12/19 メディア: 新書 「滅満興漢」を掲げて清朝打倒をめざし、皇帝制度を否定した太平天国。その鎮圧のために組織され、台頭する地方勢力の筆頭となった曽国藩の湘軍。血塗られた歴史をもたらした両者の戦いの詳細を丹念にたどり、中国近代化へ

                                                                          【2021年3月版】世界史関連の新刊50冊 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
                                                                        • 裏の話とオモテの話 | ドイツ大使館 − Young Germany Japan

                                                                          前回なかなか言いにくいことについて書きましたが、 今回もまた似たようなお話です。・・・・そうです、言いにくいことについてです。 近年ニッポンはパンブームです。とくにコロナ禍では「お店の中に座らなくても、パッと買って帰れる」ということでパンの人気が更に高まった気がします。 うちの近所ではコロナ禍になってから新たにオープンしたパン屋さんが3軒もあります。 色んなこだわりを持ったパン屋さんが登場し、「高級」を謳ったパン屋さんも人気です。 ただ高級なパンを否定するわけではありませんが、ドイツの感覚だと「パン」はもっと「庶民的なもの」です。ドイツでは古くからパンが食べられていたので、パン屋さんはお肉屋さんと同じぐらい身近というか「日常」なわけです。 そして誤解を恐れずにいうと、ドイツでアビトゥアを持った人や、大学を卒業した人がパン屋さんの職に就くということはほぼありません。パン屋さんはakedemi

                                                                          • モンゴル帝国から日本を救った北条時宗が「英雄」とは言い難いワケ

                                                                            ほんごう・かずと/1960年、東京都生まれ。東京大学、同大学院で、石井進氏、五味文彦氏に師事。専門は、日本中世政治史、古文書学。『大日本史料 第五編』の編纂を担当。著書に『日本史のツボ』『承久の乱』(文春新書)、『軍事の日本史』(朝日新書)、『乱と変の日本史』(祥伝社新書)、『考える日本史』(河出新書)。監修に『東大教授がおしえる やばい日本史』(ダイヤモンド社)など多数。 ニュース3面鏡 インターネットの登場以来、以前にもまして巷にはニュースがあふれ返っています。そうしたニュースや出来事の中から、DOL編集部が気になる出来事を厳選し、正面のみならず右から左から、価値あるニュース、楽しいニュースをお届けします。 バックナンバー一覧 鎌倉時代、2度にわたってモンゴルに攻め入られた日本。そんな大国の侵攻から日本を救った英雄とみられているのが、北条時宗だ。しかし、モンゴルが日本に攻め入った経緯を

                                                                              モンゴル帝国から日本を救った北条時宗が「英雄」とは言い難いワケ
                                                                            • 2000年代後半のウェブ小説書籍化(後編) ケータイ小説以外の動向|飯田一史|monokaki―小説の書き方、小説のコツ/書きたい気持ちに火がつく。

                                                                              メディア上ではケータイ小説に注目が集まっていた2000年代後半には、ようやくファンタジーのウェブ小説書籍化からヒットが登場し、異世界「転移」の書籍化作品もついに現れた――異世界「転生」はおそらくまだだったが。 今回はケータイ小説以外の2000年代後半のウェブ小説書籍化の動きについてまとめてみていく。 2000年代後半のアルファポリス 『レイン』『虹色ほたる』『THE QUIZ』 05年には吉野匠の代表作『レイン』がアルファポリスのドリームブッククラブを通じて書籍化され、最終的にはシリーズ累計100万部に達する。 黒衣の剣士レインが無双するファンタジー小説である。 吉野はラノベ新人賞に投稿していたがなかなか通らず、自分の楽しみのために書いたという。これが吉野のデビュー作にして最大のヒット作となる――が、四六判単行本で刊行された『レイン』を当時「ライトノベル」とみなしている業界関係者は少なかっ

                                                                                2000年代後半のウェブ小説書籍化(後編) ケータイ小説以外の動向|飯田一史|monokaki―小説の書き方、小説のコツ/書きたい気持ちに火がつく。
                                                                              • 日本の大学がダメになった理由がわかった! 『大学教授が、「研究だけ」していると思ったら、大間違いだ! 』 | BOOKウォッチ

                                                                                これまでに、あるようでなかった本かもしれないと思った。『大学教授が、「研究だけ」していると思ったら、大間違いだ!』(イースト・プレス)。昨今の大学の先生が、研究以外のことでいかに大変かということを体験的につづっている。「『不人気学科教授』奮闘記」という副題も付いている。 「雑事」で忙しい 著者の斎藤恭一さんは1953年生まれ。早稲田大学理工学部応用化学科卒業、東京大学大学院工学系研究科化学工学専攻修了。東京大学工学部助手、助教授を経て、2019年まで千葉大学工学部教授を務める。現在、早稲田大学理工学術院客員教授。専門は、放射線グラフト重合法による高分子吸着材の開発。 著書に、『道具としての微分方程式 偏微分編』(講談社ブルーバックス)、『数学で学ぶ化学工学11話』(朝倉書店)、『理系プレゼンの五輪書』(みみずく舎)、『理系英語最強リーディング術』(アルク)、共著に、『アブストラクトで学ぶ理

                                                                                  日本の大学がダメになった理由がわかった! 『大学教授が、「研究だけ」していると思ったら、大間違いだ! 』 | BOOKウォッチ
                                                                                • 最低賃金は引き上げるべきか、引き上げてはいけないのか 週刊プレイボーイ連載(393) – 橘玲 公式BLOG

                                                                                  安倍政権は「経済財政運営と改革の基本方針(骨太方針)」で、最低賃金を「年率3%程度を目途として、全国加重平均が1000円となることを目指す」としています。これではぜんぜん物足りないとして、「最低賃金1500円」を掲げる「リベラル派」もいます。 2018年の全国平均の最低賃金は874円で、1日8時間勤務で約7000円、1カ月フルタイム(週5日)で働いて約15万円程度です。それが1000円になれば収入は14%増(月17万円)、1500円なら70%増(月25万円)になる計算です。これなら貯蓄をする余裕もでき、「老後2000万円不足問題」も解消するのではないでしょうか。 しかし、世の中のたいていのことがそうであるように話はそう簡単ではありません。 アルバイトが8人いたとして、最低賃金が1000円になると人件費が月17万円増えるので、売上が変わらなければ1人に辞めてもらわなければなりません。最低賃金

                                                                                    最低賃金は引き上げるべきか、引き上げてはいけないのか 週刊プレイボーイ連載(393) – 橘玲 公式BLOG