こんちは。チルドです。 青春の一冊という企画で、記憶をたどってみたところ、意外な小説を思い出しました。 それが、王領寺静(藤本ひとみ)著の「黄金拍車」です。 黄金拍車〈1〉異次元騎士カズマ (角川文庫―スニーカー文庫)王領寺 静 実のところ、この小説、あらすじをあまり覚えていませんでした。こちらへ書くために、あらためて調べてみて、うっすら思い出す程度でした。 それが、なぜ印象に残った小説だったかというと、ヒロインがあまりにも悲劇的だったからなのです。 あまりにもリアルな描写「黄金拍車」には、可愛いヒロインが出てきて、主人公のカズマに恋したりするんですが、その展開があんまりなんです。 あるヒロインが、敵の海賊に捕まってしまい、それを主人公のカズマが救出へいきます。迫りくる海賊をバッタバッタと切り倒して、見事にヒロインの救出には成功します。 ここまではいいんですよ。わぁーいと無邪気に喜んでいま