どうもさるオヤジです。 マンションなどのくい打ちデータ不正の再発防止策として、国土交通省が、工事の丸投げの判断基準を明確化することを柱とした対策案をまとめたそうです。 www.nikkei.com でもこれ、再発防止策になるとはまったく思えません。 丸投げを厳しく禁止することで、多重の下請け構造を排除して、責任の所在を明確化させるねらいがあるようですが、データ不正の再発防止には何の対策にもならない愚策だと思います。 厳しい言い方をすれば、役所に出す書類が一揃え増えるだけです。 丸投げは悪い事ではない そもそも丸投げは、そんなに悪いことではありません。大会社の元請よりも、地場の下請け中小企業の方が、よっぽど機動力がありますし、俊敏性もあります。むしろ、地域によっては元請よりも知名度があったり、信頼を得ていることも多く、不測の事態に臨機に対応できるのも下請け業者だったりします。 元請が、地場の