私は宮城県図書館の旧職員で、在職中は主として古典籍の整理を担当しました。退職して10年以上たちますが、2月25日付河北新報報道には驚きました。全国の図書館・研究者から評価されてきた、「図書館の誇り」というべき古典籍をすべて東北歴史博物館に移すことに決まったというのです。私は長い期間、これら11万点余の資料を先輩たちと整理し、5冊の目録として刊行しました。そのほとんどを見、触れていますから、糸とじ本一冊一冊に愛着があります。 その後、県議会に「移管の即時停止並びに移管決定に至る手続きの公開」の請願があり(私も参加しました)、「宮城県図書館のあり方を考える会」などの応援もあって、請願は採択され、移管は停止となりました。 県教委から9月1日、請願者宛に「移管作業は停止するが、県民から意見をもらって再検討したい」との通知がありました。どうやら移管問題の論議は継続の模様です。そこで、県教委の文書に記
河北新報の記事によると、宮城県図書館から「青柳文庫」等の貴重書コレクションを東北歴史博物館に移管するという方針について、2011年度中の移管は白紙となり、2011年秋以降に有識者の会議により今後の方針を協議することとなったとのことです。 図書館資料移管、白紙 県教委方針 秋にも有識者会議(河北新報 2011/7/21付けの記事) http://www.kahoku.co.jp/news/2011/07/20110721t11021.htm 参考: 宮城県図書館から「青柳文庫」等の特別コレクションを含む約11万点、東北歴史博物館に移管へ http://current.ndl.go.jp/node/17673
【2013年6月20日 ヨーロッパ宇宙機関】 金星全体を吹きわたる謎の暴風「スーパーローテーション」が過去6年間で大幅に加速していることなどを、日本とロシアの研究チームがそれぞれつきとめた。 ビーナスエクスプレスがとらえた金星大気とその動き。手動で4万5000個、自動プログラムで35万個にもおよぶ雲の模様を追跡し、長期での加速をつきとめた。クリックで拡大(提供:Fig. 3 from Khatuntsev et al, Cloud level winds from the Venus Express Monitoring Camera imaging, Icarus (2013); doi: 10.1016/j.icarus.2013.05.018) 周期243日というひじょうにゆっくりとした自転をしている金星の表面を、わずか4日間で一周する謎の暴風「スーパーローテーション」が、過去6年で
リスト制作委員会 原口正宏 今から約1年前、この連載の第1回で「日本初のTVアニメは何か」という話題に触れ、『もぐらの アバンチュール』という作品のことを紹介した。同作が1958年10月15日に日本テレビで放映されていた、と書いたのもこの時が初めてだった。これは、NHKの『新しい動画 3つのはなし』(1960年)を最初のTVアニメと位置づけてきた歴史的常識を塗り替える快挙だったが、当時はあまり話題にはならなかったようだ。その後、昨年7月の頭にはウィキペディアに「もぐらのアバンチュール」の項目が立ち上がり(私が書いたものではない)、この作品が日本初のTVアニメであることは公然の事実となったが、一般的な知名度はまだまだ低かったのではないかと想像する。 その『もぐらの アバンチュール』が、このたびアニマックスで放送されることが決まった。7月21日(土)の19時〜21時、特番「TVアニメ50年の金
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