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ブックマーク / www.webchikuma.jp (6)

  • 自警団事件の真相を探る|筑摩選書|佐藤 冬樹|webちくま

    東大震災直後の朝鮮人・中国人虐殺事件から100年を迎えた今年、様々な追悼行事が行われたが、いっぽうで事件そのものを否定するかのような言動も目立った。筑摩選書『関東大震災と民衆犯罪』の著者にあらためて、書執筆の意図とこの間の動向をどう見るかを尋ねた。 1.「死者をふたたび殺す」松野官房長官発言 Q 関東大震災百周年の今年、政府高官が朝鮮人虐殺事件を否定するような発言が相次ぎました。8月30日には松野博一官房長官が「事実関係を把握できる記録が、政府内に見当たらない」と発言しました。政府の姿勢に対してどのように感じますか? A 松野博一氏は、千葉県立木更津高校の出身です。震災直後、あの町では数百名の自警団が、警察署に収容中の朝鮮人を引き渡せと叫んで騒乱をくり広げました。1923年9月3日から実に3日間にわたっての事件でした。5日には日刀や棍棒、鳶口で武装した自警団が、木更津駅前の巡査派出所

    自警団事件の真相を探る|筑摩選書|佐藤 冬樹|webちくま
    seven_cz
    seven_cz 2024/01/11
    “民衆犯罪をリードしたのは…消防組です。自警団員に占める消防組員の割合は、東京と千葉、埼玉で六割”、“震災の数年前から警察は「民衆の警察化」政策を推進、消防組に米騒動のような民衆暴動を鎮圧する役割を”
  • 毎日放送「〈映像〉の系譜」編① 標的にされる「教育」と「メディア」|地方メディアの逆襲|松本 創|webちくま(1/3)

    地方にいるからこそ、見えてくるものがある。東京に集中する大手メディアには見過ごされがちな、それぞれの問題を丹念に取材する地方紙、地方テレビ局。彼らはどのような信念と視点を持ってニュースを追いかけるのか? 報道の現場と人を各地に訪ね歩く「地方メディアの逆襲」。ドキュメンタリー「映像」シリーズの放送を長年続ける大阪・毎日放送に迫ります。 地方テレビ局発のドキュメンタリーが気を吐いている。視聴者が減少し、広告収入でネットに抜かれ、それでも視聴率に汲々として、「早く、安く、わかりやすく」と情報バラエティー化が進むテレビ業界にあって、ドキュメンタリーは「金と時間をうばかり」「好きなことばかりやっている」と片隅に追いやられてきた。しかし、それぞれの現場で足を踏ん張り、力のある作品で存在意義を示す作り手たちは今も全国各地にいる。しぶとく生き残っている。 大阪の毎日放送は月に1回、日曜深夜にドキュメンタ

    毎日放送「〈映像〉の系譜」編① 標的にされる「教育」と「メディア」|地方メディアの逆襲|松本 創|webちくま(1/3)
    seven_cz
    seven_cz 2020/09/26
    第3弾は、大阪MBSのドキュメンタリー「映像」製作陣。2017年の教科書問題のは深く印象に残っている。今回記事の最後に取り上げられている橋下記者会見に纏わる他の報道関係者やネットの反応の醜悪さ。
  • 琉球新報「ファクトチェック」報道編① フェイクに蹂躙される沖縄|地方メディアの逆襲|松本 創|webちくま(1/3)

    地方にいるからこそ、見えてくるものがある。東京に集中する大手メディアには見過ごされがちな、それぞれの問題を丹念に取材する地方紙、地方テレビ局。彼らはどのような信念と視点を持ってニュースを追いかけるのか? 報道の現場と人を各地に訪ね歩く「地方メディアの逆襲」。先の沖縄県知事選挙を機に「ファクトチェック・フェイク監視」を始めた琉球新報に迫ります。 「ポスト・トゥルース(脱真実)」という言葉が欧米発で流行したのが2016年。「フェイクニュース」「オルタナティブ・ファクト」などの言葉も定着して久しく、これに対する「ファクトチェック(事実検証)」の取り組みも、各国のメディアや専門サイトで進んでいる。 日の地方メディアで、いち早く取り組んだのは沖縄の琉球新報だ。戦後75年間、望まぬ米軍基地を押し付けられ、危険と不安にさらされ続ける沖縄には、何十年も前から土発の「基地神話」がまとわりついてきた。それ

    琉球新報「ファクトチェック」報道編① フェイクに蹂躙される沖縄|地方メディアの逆襲|松本 創|webちくま(1/3)
    seven_cz
    seven_cz 2020/08/25
    webちくまでの松本創による地方メディアの取材活動を追う連載、秋田魁のイージス・アショアに続く第2弾は、沖縄の琉球新報によるファクトチェック報道。期待。
  • 秋田魁新報「イージス・アショア」報道編① 取材方針「やれることは何でもやる」|地方メディアの逆襲|松本 創|webちくま(1/3)

    地方にいるからこそ、見えてくるものがある。東京に集中する大手メディアには見過ごされがちな、それぞれの問題を丹念に取材する地方紙、地方テレビ局。彼らはどのような信念と視点を持ってニュースを追いかけるのか? 報道の現場と人を各地に訪ね歩く「地方メディアの逆襲」。12月9日にちくま新書の1冊として刊行予定です。こちらでは、政府が断念したイージス・アショア配備計画を追い続けた秋田魁(さきがけ)新報を取り上げた回の一部がご覧になれます。 2020年6月15日、河野太郎防衛大臣は、陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」を秋田県と山口県に配備する計画の停止を表明した。24日には政府が計画を撤回。国家安全保障政策の柱の一つであるミサイル防衛が見直されることになった。  河野大臣は、ミサイル打ち上げの際に切り離す推進装置「ブースター」の落下で安全が確保できないことを理由に挙げたが、最初に流れを

    秋田魁新報「イージス・アショア」報道編① 取材方針「やれることは何でもやる」|地方メディアの逆襲|松本 創|webちくま(1/3)
    seven_cz
    seven_cz 2020/08/04
    地方メディアによる調査報道を取り上げるシリーズ第1弾、秋田魁新報のイージス・アショア配備についての取材活動、報道。読みごたえあり。
  • File43.生産性が無いと言われたときに読む本|昨日、なに読んだ?|webちくま

    紙の単行、文庫、デジタルのスマホ、タブレット、電子ブックリーダー…かたちは変われど、ひとはいつだってを読む。気になるあのひとはどんなを読んでいる? 各界で活躍されている方たちが読みたてホヤホヤをそっと教えてくれるリレー書評。 【王谷晶(小説家)】→→坂上秋成(小説家/批評家)→→??? ワッツアップ、メーン? 近頃話題の非生産ピーポーこと同性愛者としてこの聳え立つクソのような世界でなんとか口を糊しているチンケな小説家、王谷晶と申します。名前だけでも覚えてってください。 突然だが最近仕事が忙しい。賞も獲ってなけりゃ”美人女流作家”でもないのにありがたくも忙しい。そんな私に口の悪いダチ公どもは「非生産特需」などとぬかしやがる。いやまあ、でも、正直ちょびっとそういう側面もありますでしょうな。LGBT特需、差別特需、焼け太り。上等上等大いに結構。悔しけりゃ焼けて太ってみろってんだ。太る前に

    File43.生産性が無いと言われたときに読む本|昨日、なに読んだ?|webちくま
    seven_cz
    seven_cz 2018/10/12
    あなたに届くように書くとの、その言葉が怒りと悲しみの果てに辿り着く場所であることに、胸が詰まる。泣いた。
  • 【第90回】関東大震災「朝鮮人虐殺」問題|世の中ラボ|斎藤 美奈子|webちくま

    ただいま話題のあのニュースや流行の出来事を、毎月3冊の関連を選んで論じます。書評として読んでもよし、時評として読んでもよし。「を読まないと分からないことがある」ことがよく分かる、目から鱗がはらはら落ちます。PR誌「ちくま」2017年10月号より転載。 小池百合子知事が、九月一日に横網町公園(墨田区)で営まれる関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式への追悼文送付を見送った(知事にならって山亨墨田区長も追悼文の送付を見送った)。 都が方針を見直したキッカケは、三月の都議会一般質問。古賀俊昭議員(自民党)が、碑文にある六千余名という数を「根拠が希薄」とし、案内状にも「六千余名、虐殺の文言がある」ことから、「知事が歴史をゆがめる行為に加担することになりかねない」と追及し、知事は「私自身がよく目を通した上で適切に判断する」と答弁。都側は虐殺者数について「六千人が正しいのか、正しくないのか特定できないのが

    【第90回】関東大震災「朝鮮人虐殺」問題|世の中ラボ|斎藤 美奈子|webちくま
    seven_cz
    seven_cz 2017/11/03
    “PR誌「ちくま」2017年10月号より転載。”昨今の関東大震災時の朝鮮人虐殺に関しての歴史修正主義の動きと関連書籍紹介。
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