NECは、11月5日に開幕したプライベートショー「C&Cユーザーフォーラム&iEXPO2009」(東京・国際フォーラム、6日まで)で、ブラザー工業の眼鏡型網膜走査ディスプレイを採用した業務システム「Tele Scouter」(テレスカウター)を参考出展している。眼鏡型ディスプレイを実際に装着し、使用感を試すこともできる。 網膜ディスプレイは、目に入れても安全な明るさの光を網膜に当て、その光を高速に動かすことによる残像効果を利用し、網膜に映像を投影する技術。NECのシステムは、ブラザー工業が開発中の眼鏡型ディスプレイを採用。来年11月から出荷する予定で、工場や倉庫の現場支援用途や、コンテンツ配信などへの展開も進めていく考えだ。 デモでは、顔認識システムと組み合わせて顧客情報を表示したり、翻訳技術と組み合わせた自動翻訳システムを体験できる。顔認識システムと組み合わせたデモでは、WebカメラとP
マイクロソフト社のOffice Online開発者ブログ「Inside Office Online blog」にて、ビル・ゲイツ氏が自身で実践している「マイクロソフト風GTD」について明かしました。まぁ要はSharePointやLiveMeetingなどの自社製品が超便利だぜ、という話なのですが、その中で紹介しているトリプルモニターの使用方法がなかなか興味深いのでご紹介します。 ゲイツ氏の元には1日100通以上の従業員からのメールと、それ以上の数の顧客やパートナーたちからのメールが届くそうです。ゲイツ氏はこの膨大な量のメールを、3つ並んだ大きなモニターディスプレイを駆使して処理していくのだとか: 左側のモニターには、Outlook 2007の受信箱をいつも開きっぱなしにしておきます。新しいメッセージが来たらすぐにわかるようにね。現在読んだり書いたりしているメールや文書は、真ん中のモニターで
ノートPCを数年使っていると、下の写真のように液晶ディスプレイの発色が悪くなり、赤みがかった表示になってきます。この症状は、ディスプレイのバックライトを交換するだけで、直ります。 バックライト交換前 バックライト交換後(写真映りが悪いですが、人間の目でみれば新品同様です) このバックライトの交換作業は、業者に頼むと、2万円程度かかります。結構高いです。この際、新しいノートPCを買おうかな、という気分になってしまいます。 ところがこのバックライト、部品自体は600円で市販されています。通販で購入しても送料込みで1000円でおつりが来ます。そこで、自分でバックライトの購入&交換作業を行い、液晶ディスプレイを復活させてみました。以下、手順を紹介します。 まずノートPCの分解 ノートPCを分解して、交換が必要な部品を調べます。 ノートPCには右の画像のような液晶モジュールが入っています。バックライ
発売中 価格:149,000円 デル株式会社は、スタイリッシュデザインを採用した22型ワイド液晶ディスプレイ「DELL CRYSTAL」を発売した。価格は149,000円。 液晶パネルの周囲を強化ガラスで囲み、強化ガラスに4基のスピーカーとタッチスイッチを埋め込んだデザインの液晶ディスプレイ。同社は“当社史上もっとも斬新かつスタイリッシュなプロダクトデザイン”と謳っている。 また、スタンドは合金製の3脚タイプを採用。入力をHDMIの1系統のみとし、電源/USB/HDMI/サブウーファ接続の各端子およびコードを一本のケーブルに収束するなど、ディスプレイへの煩雑なケーブル配線を廃した。 主な仕様は、解像度が1,680×1,050ドット(WSXGA+)、最大表示色数が約1,677万色、応答速度が5ms(中間色は2ms)、輝度が270cd/平方m、コントラスト比が2,000:1、視野角が上下/左右
オリンパス、完全ワイヤレスで背後も透ける新HMD「慧眼」 −散歩中に観光/店舗情報を自動表示。中央大と実験 オリンパス株式会社の未来創造研究所は25日、同社ヘッドマウントディスプレイ「Eye-Trek(アイトレック)」の最新試作機として、完全なワイヤレスを実現した「モバイルEye-Trek -慧眼(けいがん)-」を発表した。中央大学と共同で2月下旬より実施する「インスパイア型ユビキタスサービス」の実証実験に使用されるもので、販売の予定は無いという。 HMD(Head Mounted Display)は通常、映像を表示するための機器と有線接続されているが、「慧眼」では、映像出力機器とワイヤレスで接続されているのが特徴。 表示デバイスには、HMDの中でオリンパスが唯一採用しているという、瞳分割方式のシースルー光学系を使用。瞳孔の約半分の面積の光学バーに液晶を用いて映像を表示するシステ
三菱電機はこのほど、レーザーを光源にしたリアプロジェクションテレビの65インチ試作機を公開し、今秋に北米で発売すると発表した。通常の液晶テレビの約2倍という色再現範囲の広さが特徴で、レーザーを光源にしたテレビの発売は世界初。国内での発売は未定。 RGBの3色のレーザー光線と光学設計技術、独自のカラーマネジメント技術を組み合わせ、彩度の高い原色表示と自然な色再現を可能にした。x.v.Colorに対応した。 65インチ試作機の厚さは約25センチと、壁掛けも可能なサイズにコンパクト化した。光学系を小口径化した「超広角光学エンジン」や、小型のレーザー駆動電源などを採用している。 新開発の小型冷却装置を搭載し、レーザー光源の寿命は3万時間以上に延ばした。 3D動画表示に対応し、専用めがねをかければ動画を立体的に見られる。多人数で色鮮やかな3D映像を楽しめるとしている。
オリンパスの未来創造研究所が試作機として開発した「モバイル Eye-Trek―慧眼―」は、視界を隠すことなく映像を表示する眼鏡型のHMD(ヘッドマウントディスプレイ)だ。 この試作機には従来のHMDのようにバッテリーや映像出力と接続するコードがない。眼鏡のつるの部分に無線モジュールとバッテリーを内蔵することで、完全ワイヤレス化を実現したのが大きな特徴。映像は眼鏡の右側に設置された「光学バー」からレンズを介して表示される。 右側のつるが分厚いのは、バッテリーと無線モジュールを内蔵しているため(左)。映像を映し出す光学バー(中央)。この光学バーは「瞳分割方式シースルー光学系」とよばれる独自技術を採用している。バーの幅を瞳孔径より小さくすることで、バーに覆われた部分の視界も確保できるという(右)
1月のCESで初披露され、10月1日に正式発表されたソニーの有機ELテレビ「XEL-1」。世界で初めて販売される有機ELテレビであり、また、最薄部が3mmという未来的な本体デザインなどが注目され、CEATEC JAPAN 2007でも目玉展示の一つとなっていた。 価格は20万円と同サイズの他方式のテレビとは比べ物にならないほど高価だが、ついに“実用化”される有機ELテレビという技術的な側面、そして驚異的な薄型というテレビの新しい潮流の先駆けとして、今シーズンの最注目製品の一つといえる。 その薄さなどは、確かに“次世代”を感じさせるものだが、機能的には「シンプルなテレビ」でもある、今回短期間ではあるものの、新有機ELテレビ「XEL-1」をお借りできたので、その使用感を紹介する。 ■ 超薄型のディスプレイ部。薄型の台座部にチューナなどを内蔵 最薄部3mmと超薄型のディスプレイ部を本体右側のアー
CEATEC JAPAN 2007【Dolby編】 液晶テレビ向けコントラスト改善技術を初公開 −40年の歴史の集大成「ドルビーボリューム」も Dolby Japanは、CEATEC JAPANに初出展。「Hall 2」にブースを設けてTrueHDなどのサラウンド音声のデモを実施しているほか、国際会議場の201会議室に「Dolbyシアター」を設置。新3D上映システム「Dolby 3D Digital Cinema」でスターウォーズの1シーンなどが3D映像で体験できる。 201会議室では、液晶テレビのコントラストを向上させる新技術「ドルビービジョン(Dolby Vision)」、「ドルビーコントラスト(Dolby Contrast)」を初公開。さらに、映画の音声や音楽の音量を一定に抑えた場合でも、製作者の意図に近いバランスで再生できるという「ドルビーボリューム(Dolby Volu
テレビ/ディスプレイ関連の新製品、新技術が多数発表された「CEATEC JAPAN 2007」。エフ・イー・テクノロジーズ株式会社は、次世代ディスプレイ「FED」の240フレーム表示対応モデルを参考出品している。 エフ・イー・テクノロジーズは、ソニーが開発していたFED技術について事業を継承し、2006年にソニーと投資ファンドの共同出資により設立されたディスプレイ開発企画会社。 同社が開発中のナノスピント型「FED(Field Emission Display/電界放出ディスプレイ)」は、電子を蛍光体に衝突させて発光させるというブラウン管に近い自発光方式のディスプレイ。ブラウン管に近い自然な高画質が実現できるほか、1ピクセルに対して微細なエミッタ(ナノスピントエミッタ)を1万個以上対抗させる構造を採用することで、画面の隅々まで歪みのない均一なフォーカス感が実現できるのが特徴。 4月に
ちょいと手ブレておりますが…。 それでも、こんなに違いが明白。これまで黒の表現が苦手としてきた液晶テレビですが、その弱点をDOLBYが克服しました。左が新技術「ドルビービジョン」で、右が従来のLCD。同じ画面なのに、印象が全く違いますね。 これまでの液晶テレビは、LEDバックライトでスクリーン全面を照らすため、黒の部分も鈍く光っていました。でも、新しい「局所輝度制御」技術により、バックライトとスクリーンの間にもう一枚かませて、黒い部分の輝度を徹底的に押さえることに成功したんだそうです。要するに、影絵の要素で黒い部分だけ、局所的にLEDバックライトの明かりを遮断するということみたい。 ま、とにかく、見ていて気持ちがいいことは、確かですね。 (オサダシン) ■「CEATEC2007」のレポート一覧はコチラ!
ソニーは、テレビ製品としては世界初となる有機ELパネル搭載テレビ「XEL-1」を12月1日より発売する。価格は20万円。 新開発の11型/960×540ドット有機ELパネルを採用。自発光方式のため、バックライトなどの光源が不要という、有機ELの特徴を生かし、ディスプレイの最薄部は3mmを実現した。 独自の「Super Top Emission」により高い開口率を実現。さらに、多重反射により各画素の有機膜層から出力光を効率よく取り出すマイクロキャビィティ構造の採用や、出力光をカラーフィルタで調節することで、自然な発色と、高い色純度を実現する。 コントラスト比は100万:1以上(全白/黒)で、「われわれの持つ測定器の限界を超えている」という。黒色表現時には「完全なカットオフ、発光ゼロの状態にできる」ため、深い黒色再現が可能となっている。 また、輝度ゼロからピークまで、全階調にわたり細かな色制御
PCデポ、直販14,700円の8型VGA液晶ディスプレイ −車載/PC対応。コンポジット/アナログRGB搭載 株式会社ピーシーデポコーポレーション(PCデポ)は、車載/PC向けの8型液晶ディスプレイ「CIRCUS!POWER」(KW-M80C)を8月11日よりPCデポ55店舗や直販サイトで発売した。直販価格は14,700円。 8型/解像度800×600ドットの液晶ディスプレイ。映像入力としてコンポジットとアナログRGB(D-Sub 15ピン)を搭載し、ACアダプタと12V車用のシガーソケットアダプタを同梱、車載またはパソコンでの利用を想定する。コントラスト比は500:1、視野角は上下150度/左右140度、応答速度は18ms。 音声出力としてイヤフォン端子を搭載。スタンドを除く外形寸法と重量は207×28×163mm(幅×奥行き×高さ)、670g。リモコンが付属する。 □PCデポ
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