東京都知事選挙は、小池百合子氏が2912628票を獲得して当選した。これは2007年に石原慎太郎氏が獲得した2811486票を上回っており、堂々たる勝利といえるだろう。今後、自民都連や都議会との関係がどうなるのかや、無残な負け方をした鳥越俊太郎氏を擁立した野党四党がどのような責任を取るのかなどにも関心が集まるだろうが、こちらは諸兄の賢察を待ちたいと思う。 個人的には、主要三候補からは離された票数だが、四位以下の候補者の数字も興味深かった。彼らはほぼマスメディアからは「いないもの」と扱われていた印象だが、それでも一定の票数は確保している。ここでは彼らについて選挙マニアとして少し考察してみたい。 「ネット候補」としては物足りなさがあった上杉隆氏まず、四位となる上杉隆氏。18万票近くを獲得した。ジャーナリストとしての毀誉褒貶についてはここでは置くが、都知事選では都の最低時給907円で働くと名言し
![東京都知事選の得票数四位以下の候補者について考察してみる(ふじいりょう) - 個人 - Yahoo!ニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/339b4ad5937c602d3cec361153b66389eda210e5/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Frpr.c.yimg.jp%2Famd%2F20160802-00060637-roupeiro-000-6-view.jpg)