電子データ化した人気コミックを無料で公開することで、広告収入などの不当な利益を得てきたサイト『漫画村』の問題はご存知だろう。4月半ばになりサイトの閉鎖・移転や、政府によるプロバイダーへの接続遮断の呼びかけがなされるなど、風当たりが一気に強まっている。 いっぽう、漫画村側は「これは違法ではない」と強弁し、サイト閉鎖後も挑発的な主張を続けているとされる。現状、こうした著作権侵害ビジネス(というか犯罪商売)は、侵害者側にとってそれほどリスクが大きくないという事実を痛感させる話だ。 ところで私事となるが、本記事の筆者の私自身も、しばしば著作権侵害行為の被害者になっている。ルポライターである私は従来の雑誌や書籍の仕事に加えて、昨年からウェブ媒体への寄稿をかなり増やした。結果、電子データはコピペが簡単であるためなのか、自分の記事がネット上で大量に無断転載されるようになったのだ。 今回の記事は、中国ライ
![パクリ放題のウェブ記事に中国ライターが戦いを挑んで起きたカオスな事件 | 文春オンライン](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/801408ff4b2244fe91aaa4b9a1c7e5a1d1c7fe6e/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fbunshun.jp%2Fmwimgs%2F5%2F9%2F1200wm%2Fimg_596075c5f1860f6881e97de9e0ba792f260860.jpg)