佐藤秀峰の件については、色々と思うところがあってゆっくりを色々考えながら書いているのだけれど、ちょっと気になる記事があったので、それに対する反論だけ書いておく。 僕はクリエイターが0から1を生み出す事に尊敬の念を忘れないようにしているんですけど、同様に1を10にするのは編集者で、10を100にも1000にもするのは出版社だと思っています。 種を植えたのは佐藤先生で、それを発芽させて大樹まで育て上げたのは佐藤先生+担当編集+講談社の三者による共同作業だと。 編集者はアイディア出しや資料集め・取材を手伝い、出版社は漫画雑誌が大赤字で売れない時代にリスクを背負ってお金をかけて雑誌に掲載・広報宣伝費を負担する。 そうしてみんなで育てた「ブラックジャックによろしく」を、大成功したからと言って今度は自分のサイトで有料配信というのは「ズルくない?」と思ってしまう。 「ブラックジャックによろしく」は大丈夫