かつてジョージ・ソロス氏の下でQuantum Fundを運用していたスタンレー・ドラッケンミラー氏がCNBCのインタビューでFed(連邦準備制度)の量的緩和終了と金融引き締めの開始についてコメントしている。 低金利時代の終わり Fedは利上げと量的引き締め(バランスシート縮小)を行おうとしている。数年前にも同じことは行われ、2018年の世界同時株安に繋がった。 アメリカ、2018年の株価暴落を引き起こした量的引き締めを発表 しかし今回の金融引き締めは中央銀行による自発的なものではなく、物価高騰を抑えなければならないという必要性に迫られてのものだという点で2018年とは根本的に異なっている。 コロナ蔓延でもインフレ止まらず、12月米物価上昇率は7.1% それはつまり、Fedは自分の意思で金融引き締めを止められないということである。株価が暴落しても、インフレが続く限り、金融引き締めを強要され続
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